スキンケア

「それ、お肌泣いてます…」思わずやってしまう毎日のNG習慣

「それ、お肌泣いてます…」思わずやってしまう毎日のNG習慣

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スキンケアの基本は毎日やっているはずなのに、なぜか肌トラブルが起きてしまう…。もしかすると、いつも無意識にやっている行動が原因になっているのかも。
ついやってしまいがちなNG習慣をチェックして、自分の肌を大切にする習慣をつけましょう。きっとお肌は応えてくれるはず。 

誰でも一度は経験ある!? お肌にダメージを与えるNG習慣をおさらい!

NG習慣① お父さんみたいなゴシゴシ洗顔

顔の皮膚は非常に薄く、とてもデリケート。ゴシゴシ洗顔の摩擦によって肌表面が傷つくと、肌荒れしやすくなったり、シミ・シワの原因になったりします。

キレイな素肌をつくるには「肌には極力触らない」が鉄則。

洗顔料をしっかり泡立てて、指は肌に触れず泡の弾力のみが肌に伝わるように30秒〜1分くらいの短時間でやさしく洗いあげましょう。

洗い流すときも注意。肌に水をかけるイメージで顔を擦らないように。10~15回を目安にしっかり洗い流しましょう。また、熱いお湯は肌への刺激になるので、32度くらいのぬるま湯がベストです。

「私の洗顔の仕方お父さんに似てるかも!」と思った人は、是非やさしく丁寧な洗顔を心がけて!

[mismos編集部の声]

昔は肌の角質や脂が気になって、やさしく洗うと落ちてない気がして長時間&ゴシゴシ洗顔やっちゃってました。それが今のくすみや開き毛穴の元になってると思うと後悔しかないです…(編集部O)

NG習慣② いつ買ったか覚えていないコスメを使っている

食べ物に消費期限があるように、化粧品にも消費期限があります。特に、油分が多く含まれている日焼け止めやファンデーション、口紅などは、時間の経過とともに油が酸化していき、使うと肌に負担もかかってしまうので、必ず消費期限を守りましょう。

<消費期限の記載がないコスメの一般的使用期限>
未開封 3年
開封後 1年
開封後のアイライン、アイシャドウ、マスカラ 半年
※粘膜近くに使用するものは雑菌が入りやすいため

マスク生活で出番がなく全然減っていない口紅やファンデとは、そろそろサヨナラする時期かもしれません。

[mismos編集部の声]

数年開封もせず使っていなかった古いクリームを、捨てるのももったいなくて使ってみたら肌がピリピリして赤くなったことがあります。化粧品はワインやウイスキーみたいに熟成するってことはないですね(苦笑)(編集部K)

NG習慣③ 未来の自分から恨まれる率No.1! 日焼け止めを塗らずに外出

くもりや雨の日でも毎日紫外線は降り注いでいます。紫外線を浴びることで、身体はお肌を守ろうと日焼けやシミのもととなるメラニン色素を作りだします。さらに、紫外線によって体内に発生する活性酸素は、細胞を傷つけてターンオーバーを乱し、くすみや肌荒れの原因にも。

天気にかかわらず日焼け止めは必須! ノーメイクの日も日焼け止めだけは塗るようにしましょう!

[mismos編集部の声]

私の母は大学時代日焼け止めを塗らずにテニスに明け暮れたせいでかなりシミがあり、自分はそうなるまいと昔からしっかり日焼け止め塗って、夏場は日傘を持ち歩くようにしていました。おかげで35歳になった今も目立つシミは少なく美肌キープできてます。反面教師の母には感謝です。(編集部M)

NG習慣④ 水を全然飲まなくて隠れ脱水状態

私たちの体の約60〜65%は水分。体内の水分が不足すると血がドロドロになり、肌を含む全身の新陳代謝が悪くなることで、肌荒れや乾燥、むくみ、便秘などさまざまな不調の原因になります。

いくら外側から化粧水などで保湿しても、肌に浸透できるのはごくわずか。内側からの水分補給は美肌にとって欠かせません。

”化粧水を内側から摂っている“と思って1日コップ5~6杯(1L~1.5L)を目標に、こまめに水を飲みましょう。

[mismos編集部の声]

肌がキレイな人は必ずと言っていいほど水を大量摂取しているので、自分も某女優気取りで水を飲みまくることにしました。水を飲むように意識してからトイレに行く回数が増え、代謝がよくなっていると実感できます。肌ツヤもよくなってきました♪(編集部I)

