2023/12/27
日本薬科大学さいたまキャンパスの医療ビジネス薬科学科3年生に向けた授業の一環として、これまでの脱毛の歴史や脱毛の種類、ミュゼプラチナムが行ってきた店舗出店戦略、化粧品開発についての講義を11月24日(金)に開催しました。
「日本薬科大学 医療ビジネス薬科学科は、薬学や医薬品の知識だけでなく、医療・健康・美容に関する基本的な知識や技能、経営学に関する広範な知識を融合させた教育を行っている学部です。今回『美容論』の外部講師として、ミュゼプラチナム コスメ事業部の野瀬 寛彦より「脱毛に関するニーズや市場の変遷」、「企業戦略やビジョン」、「化粧品企画開発職について」の特別講義を実施しました。
講義前半では、日本における自己処理の歴史は平安時代の貴族が額の毛を抜く処理が始まりだったことや、江戸時代になると軽石や線香を使用し、手足や眉毛の処理を行っていたことなどをお伝えしました。また、1970年頃には海外から電気(ニードル)脱毛の機械が輸入され、レーザー脱毛や光(IPL)脱毛、ミュゼが提供しているS.S.C.脱毛といったクリニックやサロンで行う脱毛の種類を話すと、電気(ニードル)脱毛の痛みを想像した学生から驚いた声が上がっていました。その後、ミュゼプラチナムがどのような戦略で100円コースを作ったのか、出店を増やしたのかをお伝えしました。
後半では、コスメを企画・開発する際に必要な市場調査の一環として、学生の皆さんに2~3名ずつのペアになってもらい、ペアの相手がどんな時に使用したいコスメなのか、好みのテクスチャーや使いやすい容器の形状、香り、惹かれるネーミングをヒアリングし、相手に合ったコスメをそれぞれ企画してもらいました。
受講した学生からは、「脱毛に興味があったので、種類など知れてよかった」、「自分と相手の求めるコスメの好みがしっとりとさっぱりで真逆で新しい発見だった」、「香りや容器を選ぶのが楽しかった」といった感想をいただくことができました。
ミュゼプラチナムはこれからも、これまで培ってきた教育メソッドを生かし、企業と学校の産学連携に積極的に取り組んでまいります。