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乾燥肌さん必見♡秋冬のボディソープの選び方&正しい身体の洗い方を解説!【編集部オススメボディソープ9選】

乾燥肌さん必見♡秋冬のボディソープの選び方&正しい身体の洗い方を解説!【編集部オススメボディソープ9選】

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「お風呂上がりに全身の肌が突っ張る感じがする」「背中や手足がカサカサかゆい」など、ボディの乾燥が気になる秋冬。
もしかしたら、使ってるボディソープや身体の洗い方が“乾燥肌”の原因になっているかもしれないんだって!

今回は、ミュゼコスメ開発者の野瀬さんに、ボディソープや身体の洗い方が乾燥肌につながる理由や、正しい選び方&洗い方を教えてもらいました! 編集部オススメのボディソープも参考にしてみてね♡

ミュゼプラチナム 野瀬寛彦さん
ミュゼプラチナム 野瀬寛彦さん

コスメ開発 コスメ事業部部長。「サロン品質のスキンケア開発」を心がけ、ミュゼコスメの開発に携わる。一般社団法人日本コスメティック協会の協会認定指導員資格を所持。

そもそも乾燥肌ってどんな状態のこと?

乾燥肌とは、肌の角質層の水分や皮脂が不足して乾燥している状態のこと。
肌がカサついている、洗顔や入浴後につっぱり感が出る、粉を吹いていたりツヤがないなどの症状は、肌が乾燥している証拠かも…!

乾燥肌は、肌のバリア機能の乱れが原因。肌は、バリア機能が正常に働くことでうるおいを保ち、外部刺激から内部組織を守っています。ですが、秋冬の空気の乾燥や長時間にわたるエアコンの使用、紫外線ダメージ、間違ったスキンケアや入浴法、食や生活習慣の乱れなど、さまざまな行動が原因となり肌のバリア機能が低下。すると、肌が十分なうるおいをキープできず乾燥してしまうんです。
また、普段何気なく使っているボディソープや、身体の洗い方が乾燥肌を招く原因になっていることも。アイテムの選び方や正しい身体の洗い方を学んで、うるツヤボディを取り戻そう♩

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どうしてボディソープや身体の洗い方が乾燥肌の原因になるの?

原因① 洗浄力が強いボディソープを使っている

ボディソープは肌の汚れや垢を落としてくれるけど、含まれている洗浄成分が必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を引き起こすことも。
石けん系高級アルコール系が含まれるボディソープは洗浄力が強い傾向があるので、肌が乾燥しているときは避けるようにしましょう。

「石けん」と聞くと、固形タイプを思い浮かべる人が多いと思います。実は、液体や泡タイプのボディソープにも、石けん系の成分が含まれていることがあるので、形状での判断は難しいんです…。
固形や液体タイプは洗浄成分を保ちやすく、泡タイプは空気を多く含んでいて洗浄成分を保ちにくいので、固形タイプ>液体タイプ>泡タイプの順番で、洗浄力が強い傾向があります!

1年中同じボディソープを使うことが、乾燥肌を引き起こす原因になっていることも。
秋冬は空気が乾燥していて気温が低く、皮脂の分泌量や汗量も少ないため、あまり肌が汚れません。そのため、洗浄力の強いボディソープを使うと、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。
反対に春夏は湿度や気温が高く、皮脂の分泌量や汗量が多いので、肌が汚れやすくなります。洗浄力の弱いボディソープだと汚れを落としきれずに毛穴がつまり、肌トラブルを引き起こすことも。
そのときの肌状態だけでなく、季節によってボディソープを使い分けることも大切です♩

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原因② ゴシゴシと力を入れて身体を洗っている

ボディソープの洗浄力だけでなく、身体の洗い方も原因の一つ。
身体をキレイに洗おうとタオルでゴシゴシ擦るように力を入れてしまうと、しっかり洗えるのは確かですが、肌に必要な皮脂まで落とし、肌の乾燥につながってしまうことも。
摩擦で皮膚が傷つきバリア機能が乱れるので、乾燥肌を引き起こしやすくなりますよ。特にデリケートゾーンは、汚れやニオイが気になり洗いすぎてしまうことがあるので気をつけて!

また、ボディソープをしっかり泡立てずに使うと洗浄力が弱まったり、ゴシゴシ洗いの原因に。液体タイプのボディソープを身体に直接塗布している人も注意が必要。原液をそのまま皮膚に塗布することになるため、肌への刺激が強くなってしまいます。

ちなみに、古い角質を除去するスクラブは、過度に使用すると皮膚が傷つきバリア機能が乱れてしまうので、乾燥肌を引き起こす原因になることが! メーカーの使用方法を守りましょう。

【乾燥肌向け】ボディソープの選び方って?

ボディソープの強い洗浄力が乾燥肌を引き起こす原因になることは分かったけど、だったらどんなアイテムを選んだらいいの〜? 正しい選び方も野瀬さんに教えてもらったよ!