NG習慣⑤ 小腹が空くとチョコやスナックについ手が伸びる

肌トラブルを起こしたくないなら、お砂糖たっぷりの甘いチョコレートや油たっぷりのスナック菓子は基本的に×! なかでも脂っこいものは皮脂の分泌が過剰になり、ニキビや毛穴詰まりを助長してしまいます。ニキビや角栓が気になる人はとにかく食べるのを一度やめてみましょう。

どうしてもお腹が空いたときには、バナナや砂糖不使用のドライフルーツ、無塩の素焼きナッツ、無糖のヨーグルトなどがオススメ。

[mismos編集部の声]

最近、「はらたく細胞BLACK」というアニメを見て、体に悪いものばかり食べている身体の細胞たちの悲痛の叫びを疑似体験し、お肌に対しても自分はやさしくできているか(=お肌が喜ぶものを食べているか)を考える良いきっかけになりました。スナック菓子が大好きな方は一度観てみてください。(編集部M)

NG習慣⑥ お風呂をシャワーだけでささっと済ます

面倒だからと毎晩シャワーだけで済ませていませんか?

お湯に浸かることで得られる美容効果はたくさんあります。しっかりと身体が温まり血行が良くなることで、肌の新陳代謝がUPして肌ツヤがよくなったり、湯圧によって血行が促され、むくみの改善になったりもするんです。

また、シャンプーやボディソープの洗い残しを回避することができるので、背中ニキビが気になる方はぜひ入浴を。

ドラえもんのしずかちゃんのように鼻歌を歌いながら湯船に浸かって女子力UPさせましょう!

[mismos編集部の声]

忙しくてシャワーばっかりだった時期は背中ニキビがいつもあって、彼氏から「背中汚ねぇ」と言われたのがショックで今でも根に持っています(笑)
毎日湯船に入るようになって食べ物も気を付けていたら、背中ニキビはいつの間にか消えていました。(編集部O)

NG習慣⑦ 毎日スマホと一緒にベッドインして夜を明かす

スマホを片手に寝落ちするのが日課となっている人は要注意。

スクリーンから発生するブルーライトは、交感神経を刺激して睡眠の質を低下させてしまいます。睡眠中は、細胞を修復してその日の疲れをリセットしているので、睡眠の質が悪いと疲れが取れず、肌にストレスを与えてしまいます。

理想を言えば、寝る前は好きな音楽を流す、アロマを焚く、ストレッチをするなど、心と身体をリラックスさせる時間にしたいところ。

とはいえ、スマホ依存気味の現代人にはなかなか難しいものです。せめて、スマホのブルーライトカット機能を使用したり、動画を見るのは眠りに就く30分〜1時間前までとルールを設けることから始めてみましょう。

[mismos編集部の声]

布団に入って暗闇の中、スマホでSNSや漫画を見ているとあっという間に時間が過ぎて翌朝目が充血・顔パンパン・睡眠不足なんてことがよくありました…。最近はイヤホンでラジオやYoutubeを聞くことで、ブルーライトだけは避けています。寝つきがよくなった気がします。 (編集部M)

NG習慣⑧ まくらカバーやシーツは基本的に洗わないものと思っている

人間は寝ている間に500mlの汗をかくといわれていて、もちろんシーツにもその汗は吸収されています。汗で雑菌だらけになったシーツが、ニキビや肌荒れの原因になっているかも…。

下着を毎日変えるように、肌に直接触れるまくらカバーやシーツもこまめな洗濯を心がけましょう

毎日取り換えるのは大変なので、まくらカバーやシーツの上に簡単に洗える薄いタオルなどを1枚敷いておくのもオススメです。

[mismos編集部の声]

一人暮らしを始めたばかりのころは、シーツやまくらカバーを洗うという概念がありませんでした。気づけは汗や涙でまくらカバーが黄色く変色していて…。雑菌ヤバかったでしょうね。洗濯を楽にしたくて、まくらを使うのをやめ、シーツはゴムの取り換えしやすいものにして週一回は必ず洗うようにしています。(編集部S)

まとめ

ギクッと思った行動はありましたか?
肌に悪いことはすべて回避するのが理想ですが、NG習慣を1つもせずに完璧な生活を送るなんてちょっとしんどいですよね。ストレスを感じてしまうのも美容には良くないので、まずはできる範囲で生活を見直してみるといいかもしれません。ちょっとしたことの積み重ねで、未来のキレイを作っていきましょう♪

監修:久保田なお医師
監修:久保田なお医師

久留米大学卒業。現在、美容皮膚科クリニック勤務。
患者様と一緒にキレイを叶えることを大切に考えています。

イラスト/ishin、構成・文/mismos編集部・岩田まなみ

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