セルフVIO脱毛のやり方は？メリットとデメリットも紹介

デリケートゾーン（VIO）は肌が薄く繊細なので、ムダ毛の自己処理をするときは傷つけないように注意しなければなりません。お手入れする頻度が高ければ肌を傷つけるリスクも高くなるため、適切な自己処理方法を押さえておくことが重要です。

また、ムダ毛の自己処理を手間に感じている方や安全でキレイに仕上げたい方は、プロの手による脱毛を受けるのもオススメ。
この記事では、自分でできるVIO脱毛（自己処理）のやり方や脱毛サロンでお手入れを受けるメリットについてご紹介します。

セルフでVIO脱毛（自己処理）する方法

自分でできるVIO脱毛（自己処理）の方法はいくつかあります。それぞれの特徴や基本的なやり方を押さえて、自分に合った方法をチョイスしてみてください。主なセルフVIO脱毛（自己処理）の方法についてご紹介します。

カミソリ

カミソリでムダ毛を剃る方法はムダ毛のお手入れの中でも代表的な方法です。VIOの自己処理でカミソリを使うときは、事前に毛をハサミで短くカットします。また、蒸しタオルなどで温めておくと毛が柔らかくなり、剃りやすくなります。
Iラインは直接目視しづらい部位なので、鏡を固定してしっかり確認しながら慎重に剃ってください。肌を外側に引っ張りながら、内側から外側に向かってゆっくり剃ると比較的安全です。

カミソリは安いだけでなく自宅でいつでもケアできる手軽さがメリットですが、刃で肌を切ってしまったり、肌荒れしたりするリスクがあるため気をつけなければなりません。刃でカットすると毛先の断面が尖って、毛が伸びてきた際にチクチクするのも不快に感じる方が多いです。

電気シェーバー

電気シェーバーはカミソリと違い、刃が肌に直接触れないので比較的肌にやさしい自己処理方法です。VIOはカミソリ負けが起きやすい部位なので、敏感肌の方には電気シェーバーを使ったセルフVIO脱毛（自己処理）がオススメ。

電気シェーバーを使うときも、事前に長いアンダーヘアをハサミでカットしておくと剃りやすくなります。ムダ毛を短くした後は、毛の生えている流れに逆らうようにゆっくり剃ってください。カミソリと同様にIラインを剃るときは、粘膜部分に刃が触れないように注意してください。

電気シェーバーを使った自己処理方法は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。参考にしてみてくださいね。

ヒートカッター

ヒートカッターは、電熱線を使って毛を焼き切る自己処理アイテムです。刃を使わないやり方なので、肌に直接刃が触れないため、肌を傷つけにくいのがメリットです。ヒートカッターで焼き切ると、処理後の毛先が丸くなるため、毛が伸びてきてもチクチクを感じにくく快適です。

しかし、カミソリやシェーバーに比べて処理に時間がかかり、初めて使う人には操作が少し難しく感じるかもしれません。構造上、毛の根本からカットすることはできないので、VIOの毛量や長さを整えたいという方向けです。

除毛クリーム

除毛クリームは、毛を溶かすことで毛を除去します。クリームを塗布後に一定時間置いてから拭き取ることで簡単に自己処理できます。使い方が簡単で、広範囲を一度に処理できるため時短になります。毛を溶かすので断面が尖らず、毛が伸びてもチクチクしづらいのもメリットです。

しかし、除毛クリームには毛を溶かす化学成分が含まれているため、敏感肌の方には刺激が強すぎる場合も。使用前にパッチテストを必ず行いましょう。

脱毛ワックス

脱毛ワックス（ブラジリアンワックス）は、肌に塗り、固まった後に剥がすことで巻き込んだムダ毛を一気に抜く方法です。ワックスを使うときは毛の流れに沿って塗り、しっかり毛が絡むようにしてください。

