8 働きがいも経済成長もチーム主義のミュゼ

障害者雇用の促進
ミュゼプラチナムでは、さまざまな障害を持った方が本社やサロンで健常者と一緒に働いています。週に1回の交換日記や社外の就労支援センター等と連携し、働きやすい職場環境づくりを行なっています。

2018年にはこれまでの取り組みが評価され、東京都産業労働局が主催する「平成30年度障害者雇用エクセレントカンパニー賞」を受賞しました。さらに、2020年には東京都の「心のバリアフリー」サポート企業に登録されました。

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ミュゼの障害者雇用への取り組み

▶「店舗管理係さん」という役割を与え、社内報で発信

障害者の方を「店舗管理係」という役職にし、仕事の役割を明確にしました。そうすることで本人にもスムーズに受け入れられ、忙しいときに手が回らない掃除や洗濯などを自ら行うことができています。さらに、社内報で写真とコメントつきで店舗管理係さんを紹介し、店舗管理係が業務遂行に貢献していることをすべての社員が認識できるようにしています。

▶ 全店舗共通のマニュアルを作成

以前は異動で担当者が入れ替わると、採用・研修のルールが変わってしまうため、店舗管理係さんが混乱していました。その解決のために、全店舗共通の写真付き業務マニュアルを作成。担当者が変わっても同様の仕事が行えるようになりました。

▶チーム主導の働き方を推進 障害者の方だけの部署はつくらない

「チーム主義」を合言葉に、1店舗が1つのチームとして活動し、障害者の方だけの部署はつくらず、チーム全員が当たり前のように溶け込めるようにしています。店舗では声掛け(あいさつやお礼等)を行うようにしている他、SNSやホワイトボード等を活用しながらコミュニケーション方法を工夫しており、障害者もチームの一員であるという理念が浸透しています。また、「業務週報」により交換日記形式で障害者と店舗責任者がやり取りをすることで、シフトで直接会えない場合も情報が共有されています。さらに朝礼では、障害者の方にも売上高などを共有し、一緒に頑張り、一緒に喜べるチーム力を大切にしています。

▶ 正社員への転換制度を明文化

就業規則に、正社員への転換制度を明文化しており、1名の実績があります。契約期間を5年過ぎた方については、希望を聞いたうえで、無期雇用への転換を行っています。非正規雇用であっても、勤続年数2年、5年、10年時に勤続表彰を行っており、2017年度に10年勤続表彰者が1名誕生しています。

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