ヨレない＆崩れない！メイクの上から日焼け止めの塗り直し術♡
Created date
Up date
日焼け止めは時間が経てば効果が薄れるから2～3時間ごとに塗り直そう！…ってよく聞く話ですが、メイクをした後はどうやって塗り直せばいいの～!? という疑問を抱え続けてる人も多いのではないでしょうか？
今回はヘアメイクのサイオチアキさんに、日焼け止めの塗り直し方を肌質別に教えてもらいました♩ しっかり塗り直して将来のシミ・シワ予防していきましょう。
[関連記事]
【検証】日焼け止めってほんとに時間経つと落ちてるの？UVカメラで見てみた！
数々の女性誌でヘアメイクを手がける人気ヘアメイクアップアーティスト。トレンドメイクを得意とし、可愛いを作る技術はピカイチ。最新コスメにも精通し、多岐にわたり活躍中！
まずは日焼け止めの正しい塗り方をおさらい！
そもそもベースの塗り方が間違っていたら、せっかくの日焼け止め効果も台無しに！日焼け止めの正しい塗り方をおさらいしましょう。
【STEP1】適量の日焼け止めを手の甲に出す
まずは、手持ちの日焼け止めをメーカー推奨の量、手の甲に出す。手のひらで擦り合わせて顔にのばすのは、日焼け止めの量が減ってしまうのでNG！
【STEP2】基本の5点＋こめかみの計7点に日焼け止めを点置きする
頬・おでこ・鼻・あご・こめかみの計7点に日焼け止めを点置き。こめかみに置くことで、忘れがちな生え際部分までしっかりと塗れる♩
【STEP3】顔の中心から外側に向かって指でのばし広げる
点置きした日焼け止めを指でのばす。顔の中心から外側に広げると白浮きせずナチュラルに仕上がる。
【STEP4】スポンジで日焼け止めを均等になじませていく
指でのばすだけではムラになってしまうので、均一になるようスポンジで塗り広げて。ポンポンと軽く叩くようにすると、キレイになじむ♩
【STEP5】デコルテも忘れずに塗り足す
忘れがちな首やデコルテ部分にも、必ず日焼け止めを塗るように！ 上から下に向かって手のひらでのばす感じでOK。
使用した日焼け止めはコレ！
- （左）スキンアクア トーンアップUVエッセンス ラベンダー／814円／ロート製薬
透明感ブルー×血色感ピンク＝ラベンダーカラーで、ナチュラルな透明感を演出する日焼け止め。微細なストロボパール※1を配合し、光を反射して透明感をあげながら立体的にツヤめく肌に♡ スキンケア成分（保湿成分）としてヒアルロン酸Na、ビタミンC誘導体※2、ピュアニュアンスコンプレックス※3も配合！
※1 合成フルオロフロゴバイト、酸化チタン、酸化スズ（光沢剤）
※2 リン酸アスコルビルMg（保湿成分）
※3 クダモノトケイソウ果実エキス、プルーン分解物、イザヨイバラエキス（保湿成分）
- （右）エテュセ フェイスエディション（スキンベース）フォードライスキン／1,980円／エテュセ
毛穴の凹凸の影を光で飛ばし、毛穴が目立たない、明るく透明感のある肌に仕上げてくれるトーンアップ系下地。化粧崩れやテカリを防ぐテカリ吸収パウダーを配合し、SPF25 PA++で日焼け止め効果もあるので、夏の肌の味方になること間違いなし◎
【POINT】日焼け止めをモロモロさせない方法
- 乳液が肌になじんでからティッシュオフした後に塗って！
スキンケアで乳液を塗った直後、肌になじんでいない状態で日焼け止めを重ねると、モロモロの原因に。重めのテクスチャーやたくさん塗っている場合もモロモロしやすいので、しっかり肌になじんだことを確認し、ベースメイク前にティッシュオフをしてから日焼け止めを重ねるようにしましょう。
[関連記事]
耳や首は要注意！日焼け止めを塗り忘れやすいパーツ10選！部位別のＵＶ対策方法のポイントを解説
メイクを崩さない！ 日焼け止めのキレイな塗り直し方
日焼け止めやファンデーションをメイクの上からただ重ねるだけだと、乾燥したりメイク崩れしやすくなったりしてしまいますよね。日焼け止めのキレイな塗り直し方を乾燥肌＆混合肌さん向けと脂性肌さん向けの2パターン紹介します♩
＜乾燥肌＆混合肌さん向け＞日焼け止めの塗り直し方
【STEP1】汗や皮脂をやさしくティッシュオフ
まずは、汗や皮脂をティッシュで押さえて肌のベースを整えます。
【STEP2】スティック状美容液でメイクの上から保湿をする
日焼け止めを塗り直す前に、スティック状美容液で保湿をしておきましょう！ 特に乾燥している部分やほうれい線などは重点的にすると◎です。
乾燥肌さんは、日焼け止めやファンデを重ねるとさらに乾燥につながっちゃうんです。また、混合肌さんはインナードライが皮脂分泌を促しているので、日中でも保湿をするのがオススメです♩
使ったスティックスティック美容液はコレ！