塗った後は、ワックスが乾いて固まったら一気に引き剥がします。引き剥がす方向の反対側の手で肌をしっかり押さえて固定することで剥がしやすくなります。この自己処理方法は、一度に広範囲のムダ毛を脱毛できるのがメリットですが、自己処理方法の中でも痛みが非常に強いのがデメリットです。毛を無理やり引き抜くため、肌荒れや埋没毛のリスクにもなるため注意が必要です。

家庭用脱毛器

家庭用脱毛器（光美容器）は、自宅で手軽にサロンと同じ脱毛ができる美容機器です。光脱毛タイプが最も一般的で、光を毛根に照射し、毛の再生を抑制します。他の自己処理方法とは違い、エステサロンと同様の脱毛（抑毛・減毛）効果を自宅で得られます。

VIO脱毛も自分で行うことが可能です。サロンを予約することなく、自分のタイミングで脱毛のお手入れができ、人からデリケートゾーンを見られることがないというのがメリットです。

セルフでVIOを脱毛するメリット

家庭用脱毛器などを使い、セルフでVIO脱毛することは以下のようなメリットがあります。

• 誰にもデリケートゾーンを見られず安心
• 自分のペースで空き時間に脱毛できる
• サロンに通う手間や費用を削減できる
• 家族やパートナーと共有して使用できる

それぞれ詳しく解説していきます。

誰にもデリケートゾーンを見られず安心

自宅で1人で家庭用脱毛器を使用することで、VIO脱毛を完全にプライバシーの保たれた環境で行うことができます。

サロンでは、デリケートゾーンを他人に見られることが避けられませんが、自宅ならその心配がありません。恥ずかしさや不安を感じずにリラックスして脱毛ケアができるのはメリットです。

自分のペースで空き時間に脱毛できる

家庭用脱毛器を使えば、自分のライフスタイルに合わせたタイミングでVIO脱毛ができます。

サロンの予約時間に縛られることなく、好きな時に手軽にケアができるため、忙しいスケジュールの中でも無理なく続けられます。急な予定が入ったり生理になったりしても、煩わしい思いをせずに済むのは嬉しいポイントです。

サロンに通う手間や費用を削減できる

家庭用脱毛器を購入すれば、サロンに通う手間と費用をかなり削減できます。

クリニックやサロンでの脱毛は高額なコース料金がかかり、何度も通う必要がありますが、家庭用脱毛器なら一度の投資で済みます。さらに、移動時間や予約の手間も省けるのもメリットです。

家族やパートナーと共有して使用できる

家庭用脱毛器は、家族やパートナーと共有して使用することができるのもポイントです。一台の脱毛器を複数人で使用することで、初期費用を分担でき、コスパが上がります。

さらに、共有することで一緒に脱毛ケアを行うことができ、お互いに励まし合いながら続けるモチベーションにもつながります。

セルフでVIOを脱毛するデメリット

VIOのセルフ脱毛にはデメリットもあるので、どのようなことに注意すれば良いのか押さえておくことが大切です。ここからは、自分でVIOを脱毛するデメリットをご紹介します。

肌に大きな負担がかかり肌トラブルに繋がる

自分でVIOを脱毛するとき、いずれの方法でも肌に大きなダメージを与えてしまいます。例えばカミソリや電気シェーバーを使う場合、一度処理してもしばらくするとまたムダ毛が生えてきてしまいます。ムダ毛がない状態を保つためには頻繁に自己処理を繰り返さなければなりません。

また、脱毛ワックスは大量の毛を無理矢理引き剥がす方法であるため、肌に大きなダメージを与えてしまいます。これを何回も続けていると、毛穴を傷めたり肌荒れが起きたりする可能性が高いです。

カミソリなどで肌を傷つける可能性がある

デリケートゾーンのムダ毛をカミソリでお手入れする場合も、繊細な肌を傷つける可能性があります。カミソリを使ってムダ毛のお手入れをしたとき、肌の表面にある角質層を削ってしまうため、肌が弱い方はカミソリ負けすることもあります。

他にも、脱毛ワックスを使うと毛穴が開いてしまうので、出血したり毛穴に雑菌が入ったりすることがあります。毛穴に雑菌が入ると炎症してニキビのような毛嚢炎や皮膚の中で毛が成長してしまう埋没毛ができる可能性もあります。

