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ニキビの箇所で体調や悪習慣が分かる?部位別の原因と対策【皮膚科医監修】

ニキビの箇所で体調や悪習慣が分かる?部位別の原因と対策【皮膚科医監修】

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「ニキビはあごにできやすい」「夏になると背中のニキビに悩まされる」など、いつも同じ箇所にニキビができるというあなた〜! ニキビのできやすい箇所って、それぞれ原因が違ったり、変えるべき悪習慣があるって知ってた?
今回は皮膚科医の小林智子先生に、部位ごとにニキビができる原因や、習慣&対策方法を教えてもらったよ。参考にして、憂鬱なニキビルーティーンから抜け出そう!

監修:小林智子先生
監修:小林智子先生

日本医科大学医学部卒業後、名古屋大学皮膚科に入局。同大学大学院博士課程修了後、アメリカノースウェスタン大学にてポストマスターフェローとして臨床研究に従事。日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医であり、専門は一般皮膚科、アレルギー、抗加齢、美容皮膚科。

ニキビができる仕組みって?

そもそも、どうしてニキビができるんだろう? まずは、ニキビができる仕組みについて知ろう〜!

ニキビができる仕組みや原因

  • ターンオーバーの乱れや皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まり、アクネ菌が増殖し、炎症が起こることでニキビができる。
  • 乳製品や血糖値が急激に上がる白米やパン、砂糖などはニキビにつながりやすい。
  • 生理前はプロゲステロンというホルモンが皮脂の過剰分泌を引き起こし、ニキビができやすくなる。

生理前後は食欲が増す人が多いですが、そんなときに乳製品や血糖値を上昇させる食事を摂ると、さらにニキビができやすくなっちゃいます。
ニキビができる原因は一つではありませんが、身体の不調や誤った生活習慣などさまざまなことが積み重なり、ニキビにつながっているんですよ。

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【顔】にできるニキビの原因&対策方法

顔にニキビができる原因って? できたときはどうするのが正解?
顔の部位ごとの原因&対策方法について詳しく聞いてみたよ♩

【おでこニキビ】の原因と対策方法

おでこニキビができる原因って?

皮脂量が多いおでこは、もともとニキビができやすい部位。ほかの部位とは違い、髪や帽子で摩擦が起こりやすくもあるので、刺激からニキビがにつながる傾向が。前髪のある人や帽子をよくかぶる人など、おでこへの刺激が多い人は要注意!
また、シャンプーやコンディショナーの洗い残しもニキビの原因に。肌に残ったシャンプーやコンディショナーが毛穴に詰まったり、アクネ菌のエサになってニキビができてしまうことも。

対策方法

おでこニキビの対策方法

  • 前髪を上げて過ごす

  • シャンプーやコンディショナーをしっかり洗い流す

家にいるときは、ヘアクリップやヘアバンドで前髪を上げて過ごすようにして、おでこへの刺激を避けることが大切です。
また、シャンプーやコンディショナーはしっかり洗い流すことを徹底して、清潔にしましょう。

【鼻ニキビ】の原因と対策方法

鼻ニキビができる原因って?

鼻のうぶ毛は意外と太く、皮脂量も多いので、毛穴に角栓が詰まりやすいんです。顔の中でもニキビや黒ずみなど肌悩みが多い部位。

凹凸が多い鼻は、洗顔料の洗い残しが起こりやすく、気付かないうちにニキビの原因に。洗い残し=肌に汚れが残っている状態なので、雑菌の増殖につながったり、洗顔料の成分が皮膚への刺激となり、炎症を起こしてしまうよ。

対策方法

鼻ニキビの対策方法

  • 角栓を無理やり取らないようにする

  • 鼻の脱毛をする

鼻の角栓を自力で無理やり取らないようにしましょう。ニキビを悪化させる原因を極力作らないことが大切です。
あまり知られていませんが、鼻ニキビや毛穴の黒ずみは、顔脱毛で改善されることも。
鼻の太い毛が無くなると毛穴詰まりが改善され、ニキビや黒ずみができにくくなる傾向が。「実は黒ずみではなく鼻の毛だった!」なんてこともあるので、対策として脱毛するのもオススメですよ。

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【頬ニキビ】の原因と対策方法

頬ニキビができる原因って?

就寝中、枕が頬に擦れたり、頬杖などで顔に触れるタイミングが多いとできやすい頬ニキビ。摩擦だけでなく、不潔なものが肌に当たり続けることで常在菌のバランスが乱れて皮膚のバリア機能が低下し、皮膚トラブルを引き起こすことも。

対策方法

頬ニキビの対策方法

  • 枕カバーをこまめに変える

  • ニキビに触れないようにする

人それぞれ頬と枕が擦れやすい寝相だったり、顔を触る癖があったりしますよね。無意識なので仕方がない部分もありますが、だからこそ枕をこまめに洗うなど清潔にすることが大切です。

【あごニキビ】の原因と対策方法

あごニキビができる原因って?