- ザ・タイムR デイエッセンススティック e／3,190円／イプサ
数あるスティック状美容液の中でも大人気のアイテム！ カサつく部分にひと塗りで水分をしっかり補給することができ、乾いてつっぱったように感じる肌のキメを、すばやくなめらかに整えます。化粧直し時に使うと、縮んだキメがふっくらして肌がなめらかになり、その後のファンデーションのりがUPしますよ♩
【STEP3】みずみずしい系の日焼け止めを塗る
UVジェルなどみずみずしい系の日焼け止めを顔全体に薄く重ねていきます。
指をすべらすようにのばすとファンデが崩れてしまうので、ポンポンと軽く叩きのせるイメージで！
使ったUVジェルはコレ！
- ニベアUV ウォータージェルSPF50 ボトル／924円（編集部調べ）／ニベア花王
化粧水感覚で塗れるウォータリーベースのスキンケアUV。水のようにのびてさらっとなじむみずみずしいジェルで、軽いつけ心地♩ 化粧下地にも使えるので、1本持っていれば一日中使えちゃう万能日焼け止め！
【STEP4】しっとりタイプのUVパウダーを重ねる
しっとりタイプのUVパウダーを重ねて、肌をなめらかに整えます。メイクを崩さないよう、パフでポンポンと押さえるようにのせましょう。
手持ちのパウダーを重ねるでもOKですが、UVパウダーを使うとより紫外線を防げるのでオススメです♩
使ったUVパウダーはコレ！
- ミネラルUVパウダー ピンクベージュ／3,300円／エトヴォス
SPF50 PA++++で、しっかり紫外線を予防できるUVパウダー。肌の凹凸や影をぼかす赤色光を透過するミネラルや、保湿成分でコーティングしたミネラル（マイカ）※を配合。毛穴や色ムラをぼかし、肌をキレイに見せるメイク効果も期待できますよ♡
※ 配合目的：のび、ツヤ、密着性向上
＜脂性肌さん向け＞日焼け止めの塗り直し方
【STEP1】汗や皮脂をやさしくティッシュオフ
まずは、汗や皮脂をティッシュで押さえて肌のベースを整えます。皮脂腺が通るTゾーンは特にテカリやすいので、丁寧にオフしましょう。
【STEP2】スプレータイプの化粧水で保湿
汗でしっとりしているように感じても、紫外線を浴びていると意外と乾燥気味になっているんです。スプレータイプの化粧水で水分補給しましょう！
水分が不足しているとオイリーになりやすくて油浮きするので、脂性肌さんでも保湿をしておくのは大切です。
使ったスプレー化粧水はコレ！
- アベンヌ ウオーター 50g／770円（編集部調べ）／ピエール ファーブル ジャポン
ポーチに入るミニサイズのスプレータイプ化粧水。肌にいいミネラルバランスの南フランスのアベンヌ温泉水※を、源泉から直接ボトリング。肌のうるおいバリアをサポートしてくれます♩
※ 温泉水（整肌成分）
【STEP3】化粧水を手で入れ込む
やさしくハンドプレスをして、化粧水を肌に入れ込みます。
【STEP4】さらっとした日焼け止めを重ねる
保湿ができたら、さらっとしたテクスチャの日焼け止めを重ねます。スプレータイプの日焼け止めは、アイテムによっては直接顔に噴射できるので手軽でオススメです♩ 髪やボディにも手を汚さず吹きかけられるのも便利なポイント。
使用した日焼け止めはコレ！
- ビオレUV アクアリッチ アクアプロテクトミスト／1078円（編集部調べ）／花王
まるで浴びる霧のような気持ちのいいミストが肌をやさしく包みます。肌の上でミストがジェル状に変化し、ぴたっとムラなく密着！ さらっとした質感なので脂性肌さんに持ってこいのアイテム。
※顔への使用は、数プッシュ手に取ってから顔になじませてお使いください
【STEP5】UVカットパウダーで仕上げる
最後にUVカットパウダーでふんわり肌に仕上げます。テカリを防ぐさらっとした質感のアイテムを選びましょう。
使ったUVパウダーはコレ！
- セザンヌ UV クリアフェイスパウダー 00 ライトベージュ／748円／セザンヌ化粧品
軽くてさらさらのパウダーで厚塗りにならず、くすみのない明るく澄んだ肌に仕上がるUVカットパウダー。テカリ防止パウダーが皮脂を抑えて、さらさらな肌に仕上がります♩
メイクの上からの日焼け止めの塗り直しはこれでバッチリ♡
プロのヘアメイクさん直伝のメイクの上からの日焼け止めの塗り直し術をご紹介しました！
肌質に合わせた塗り直しのコツをマスターすれば、メイクの上からでもヨレにくくキレイに仕上がりますよ♩ こまめに日焼け止めを塗り直して、紫外線からお肌を守ってあげてましょう！
＜お問い合わせ＞
イプサお客様窓口／エテュセ／エトヴォス／花王／セザンヌ化粧品／ニベア花王／ピエール ファーブル ジャポン／ロート製薬
撮影（モデル）／オノデラカズオ（f-me）
ヘアメイク／サイオチアキ（Lila）
モデル／鈴木美羽
構成・文／vivace
