ミュゼからのお知らせ

ミュゼプラチナム×JECIE『女性活躍・健康経営プロジェクト』調査結果公開
過去4年間の継続的なアクションにより、月経における労働損失や仕事への支障率・欠勤率が改善

2023/12/28

 2019年2月より、特定非営利活動法人日本子宮内膜症啓発会議(以下、JECIE)協力のもと開始した『女性活躍・健康経営プロジェクト』において全従業員を対象にした「月経に関する調査」を実施いたしました。今回で4回目となる本調査では、これまで実施してきた従業員への生理の社内研修や、月経関連の情報発信などのアクションを継続する重要性や従業員の行動変容が表れていることがわかりました。
 また、過去4年間の社内研修や啓発活動の実施により、社員全体の健康意識が高まり月経痛による仕事パフォーマンスの改善や欠勤率の改善、過多月経における労働損失の改善につながっている事が明らかとなりました。一方で、過多月経に関しては自己評価と客観評価における乖離が見られ、リテラシーの低さが顕れました。ミュゼプラチナムは引き続き、社内研修ならびに啓発活動の実施、さらにミュゼ会員さまだけでなくすべての女性の皆さまへ正しい知識を提供することで月経関連疾患の改善を目指し、女性の長期的な活躍を促進するほか、これまで以上の顧客満足を望める未来を作ってまいります。

< 調査結果サマリー >

■月経痛による仕事への支障率は調査開始時から約13%減少!欠勤率も約4%減少!継続的なアクションの重要性が判明
■過多月経における労働損失は前回比16.1%改善。一方で、若年層を中心に過多月経における自己認知の低さが浮き彫りに!
■ 月経痛や過多月経、PMSを解決するためのホルモン治療者は調査開始時の2倍に!
■ 社内研修など情報発信を強化したことで、全体の約8割が医師による調査結果のフィードバックを希望!

< 調査方法 >
調査手法:インターネット調査
調査対象者:ミュゼプラチナム女性従業員

人数:
1回目:2019年2,489人
2回目:2020年2,595人
3回目:2021年2,424人
4回目:2023年2,367人
調査期間:
1回目:2019年1月21日〜1月31日
2回目:2020年1月22日〜1月31日
3回目:2021年12月2日~12月27日
4回目:2023年2月6日~3月5日

◆今後の展望

必要なアクション

◆月経に関する正しい知識の提供
月経痛の度合いや経血の量や状態など、他者と比べることが難しい部分を客観視できるような知識や情報の提供
痛みや出血量の裏には病気が隠れている可能性があることなども啓発していく

◆PMSに関する正しい知識や対処法の提供
PMS(月経前症候群)とPMDD(月経前不快気分障害)の違いや、主な症状、対処方法についての知識提供

◆低用量ピルの効果や知識の提供
低用量ピルの避妊以外の副次的効果として、月経関連症状の緩和効果があることを分かりやすく、正しく啓発する

 継続して生理の社内研修を行うことで、従業員のリテラシーやQOL・QWLの向上だけでなく、仕事への支障率や欠勤率の減少という結果も表れ、会社経営や業績の面からみてもプラスに働くということが分かりました。

2024年度は3月8日の「国際女性デー」に合わせて、従業員向けの生理研修のみならず、440万人を超えるミュゼ会員さま、ミュゼ会員ではない一般の女性に向けて幅広く生理に関する正しい知識を啓発する活動を実施予定です。ミュゼプラチナムでは今後も生理期間中のデリケートゾーンの不快感を軽減するハイジニーナ脱毛やミュゼコスメの提供、ミュゼクリニックでの低用量ピル処方など女性が健康で快適に生涯を過ごすことができるよう、さまざまな視点から多くの機会を提供してまいります。