洗浄力がマイルド&保湿成分配合のアイテムを選ぶのがポイント

肌が乾燥しているときは、比較的洗浄力が弱いボディソープを選ぶのが◎ アミノ酸系ベタイン系は、洗浄力がマイルドで洗い上がりもしっとりするのでオススメです。
アイテムのパッケージに記載されている成分表の最初の方に、下の表の成分が記載されているかどうかで確認できますよ♩

アミノ酸系 ~グルタミン酸
~アラニン
~グリシン
〜アスパラギン酸
など
(例)ラウロイルアスパラギン酸NaラウロイルメチルアラニンNa・ココイルグリシンNaなど
ベタイン系 ~ベタイン
(例)ラウロイルプロピルベタイン、コカミドプロピルベタインなど

アミノ酸系やベタイン系のような洗浄力がマイルドな成分に加え、ヒアルロン酸グリセリンなどの保湿成分が配合されているアイテムは、肌のうるおいを保ってくれる効果も期待できますよ。保湿成分は下の表をチェック♩

保湿成分 ヒアルロン酸
セラミド
グリセリン
コラーゲン
スクワラン
ジグリセリン
BG
DPG
など

成分は種類が多くてどれがいいのか分かりづらかったり、配合量によっても効果が変わってくるので、適切なものを選ぶのは難しいですよね。
迷ったときは、アレルギーテストパッチテストスティンギングテスト済みなどの安全性に信頼のあるアイテムや、敏感肌向けのアイテムを選ぶのがいいと思います。

洗浄力が低いからといってすべてが低刺激なわけではなく、合う合わないは人それぞれ。今回ご紹介した選び方を参考にいろいろと試してみて、自分に合うものを見つけていくことが大切ですよ!

形状は使い勝手や好みで選んでみて♩

形状で洗浄力を判断するのは難しくても、泡タイプ<液体タイプ<固形タイプの順番で洗浄力が強い傾向があったり、それぞれにメリットが。

液体タイプは、洗浄力が低いものや高いもの、低刺激処方や美容成分配合などラインナップも豊富
泡タイプは泡立てる必要がないので何よりも楽! 泡立て不足によるゴシゴシ洗いも防げます。こちらも中身は液体なので、多くの製品があります。
配合成分も大切ですが、使い勝手好みで選ぶのも◎

目指せ乾燥知らずのうるツヤボディ♡ 正しい身体の洗い方をご紹介!

ボディソープをしっかり泡立ててやさしく丁寧に洗い上げるのがポイント! 正しい身体の洗い方をマスターして、乾燥肌から抜け出そう♩

入浴して、肌の汚れを浮かせた状態にできるとベスト。
汚れを落としやすくすると、身体を洗うときの肌への負担も減るので◎ 身体を洗わず入浴するのに抵抗がある人は、先に洗ってからでもOK。

湯船から上がり、38度ほどのぬるめのお湯で身体を濡らす。

洗浄剤を手や泡立てネットに出し、しっかり泡立てる。
ツノが立つくらいの濃厚な泡になるようしっかり泡立てて。手よりも泡立ちの良い、泡立てネットを使うのがオススメ♩

皮脂や汚れが多い身体の中心部(背中・デコルテ・お腹)を洗う。

身体の中心部は、皮脂腺が多いので比較的汚れやすい部位。たっぷりの泡で、肌を撫でるようにやさしく洗うのがポイント。基本的にを使い、背中のように手の届かないところは、コットンタオルなどやわらかいものを使うと◎

身体の中心部から離れたところ(腕・脚など)を洗う。
汚れにくいうえに皮脂の分泌量が少ないので、ボディソープを使うと乾燥肌を悪化させてしまうことが。まずは皮脂の分泌量が多く汚れやすい中心部を洗い、余った泡でそのほかの部位を洗うようにすると、洗いすぎによる乾燥を防げますよ♩

しっかり泡を洗い流す。
38度ほどのぬるめのお湯で、弱めの水圧で洗い流すのが◎

お風呂から出たら、やさしくタオルドライしたあとボディクリームでしっかり保湿する。

ナイロン性のボディタオルは硬いため、摩擦角質を傷つける原因になるので注意です!

皮脂や汚れが多い部分を洗っているときに泡が少なくなってきた場合は、その分洗浄力が落ちてしまうので、泡を継ぎ足すようにしましょう。
また、デリケートゾーンは皮膚が薄いため刺激を受けやすく、ボディソープでは刺激が強すぎてしまうことが。デリケートゾーン専用のアイテムを使うのがオススメです!

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乾燥している部位はボディソープの使用を控えるのも◎

肌の乾燥がひどい場合、洗浄力が弱いボディソープを使っていても、肌に必要な皮脂を洗い流してしまうことが。入浴をするだけで、ある程度の汚れは落ちるので、乾燥している部位に関しては、ボディソープを毎日使うのをやめてみるのも一つの手です。

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ボディクリームのぬめりは落とした方がいい?

身体にボディクリームを塗っていると、入浴時にぬるぬるすることが…。ボディクリームが付着したままだと、酸化して肌への刺激になってしまうので、洗い流す必要があります。多少のぬめりは気にせず、洗浄力がマイルドなアイテムでやさしく洗い流しましょう!

