Iラインのムダ毛の適切な自己処理方法とは?脱毛するメリットもあわせて紹介
デリケートゾーンの中でもIラインはムダ毛の自己処理が難しい部位です。手が届きにくいだけでなく、鏡を使ってもお手入れする箇所が見えにくいのが難点です。そのため、安全にお手入れするためにも、適切な自己処理方法を押さえておくことが大切です。
このページでは、Iラインの自己処理方法についてご紹介します。脱毛するメリットもあわせてご紹介するので参考にしてみてください。
Iラインを自己処理するときは注意しよう
デリケートゾーンはムダ毛が比較的気になる部位ですが、自己処理をする際は注意しなければなりません。何も意識せずにお手入れをしてしまうと、怪我をしたり肌トラブルが起きたりする可能性があります。
ここからは、Iラインを自己処理するときの注意点をご紹介します。
目視しづらいため肌を傷つけてしまう可能性がある
Iラインは身体の中でも腕や脚と違い目視しづらい部位です。例えば、カミソリを使った自己処理の場合、誤って肌を傷つけてしまうリスクがあります。Iラインなどのデリケートゾーンは名前の通り繊細な部位であり、肌は薄く傷つきやすいです。
また、カミソリなどで肌を傷つけてしまうと雑菌・細菌などが侵入してしまい、毛嚢炎などの炎症が起きる可能性もあります。十分に注意していても自分の目で確認しづらいため、安全性を最優先に考えることが大切です。
除毛クリームやワックスはNG
デリケートゾーンは肌が薄く繊細であり、赤みやかぶれなどが起きやすい部位です。そのため、肌への刺激・負担が大きい自己処理方法もおすすめできません。
例えば、除毛クリームやブラジリアンワックスなどは一度に広範囲のムダ毛をお手入れできて楽ですが、デメリットもあります。
除毛クリームは毛の成分であるタンパク質を溶かす仕組みなので、繊細なデリケートゾーンには刺激が大きいです。ブラジリアンワックスの場合、固まったワックスを剥がすことで無理矢理毛を抜くため、肌が薄いIラインに使うと炎症を起こしたり、出血したりする可能性があります。
電気シェーバーなど刺激が少ないものがおすすめ
電気シェーバーは表面に出ているムダ毛のみをカットできるシェーバーです。そのため、他の自己処理方法と違い、直接肌に刃が触れないため比較的肌に優しい方法です。
カミソリのように肌を傷つけるリスクが低く、除毛クリームのようなヒリヒリとした肌への刺激もありません。ただし、毛が残っているためチクチクしたり、思ったよりもキレイに仕上がらないなどのデメリットもあるので、脱毛前の事前処理に使用するのがおすすめです。
アンダーヘアの自己処理方法については、以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひ、参考にしてみてください。
Iラインのお手入れ方法
デリケートゾーンの中でもIラインのお手入れは難しいので、どのようにお手入れをすれば良いのか押さえておくのがおすすめです。
ここからはIラインのお手入れ方法をご紹介します。
カミソリで全体を剃る
カミソリを使ってムダ毛を剃るときは、肌を傷つけやすいので注意してください。ムダ毛を剃るときは、いきなりカミソリを使うのではなく、長い毛を先にカットします。皮膚が薄く赤みが出やすいため、ゆっくり動かすのがポイントです。
毛が短くなったらカミソリでムダ毛を剃っていきます。このとき、カミソリを内側から外側に向けて剃っていきます。カミソリを持っていない手で皮膚を引っ張りながら剃ると、剃り残しを防げるのでおすすめです。
カミソリで剃るときのポイント
カミソリで剃るときは徐々に毛を短くしていくと、カミソリが引っ掛かりにくくなるのでキレイに剃れます。まずは、草を刈るイメージでシェーバーを使うのがおすすめです。
また、Iラインのお手入れをするとき、身体が硬い方は立った状態で椅子やクッションなどに足をかけて行うと楽に剃れます。このとき、転倒しないように気を付けてください。
身体が柔らかい方は、あぐらをかき片足を立てて行うとシェービングしやすいのでおすすめです。
ヒートカッターで全体的に薄くする
Iラインのムダ毛を剃るなどしっかりお手入れするのではなく、アンダーヘアのボリュームを抑えたい場合は、ヒートカッターを使って全体的に薄くするのがおすすめです。ヒートカッターは電熱で毛先を焼き切る器具で、直接肌に当てないため肌への負担が少ない方法であり安全性も高いです。
また、熱で焼き切っているため毛先がチクチクせず、自然な仕上がりになります。いきなりムダ毛を全部剃ってしまうのに抵抗がある方でも、ヒートカッターを使えば全体的に薄くでき、清潔感のあるデリケートゾーンにできます。
電気シェーバーを使って少し残す
VIOを自然に整えたい場合は、電気シェーバーを使ってIラインを少し残すのがおすすめです。Iラインのお手入れをするときはVラインとのバランスも重要です。例えば、Iラインをツルツルにしてしまうと、残ったVラインの毛が不自然に見えてしまいバランスが悪く見えてしまいます。
