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【プロが解説】顔の産毛のデメリットって? 産毛ありなしで化粧ノリを比較

【プロが解説】顔の産毛のデメリットって? 産毛ありなしで化粧ノリを比較

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いまいち化粧ノリが良くなかったり、なんとなく肌がくすんで見えたり、もしかしたらそれ、顔の産毛のせいかも……!
自己処理は肌への刺激も気になるし、いつの間にか伸びてくるのでいっそのこと顔脱毛しちゃうのがオススメ。
「わざわざ顔脱毛する必要あるのかな?」と躊躇している方のために、今回はプロのヘアメイクさんに、顔の産毛のデメリットについて解説してもらいました!

藤田裕美(ヘアスタイリスト)
藤田裕美(ヘアスタイリスト)

ヘアメイク歴17年。都内サロンに数年勤務したのち独立し、フリーのヘアメイク、美容師に。2014年に恵比寿にプライベートサロンを設立。

 

モデルさんをメイクするとき顔の産毛って気になる?

実はメイクをする際に一番気になるのが「産毛」です!

ニキビやシミなどは誰にでも多少あるものですが、産毛はしっかり処理してる人と処理していない人でメイクの仕上がりに大きく差が出る部分になります。

メイクを受けられる3割程度の人は未処理、または処理不足の印象ですね。

産毛がない方がキレイに仕上がるので、しっかりケアしていただきたいのが本音です。

産毛のデメリットって?

化粧ノリが悪く、メイク崩れもしやすい!

メイクをする前のスキンケアの時点で、産毛が濃いと水分をはじいてしまったり、浸透しづらかったすることがあります。

しっかり保湿ができていないと、そもそもファンデーションがうまくのらなかったり、産毛の濃さに応じてムラになってしまうことも…。特にパウダータイプのファンデーションやチークなどは落ちやすく、メイク崩れにもつながります。

肌のトーンがくすんで見える!

素の肌色は明るいのに産毛のせいで暗く見えてしまっている人は意外と多いです。

髪の毛ほど太くないにしろ、濃い茶〜黒い毛がたくさん生えているわけですから、毛の色と毛の影でどうしてもトーンは暗くなってしまいます。

せっかくキレイな肌のトーンを持っているのに、産毛でそれを覆い隠してしまっている可能性も。もったいないです!!

毛穴が広がることによる悪影響も!

メイクのノリが悪くなるだけでなく、産毛は肌トラブルの原因にもなります。産毛があるとメイクが毛に溜まりやすく、しっかり落とせていないことも。
肌に残った化粧品の油分が黒ずみになってしまいます…!

剃り残しが多いのはどのパーツ?

剃り残しポイント満載! 『鼻下~口周りの産毛』

やはり一番気になるのは鼻下(ヒゲ)〜口周りです。

忘れがちではありますが、下唇のすぐ下にも細かい産毛があったり、口角部分が剃りにくかったり、口周りには剃り残しポイントが多め。鼻下は念入りに処理しているのに、口角には産毛が目立つ…なんてこともしばしば。

チークが悪目立ちしちゃうかも……『頬の産毛』

次に気になるのはです。特にチークをのせる頬の一番高い部分が目立ちます。

チークの多くはパウダータイプなので、産毛が濃い方だとチークで色がついた毛が目立ってしまうかも。顔の広範囲を占める部位なだけあって、産毛を処理していないままだとかなりくすんでしまいます。

完全盲点……! 処理しづらい『もみあげ付近の産毛』

なかなか完璧な自己処理は難しいもみあげ部分。失敗するともみあげの形が変になりそうで、怖いですよね。

髪をアップにする方やショートヘアの方に気をつけてほしいのが「耳たぶ下〜うなじにかけてのライン」。薄い産毛が意外と生えやすい部分で、毛が繋がって見えることもあるので要チェック!

自分で鏡を見ても顔の正面しか見えないため、「どうせ見えないよね!?」と思っているサイド部分が意外な落とし穴かもしれません。三面鏡を使うなどして細かなチェックをオススメします。

【検証】産毛のある肌とない肌にファンデをのせた結果…

実際に産毛のある肌とない肌にファンデーションをのせてみました!

まずこちらが産毛処理をしていない素肌です。もみあげから頬にかけて、うっすら毛が生えているのが分かりますね。

それでは上の産毛未処理の肌にファンデーションをのせたものと、産毛を剃ってファンデーションをのせた際の仕上がりを比較…!

ファンデーションを塗っても、左はもみあげ付近の毛がフサフサと見えてしまっているのがわかります。一方、右の産毛を処理した状態では肌のトーンが均一で、なめらかな印象です。

今回は特に濃く生えやすいもみあげ付近をピックアップしましたが、顔全体をしっかり処理してファンデーションをのせれば、全体のトーンとなめらかさをアップできます!

肌の表面がフラットになるので、ファンデーションを伸ばしやすくなり、メイクが楽になりますよ♪

産毛モニター感想

顔の毛、特にもみあげやあごのラインは自分ではあまりよく見えないので、認識もお手入れも甘くなりがちでした。反省…。
処理することでキレイに見えることに気付けたので、自分でもこれからはこまめにお手入れしようと思います!

でも、横顔の自己処理って見づらくてめんどうだし絶対忘れるので、顔脱毛、全然アリですね。

まとめ

顔の産毛が、化粧ノリや崩れ、くすみにまでつながっていたなんて! 意外と気付きにくい箇所もたくさんあって注意が必要だということが分かりました…。

特にもみあげ部分なんかは盲点になりがちなので、合わせ鏡や三面鏡でしっかりチェックした方が良さそうです。処理が面倒な人や、大事なお顔を傷つけてしまうのが怖い人はサロンやクリニックで脱毛してしまうのもオススメです

構成・文/mismos編集部
監修/ヘアメイク 藤田裕美
イラスト/町田李句

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