家庭用脱毛器は効果を実感するまでに時間も手間もかかる

自宅でできるセルフVIO脱毛方法のなかで、唯一サロンと同じ脱毛効果が得られるのが家庭用脱毛器ですが、サロンの脱毛機と比べて照射するライトのパワーが弱く、脱毛効果を感じるまでに期間も回数もかかります。

サロンやクリニックの脱毛は1か月～3カ月の間隔で通えばいいのに対し、家庭用脱毛器は数日おきに照射可能なものが多く、毎週自分で照射することが面倒になってしまう可能性も。
Oラインなど自分で見づらく、手が届きづらいところの処理は上手くできないこともデメリットです。

セルフでVIOを脱毛するときのポイント

セルフで上手にVIO脱毛をしたい場合には、コツを押さえることが大切です。そこで、ここからはデリケートゾーンの自己処理のポイントを解説していきます。

清潔な状態で自己処理する

肌や自己処理アイテムが不潔な状態だと、毛穴に雑菌が入り、肌荒れなどのトラブルに繋がる可能性も。必ず、清潔な状態の肌で自己処理するようにしてください。

肌に負担がかかりにくい電気シェーバーがオススメ

セルフでVIOのムダ毛を処理する方法はいろいろありますが、なかでもオススメなのが電気シェーバーと家庭用脱毛器です。
電気シェーバーは刃が直接肌に当たらないようにガードがついているものもあるため、肌へのダメージを抑えながらお手入れすることができます。

また、処理の前にあらかじめハサミやヒートカッターでアンダーヘアを短く切り、毛の量を減らしておくと剃りやすいです。毛の生えている向きにシェーバーをゆっくり動かして、丁寧に剃っていきましょう。

また、家庭用脱毛器は、電気シェーバーでムダ毛を剃ったあとに光を当てるだけで簡単にムダ毛ケアができます。取扱説明書をよく読み、当てムラができないように丁寧に照射し、同じ箇所に何度も照射しないようにしましょう。

自己処理の後は保湿をする

自己処理後は肌が乾燥しやすく、乾燥によってかゆみ・チクチク感・肌荒れなどさまざまな肌トラブルが起きる可能性があります。そのため、処理した後はすぐに保湿をすることが重要です。

VIOは身体のなかでも特に繊細なパーツなので、肌に負担のかかりにくい美容液や保湿クリームなどを使うことをオススメします。デリケートゾーン専用のクリームなどを使ってもかまいません。

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脱毛サロンで安全にお手入れしよう

自分でVIO脱毛をすると肌を傷めるリスクがあったり手間がかかったりするため、不安な方はサロンやクリニックで脱毛するのがオススメです。ここからは、脱毛サロンでVIOを脱毛するメリットをご紹介します。

安全で自分の好きな形に整えられる

脱毛サロンであれば、プロによるお手入れを受けられるので、自己処理よりも安全にムダ毛のお手入れができます。カミソリを使うと誤って肌を傷つけてしまう可能性がありますが、サロンのお手入れであれば安心です。

また、サロンで脱毛すればアンダーヘアの形を好きなデザインに整えられます。下着や水着を着たときにムダ毛がはみ出ないように仕上げられるだけでなく、キレイな逆三角形や女性らしい逆タマゴ型などに整えることも可能です。

デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなる

デリケートゾーンは濃く太いムダ毛が密集しているため、蒸れやすくニオイの原因になる雑菌などが繁殖しやすい環境です。そのため、デリケートゾーンのニオイが気になる方は多いです。他にも、ムダ毛が長いと経血や排泄物がつきやすく不衛生になりやすいため注意しなければなりません。

そこでVIOを脱毛すれば、アンダーヘアがスッキリするためデリケートゾーンを清潔に保ちやすくなります。通気性がアップするため蒸れにくいうえに嫌なニオイが発生しにくくなり、生理時も快適に過ごせるようになります。