【乾燥肌向け】編集部オススメボディソープ9選

野瀬さんに教えてもらった選び方をもとに、編集部がオススメのボディソープを選んでみました! ぜひ参考にしてみてね♡

マイルドな洗浄力で洗い上げる! 【アミノ酸系】ボディソープ

洗いながら保湿ケアし、美肌に整えるボディウォッシュ

モイスチャーボディウォッシュ 400mL

モイスチャーボディウォッシュ 400mL

3,300円

きめ細かい濃密な泡が毛穴の汚れをやさしく取り除きながら、美容保湿成分配合でしっとりなめらかな肌へ導きます。

アミノ酸系の洗浄成分をベースに、肌荒れ対策成分と保湿成分を配合。うるおいを残しながらやさしく洗い上げるので、乾燥肌を招く秋冬に最適です。泡立ちもすごく良いんですよ♩

ミノン全身シャンプー しっとりタイプ<医薬部外品>450mL/1,540円/第一三共ヘルスケア

無着色・無香料でアレルギーの原因物質を極力カット。弱酸性で肌にもやさしい全身シャンプー。植物性アミノ酸洗浄成分(アミソフト®︎)を配合しているので、敏感な肌を守りながら汚れを落とし、洗い上がりもしっとりに♩

︎ベビーソープ/1,980円/エトヴォス

敏感な肌をやさしく守りながら洗えるボディソープ。赤ちゃんはもちろん、敏感肌やアトピー、乾皮症の人も使えるのがうれしい! 数種類のアミノ酸やヒアルロン酸、グルコシルトレハロース配合で、肌のうるおいを保ちます◎

ケアセラ 泡の高保湿ボディウォッシュ/978円(編集部調べ)/ロート製薬

うるおい成分であるセラミドプラス※1、7種の天然型セラミド※2を配合。肌のうるおいを守り、しっとりなめらかに洗い上げます。弱酸性、低刺激、パラベンフリー、パッチテスト済みなのでお肌にやさしい♩

※1 ジヒドロキシリグノセロイルフィトスフィンゴシン、セラミド6II ※2 セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6II、セラミドEOS、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン

しっかり洗えて肌にもやさしい♩ 【石けん系】ボディソープ

薬用ソフレ 乾燥肌ケアボディソープ<医薬部外品>/767円(編集部調べ)/株式会社バスクリン

甘草エキス、独自開発米ぬか油、べにふうき茶エキス、ホホバクリーム(水添ホホバ油)、アボカドオイルの保湿成分を配合。植物性アミノ酸系洗浄成分を配合し、しっとり感を残しつつすっきりと洗い上げます。パラベンフリー、アレルギーテスト済みで肌にやさしい♩

※ただし、すべての人にアレルギーが起こらないわけではありません

アレッポの石鹸 ノーマル/700円/アレッポの石鹸

香料、保存料、キレート剤、着色料などの添加物不使用。オリーブオイル90%、ローレンオイル10%配合で、つっぱらずにしっとりうるおいの残る洗い上がりに♩ オリーブオイルは2番絞りを使用し、食用よりもスクワレンを多く含むので、高い保湿効果が期待できます。

リリースバイタッチ ボディシャンプー/1,100円/オルビス

天然保湿成分であるシルク由来の洗浄成分※1を配合し、肌のうるおいを守りながら不要な汚れをオフ。保湿力の高いヒアルロン酸ナトリウムやうるおい吸着成分※2の働きで、すすぎ後もうるおいが肌にとどまってくれます!

※1 ラウロイルシルクアミノ酸K ※2 異性化糖

ドクターブロナー オーガニックシュガーソープ ベビーマイルド(無香料)/2,420円/ネイチャーズウェイ

無農薬有機栽培で育てられたオーガニックシュガーが、肌にうるおいを与えながら、古い角質をすっきり落とします。オーガニック成分95%配合、USDA認証を取得しているので、子どもから大人まで心地良く使えるのがうれしい♩

※スクロース(保湿成分)

ボディの乾燥が気になったら、ボディソープと洗い方を見直してみて!

乾燥肌は、強い洗浄力のボディソープを使っていることや、ゴシゴシと力を入れて身体を洗っていることも原因のひとつ。

乾燥肌が気になる人は、自分の肌に合うなるべく洗浄力の低いアイテムを選び、しっかり泡立ててやさしく身体を洗えるとベスト。乾燥肌向けのボディソープ&正しい洗い方で、乾燥肌を防いでいこう♩

洗いながら保湿ケアし、美肌に整えるボディウォッシュ

モイスチャーボディウォッシュ 400mL

モイスチャーボディウォッシュ 400mL

3,300円

きめ細かい濃密な泡が毛穴の汚れをやさしく取り除きながら、美容保湿成分配合でしっとりなめらかな肌へ導きます。

<問い合わせ>
アレッポの石鹸エトヴォスオルビス第一三共ヘルスケアネイチャーズウェイ株式会社バスクリン お客様相談室ロート製薬

イラスト/NAPPY
構成・文/vivace

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