凹凸があるので、洗顔料の洗い残しによる雑菌の増殖が原因なことが。また、あごは無意識に触り、ニキビを潰してしまう人も多い部位。
ニキビを潰すと雑菌や細菌が入り込み、炎症が悪化してしまうことも。炎症が強くなればなるほどニキビ跡になりやすいので要注意。

対策方法

あごニキビの対策方法

  • ニキビを触らない、潰さない

  • 洗顔料をしっかり洗い流す

あごは、無意識に触ったりニキビを潰してしまう人が多いんです。触るだけでもよくないのに、潰すなんてもってのほか。できるだけ刺激を与えないよう、意識して生活しましょう。
また、フェイスラインや首にかけては洗顔料の洗い残しが多いので、しっかり洗い流して清潔に保ちましょう。

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【身体】にできるニキビの原因と対策方法

服で隠れはするけど、身体にできるニキビにひそかに悩まされている人も多いはず…。部位ごとの原因&対策方法を小林先生に教えてもらいました♩

【デコルテ・胸ニキビ】の原因と対策方法

デコルテ・胸ニキビができる原因って?

皮脂腺が通るデコルテや胸は、そもそも皮脂量が多いのでニキビができやすい部位。さらに汗で蒸れた衣類が肌に密着し、摩擦が起きるのも原因の一つ。

また、ニキビではなく、マラセチア毛包炎という炎症の場合も。マラセチア毛包炎は、マラセチアという皮膚の常在菌が、皮脂や汗によって増殖しすぎて常在菌のバランスを崩し、炎症をもたらす病気。ニキビと同じように赤いポツポツが症状として現れるため、マラセチア毛包炎とニキビは区別がつきにくいので注意が必要。通常のニキビ薬では効果が期待できず、抗真菌薬が必要となってくるので、早めに皮膚科を受診するのがオススメ。

対策方法

デコルテ・胸ニキビの対策方法

  • 通気性の良い服を着る

  • 綿素材の下着を着る

  • 汗をこまめに拭く

デコルテや胸は、衣類が肌に密着したり、下着やインナーの装飾が肌に当たったり…摩擦でニキビができてしまうことが多いです。
コットンやリネンなどなるべく通気性のいい服を着たり、綿素材の下着を選ぶなどして摩擦を起こさないように工夫しましょう。
また、マラセチア菌は、特に夏の時期に増殖する傾向があります。
汗はこまめに拭いて、常在菌にとって居心地の良い空間を作らないようにしましょう。

【背中ニキビ】の原因と対策方法

背中ニキビができる原因って?

デコルテと同じく皮脂腺が集中する背中は、毛穴が詰まりやすい傾向が。さらに汗で蒸れて、肌に密着した衣類が摩擦を起こし、ニキビにつながります。

また、背中は皮膚が厚いため、一度ニキビができると炎症が長引き、治りにくい傾向も。

対策方法

背中ニキビの対策方法

  • 通気性の良い服を着る

  • 汗をこまめに拭く

なるべく通気性の良い服を着たり、汗をこまめに拭いたりして、密着や摩擦を防ぎましょう。
背中ニキビは顔よりも治すことが大変なので、今すぐに対策をしてくださいね。

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【おしりニキビ】の原因と対策方法

おしりニキビができる原因って?

下着との摩擦や蒸れなどの原因のほかに、意外と多いのがイスに浅く座る癖のある人のお尻ニキビ。イスに浅く座るとおしりの一部に負荷が集中し、摩擦がより強くなります。
その摩擦によって肌のバリア機能が低下し、デリケートな状態に。結果、おしりニキビができてしまうのです。

対策方法

おしりニキビの対策方法

  • イスに深く座る

  • ボディソープを泡立ててやさしく洗う

イスはできるだけ深く座るように心がけ、摩擦が一部に集中しないよう気をつけましょう。
また、おしりを洗うときは、泡をしっかりと立ててやさしく洗いましょう。ゴシゴシ洗いでは摩擦が起きてしまいます。
摩擦はニキビだけでなく、ざらつきや黒ずみの原因にもなってしまうので要注意です。

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ニキビがひとつできたら、皮膚科へ行こう!

今回ご紹介したのはニキビを作らないための対策なので、ひとつでもニキビができてしまったら皮膚科へ行くのがオススメ。

市販のニキビ薬は、あくまでもアクネ菌の増殖を抑え、できたニキビを治すためのもの。悲しいことに、できたニキビの周りにはニキビ予備軍が潜んでいます…。強い炎症や長引くニキビは跡になる確率も上がるし、できたり治ったりに一喜一憂するのもストレスですよね。

しっかりとニキビ治療をしていくためには、ニキビができにくい環境を作るのが最善です。皮膚科ならニキビの治療から根本改善、跡になりにくい対策まで一貫してできるので、受診するようにしてくださいね。

日々の対策と定期的な受診でニキビができにくい肌へ

今回は、部位ごとにニキビができる原因と対策方法をご紹介しました。
日常生活での対策を行いつつ、ニキビができてしまったときは皮膚科を受診して、正しくキレイに治そう!

構成・文/vivace

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