おしゃれな水着や下着を楽しみやすくなる

布面積が小さい大胆なデザインの下着・水着を着るためには、普段から入念にムダ毛のお手入れをする必要があります。サロンで脱毛すればアンダーヘアを自分の好きなデザインにできるだけでなく、ムダ毛がはみ出る心配がなくなるので、おしゃれな下着・水着を着やすくなるのもメリットです。

さらに自己処理が減ることで肌へのダメージが抑えられるため、黒ずみや肌荒れなどの肌トラブルも少なくなります。VIO脱毛をすることで、アンダーヘアだけでなくデリケートゾーン全体をキレイにできるため、自信を持ちやすくなります。

VIO脱毛の実際の流れや、経験者の声について、以下の記事でも詳しくご紹介しています。参考にしてみてください。

VIO脱毛のよくある質問

VIO脱毛はデリケートゾーンをお手入れするものなので、抵抗がある方は少なくありません。安心してお手入れを受けるためにも、Q&Aをあらかじめご確認ください。
ここからは、VIO脱毛についてよくある質問をご紹介します。

VIO脱毛は痛いですか？

アンダーヘアは色が濃く太いため脱毛機のライトが強く反応します。また、デリケートゾーンの肌は薄いため、ライトが強く反応することで痛みを感じやすいです。医療脱毛の場合、サロンよりも脱毛機の出力が強いためさらに痛みが強くなる傾向があります。

ミュゼプラチナムでは、肌へのダメージや痛みが少ない「S.S.C. iPS care 方式」を採用しているため、VIO脱毛でも痛みを感じにくいです。ただし、感じる痛みの程度には個人差があるため、お手入れ中に気になるようであればスタッフまでご相談ください。

VIO脱毛にかかる期間や費用はどれくらいですか？

VIO脱毛にかかる期間や費用は、脱毛する範囲・程度によって変わります。アンダーヘアの量を減らしたりする場合、個人差がありますが少なくとも6～8回のお手入れが必要です。脱毛のお手入れは1～3カ月間隔で行われることが多く、気になったときに自己処理をすればよい程度になるまでには1～2年前後かかります。
アンダーヘアを全て脱毛するハイジニーナの場合は、少なくとも18回ほどかかるため2年近くの期間が目安です。脱毛の費用は回数によって変わってきますが、6回程度で9万円前後が一般的です。

VIO脱毛は恥ずかしくないですか？

デリケートなVIOを人の目にさらすのは恥ずかしい、イヤだ、と思う方もいるかもしれません。しかし、そのような方にも安心していただけるよう、脱毛サロンやクリニックでは対策を行っています。

プロのスタッフがお手入れをするため、お客さまからは「考えていたほど恥ずかしくなかった」という感想をいただいています。

生理中はVIO脱毛できますか？

生理のときは経血がベッドなどに付着してしまったりする可能性があるため、衛生面の観点から、お手入れを受けていただくことができません。
デリケートゾーンやお尻以外はお手入れできますが、生理中はホルモンバランスの影響で肌が通常以上に敏感になるため、心配な人は日にちをあらためることをオススメします。
生理とお手入れの予約が重なったときは、適切な対応が必要なので、少しでも早くサロンにご連絡ください。

セルフでVIO脱毛するのが大変ならサロンの脱毛も検討してみて

セルフVIO脱毛は、手間がかかるだけでなく肌へのダメージが大きいため十分に注意しなければなりません。自分でお手入れする場合、好きなタイミングでケアができ、費用もそこまでかかりません。しかし、肌を傷つけたり肌トラブルが起きたりするリスクがあります。

VIOのムダ毛を自己処理するときは、今回ご紹介した内容を参考に、電気シェーバーや家庭用脱毛器を使う、保湿をしっかりするなどして肌トラブルを防ぐことが大切です。

ムダ毛を早くなくしたい方や、デリケートゾーンをキレイに保ちたい方は、サロンなどでVIOを脱毛するのがオススメ。サロンで脱毛すれば、安全で自分の好きなデザインにできます。VIOのムダ毛にお悩みの方は、ぜひ脱毛を試してみてください。