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赤み、肌荒れ…カミソリや毛抜きでのムダ毛ケアのトラブルを何とかして! 【お肌レスキュー隊】

赤み、肌荒れ…カミソリや毛抜きでのムダ毛ケアのトラブルを何とかして! 【お肌レスキュー隊】

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誰しもが経験のあるお肌にまつわる大失敗。お肌レスキュー隊が、その被害を最小限に留めるためのレスキュー方法を伝授します!

美容に詳しい頼れるレスキュー隊・隊長。お肌をやさしく心配しつつ、時には厳しく指導してくれる。

隊長の有能な右腕的存在の隊員A。冷静な判断が持ち味。

入りたての新人隊員B。悲惨な現場だと弱音をこぼしがち。

今回の救助現場は…

今回の要救護者は、ムダ毛の自己処理で困ったことになってしまっているようです。

正しい処理方法を知らずに安易にやってしまったようね…。

ひえ〜! 肌が赤いブツブツがいっぱいで痛そう…。これじゃムダ毛の処理どころじゃありません!

このままだとまずいわね。今すぐレスキューするわよ!

レスキュー開始! ムダ毛処理でのトラブルを緊急ケア

カミソリ、毛抜きのムダ毛処理で肌トラブル発生!

間違った方法でムダ毛を剃ると、肌表面の角質が削られて炎症を起こす、いわゆる「カミソリ負け」の状態になってしまうようですね。

その通りよ。毛抜きでの肌トラブルは、ムダ毛を引き抜く時に毛根に負担がかかって周囲が傷つき、肌の内部で炎症を起こしている状態よ。

このまま放置すると、乾燥が進んで肌荒れしたり毛穴が黒ずんじゃいそうですね…。

そうはさせないわ! まずは痛みや炎症を抑えるわよ!

STEP1 肌の炎症を鎮める!

ヒリヒリする肌の赤みはどうやって鎮めたらいいのでしょうか?

炎症を鎮めるには、しっかり冷やすことが大事よ。

炎症部分を清潔にしてアイスノンを当てたり、アイスノンがなければ保冷剤をガーゼや小さめのタオルに包んで冷やすといいようです。

その通りね! でも冷やし過ぎは逆に肌に負担がかかるので注意が必要よ。炎症が治まったら、次のステップにいくわよ!

冷やしても炎症が治まらない場合や気になることがある時は、専門医を受診しましょう!

STEP2 肌を保湿する

ムダ毛の自己処理で皮膚が傷つくと、肌のバリア機能が乱れ、炎症を起こしたり、乾燥や肌荒れなどの肌トラブルが出てくるの。

バリア機能を守るために、保湿が大切だということですね。

今すぐうるおいを補給しなきゃ! 保湿にはどんなものを使えばいいですか?

顔用に使っている低刺激な化粧水や乳液があるなら、それを使用して。刺激を感じたら使用NG! 刺激を感じないなら使用しても大丈夫。さらに保湿するには、市販のワセリンがあれば塗ってもOKよ!

使用したコスメで刺激を感じる時は、皮膚科を受診してステロイドなどの治療薬や低刺激の保湿剤を処方してもらいましょう。

ムダ毛処理の肌トラブルを防止するには

  1. 肌への負担が大きいので、毛抜きの使用はなるべく避ける。

  2. カミソリを使う時は清潔なものを用意して、使用後は浴室に置きっぱなしにせずよく乾かして清潔な状態を保つ。

  3. カミソリを使う時は、シェービングフォーム等の使用して、肌の負担をなるべく軽減する。

  4. カミソリを使う時は毛の流れに逆らわずに剃る。

  5. カミソリを使う前後は湯船に浸からない。剃る前に湯に浸かると肌が柔らかくなって肌に負担がかかったり、剃った後は雑菌からの炎症を防ぐためにも湯船に浸からず、シャワーですますこと。

  6. できれば肌への負担が少ない電気シェーバーを使用する。

まとめ

カミソリや毛抜きでのムダ毛処理は、事前準備や処理後のケアが必要です。正しい処理と肌ケア方法を身につけて、つるスベ肌を保ちましょ♪

ムダ毛処理で肌トラブルが起きたら、すぐに冷やして炎症を鎮めること、しっかりと保湿することを心がけることね。今回の任務はこれで完了よ。撤収!

ラジャー!

ラジャー!

監修:神島輪医師
監修:神島輪医師

東京女子医科大学卒業後、同大学の皮膚科に入局。現在は一般診療だけでなく美容診療にも携わり、水道橋ひふ科クリニックの院長として勤務。

イラスト/えのきのこ
構成・文/本間香奈、vivace

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