Vラインの毛を自然に見せたい場合は、Iラインも少し残すのがおすすめです。電気シェーバーであれば肌への摩擦を防ぎながら、細かいところもしっかりお手入れできます。
アンダーヘアの自己処理では、デリケートゾーンがチクチクしてしまいやすいです。下記の記事でも自己処理方法について詳しくご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
Iラインを脱毛するメリット
Iラインの自己処理にお悩みの方は、思い切って脱毛してみるのもおすすめです。何回か通う必要がありますが、脱毛にはさまざまなメリットがあります。
ここからは、Iラインを脱毛するメリットをご紹介します。
プロの手によって適切にお手入れできる
サロンで脱毛する場合、プロの手によってお手入れするので安全性が高く仕上がりがキレイになります。自分でムダ毛のお手入れをしようとしても、手が届きにくく目視しにくいため腕や脚などと違い失敗しやすいです。
サロンであれば技術力が高いプロの手によって、自分の希望に合わせたお手入れを受けられます。見た目がキレイに仕上がるだけでなく、肌を傷つけるリスクも低いのがメリットです。
ムダ毛を気にせずに過ごせるようになる
デリケートゾーンの中でも、Iラインは自分の目で状態を確認しづらく、自己処理の手間がかかりやすい場所です。そのため、お手入れを忘れてしまう方は少なくありません。また、Iラインは下着や水着からムダ毛がはみ出してしまいやすく目立ちます。
そこでIラインを脱毛すれば、デリケートゾーンのムダ毛を気にせずに過ごせます。例えば、普段から着替える機会が多く、ムダ毛が気になる方におすすめです。また、オシャレな下着・水着なども着やすくなります。
デリケートゾーンの衛生面を保てる
デリケートゾーンの中でもIラインは排泄物や生理の経血などによって不衛生になりやすい部位です。ムダ毛をお手入れしていないと、長く伸びた毛に汚れなどが絡まりやすいため、適切に自己処理をしなければなりません。
他にも下着などで蒸れやすい場所でもあり、脱毛することによって清潔さを保ちやすくなります。Iラインが衛生的に保たれれば嫌なニオイやムレ、かゆみなどを防ぐことにも繋がります。
自己処理の手間から解放される
脱毛のお手入れを受けると、徐々にムダ毛が薄くなっていきます。だいたい4回から6回ほどで効果を実感できることが多いです。ムダ毛が薄くなることで、自己処理の手間や頻度は減っていきます。
自己処理の回数が減れば時間を節約できるだけでなく、肌にかける負担を軽減でき、肌を傷つけるリスクも低くなります。肌の状態をキレイに保ちたい方は脱毛するのがおすすめです。
Iライン脱毛については以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひチェックしてみてください。
Iライン脱毛の3つのスタイル
Iラインを脱毛するときは、事前にどのようなスタイルにするか決めておくことが大切です。あらかじめ脱毛のスタイルの特徴を押さえておけば失敗することが少なくなります。ここからは、Iライン脱毛の3つのスタイルをご紹介します。
全部の毛を脱毛する
VIOの全ての毛を脱毛するハイジニーナと違い、Iラインだけの脱毛になるため脱毛費用は抑えられます。全ての毛を脱毛するため、ムダ毛による蒸れやかゆみなどは解消されるのが大きなメリット。
ただし、Iラインを全部脱毛してしまうと、Vラインだけが残ってしまうため違和感が出るケースも少なくありません。水着・下着からムダ毛がはみ出すのが気になる方や、デリケートゾーンの快適さを求める方におすすめのスタイルです。
全体的に薄くする
全ての毛を脱毛するのに抵抗がある方の場合、Iラインの毛のボリュームを全体的に薄くするスタイルがおすすめです。アンダーヘアのボリュームが減ることで清潔感があるスタイルになるだけでなく、蒸れにくくなるのもメリットです。
かゆみやニオイが気になる方に適していますが、全て脱毛するよりも快適さは低いのが注意点です。見た目を気にする方や、つるつるにしたくない方におすすめのスタイルであり、自然な印象に仕上がります。
前部分の毛だけ残す
「全て脱毛する」「全体的に薄くする」の両方のメリットを兼ね備え、バランスが良いのが前部分の毛だけを残すスタイルです。Iラインをつるつるにするわけではないので、Vラインの毛だけが目立つことはありません。
前部分以外のムダ毛は全て脱毛するため、通気性が良くなり蒸れにくく、嫌なニオイやかゆみが起きにくくなります。また、水着・下着からムダ毛がはみ出ることもなくなります。自然な見た目に仕上がるだけでなく実用性も高いスタイルです。
Iラインを脱毛するときの注意点
Iラインの脱毛はメリットが多いですが、いくつか注意点もあります。脱毛を受ける前にどのような注意点があるのか押さえておくのがおすすめです。
ここからはIラインを脱毛するときの注意点をご紹介します。
Vラインとの境目が気になりやすい
前述したIライン脱毛のスタイルにもある通り、VラインとIラインは繋がっているため、Iラインを全て脱毛するとVラインとの境目が目立ってしまいます。違和感があるスタイルになりやすいため、I ラインを脱毛した後にVラインの脱毛を受ける方は少なくありません。
Vラインの毛に強いこだわりがある方以外は、はじめからVIOをセットで脱毛した方が費用が安くなるためおすすめです。Vライン脱毛とOライン脱毛についても、あわせて押さえておくのがおすすめです。
痛みが強く出やすい部位である
Iラインは身体の中でも皮膚が薄い場所であり、神経も集中しているため痛みを感じやすいです。また、ムダ毛が太く濃いため、ライトが反応しやすいのも痛みを感じやすい要因のひとつです。ただし、毛の質などは体質によって異なるため、感じる痛みには個人差があります。
ミュゼプラチナムでは、肌に優しく痛みがほとんどない「S.S.C. iPS care 方式」の脱毛方法を採用しています。痛みの心配はほとんどありませんが、それでも痛みを感じる場合は、お気軽にスタッフまでお声がけください。
脱毛で痛みを感じやすい理由については、以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひ参考にしてみてください。
生理中は脱毛できない
生理中はIラインの脱毛はできません。Iラインだけでなくデリケートゾーン全体のお手入れを受けつけていないサロンがほとんどです。
これは、生理中にお手入れをしてしまうとベッドや脱毛機に経血が付着する可能性が高く、感染症を引き起こすリスクがあるからです。ミュゼプラチナムでもサロンを衛生的に保つため、みなさまにご協力いただいております。
お手入れの予約があるときに生理が来た場合は、すぐにサロンへ相談するのがおすすめです。
Iライン脱毛でよくある質問
Iラインなどデリケートゾーンの脱毛に不安を感じる方は多いです。脱毛を受ける前に、Iライン脱毛のよくある質問を参考にすると不安を解消しやすいです。ここからは、Iライン脱毛でよくある質問をご紹介します。
Iラインの脱毛にかかる回数は6回から18回ほどです。一般的に、1カ月から3カ月に1回ほどのペースで通うため、短くて1年、長くて数年かかります。ただし、Iラインをどのスタイルに脱毛するかによって回数は変わるので、注意してください。
全体の毛のボリュームを減らすだけであれば6回ほど、つるつるにするのであれば18回ほどかかります。また、4回から6回ほどで自己処理の手間が減るなど、脱毛の効果を実感できます。
脱毛を受ける前には、お手入れを受ける箇所のムダ毛を短く剃る必要があります。ムダ毛が伸びている状態だと、脱毛機のライトが毛の根本にうまく当たらず、脱毛効果が低くなってしまいます。また、熱を帯びた毛が肌に触れることでヤケドするリスクも高くなります。
この事前処理を行わないと、適切に脱毛を受けることができません。そのため、前日までに事前処理を行ってください。Iラインで手が届きにくい場合はスタッフが対応してくれる場合もあるため、相談することが大切です。
デリケートゾーンの脱毛の場合、特定の箇所を脱毛した後に他の箇所の脱毛を希望する方は少なくありません。別々で脱毛を受けると、その分脱毛が完了するまでに時間がかかってしまいます。
また、VIOをセットで脱毛したほうが割安になる場合が多いです。アンダーヘアのスタイルについては、最終的にどのように仕上げたいのかを実際に脱毛を受ける前によく相談するのがおすすめです。
脱毛後の肌は熱を持ちやすい状態なので、肌への刺激を抑えるようにしてください。お手入れ後は肌が乾燥しやすいため、十分に保湿することも大切です。ただし、Iラインは粘膜に近い部分であるため、アルコールなどが含まれている保湿剤だとしみる可能性があります。
肌に優しい保湿剤を選ぶだけでなく、肌への浸透が良いものだと蒸れにくいので快適です。他にも、脱毛後の運動や入浴、飲酒など体温が上がりやすいことは控える必要があります。
Iラインを脱毛して快適に過ごそう
Iラインの自己処理は肌を傷つけるリスクが高く、安全性を考えながらお手入れする必要があります。自宅で安全にIラインの自己処理をしたいのであれば、ヒートカッターや電気シェーバーなど直接肌に刃が触れない方法を試してみてください。
肌を傷つけずキレイにIラインを仕上げたい方は、脱毛のお手入れを受けるのがおすすめです。サロンで脱毛すればプロの手により安全でキレイに仕上がります。Iラインの脱毛にはさまざまなメリットがあるので、快適に過ごしやすくなります。
アンダーヘアの脱毛やデリケートゾーンの形については、以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひ参考にしてみてください。
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