自宅で永久脱毛は可能?おすすめの脱毛方法は?【ミュゼプラチナム】

脱毛サロンに行っていない間も、自宅でできる方法を使ってなるべくすべすべの肌をキープしておきたいものです。カミソリや脱毛ワックス、クリームなどの自己処理方法に加え、最近では家庭用脱毛器という選択肢もありふれたものになってきています。これらを使って自宅で簡単にできる脱毛方法と、その効果、そして永久脱毛ができるのかを解説していきます。

永久脱毛は自宅でもできる?効果は?

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永久脱毛を自宅でできる方法は、果たしてあるのでしょうか。光脱毛器を使った方法には、どの程度の効果が期待できるのか、解説します。

自宅での永久脱毛は可能?

結論から言うと、自宅で永久脱毛の効果を実感するのは、難しいようです。

自宅でできるムダ毛ケアグッズとして、肌への負担が少ないカミソリや、除毛クリーム、ワックスなど便利なものがたくさんあります。しかし、これらは生えてきたムダ毛を一時的に処理するもので、ムダ毛が根本的に生えなくなるようなものではありません。

また、最近のムダ毛ケアグッズとして外せないのが、家庭用の光脱毛器です。これはサロンの光脱毛機と同じように、ライトを当ててムダ毛の成長を抑制するものですが、サロンのライトよりは出力が弱く作られています。サロンの光脱毛機でも、完全な永久脱毛の効果は保証されていません。家庭用の光脱毛器ではなおさら、永久脱毛は難しいです。

自宅で行う場合の脱毛効果は?

自宅でムダ毛ケアを行う場合の効果を、カミソリ、ワックス、光脱毛器に関して解説します。

まず、最もオーソドックスなカミソリを使う方法ですが、これは肌の安全性を考慮すると2週間に1〜2回は理想的なペースがだとされています。しかし、ワキなどの濃い部分は、処理しても数日で目立つようになってくるので人によっては2週間に1〜2回では間に合わないと感じるかもしれません。

ワックスを使う方法だと、ムダ毛を毛根から処理する方法ですので、毛周期の観点から、最大で1ヶ月程度はムダ毛がない状態を保つことができます。ただし、ワックスが肌に合わない可能性がある、剥がすのが痛いなどのデメリットも忘れてはいけません。

自宅で使える光脱毛器も、全く効果がないわけではありません。現在あるムダ毛を細く、目立たなくしたり、こまめに使い続けることで肌をなめらかな状態に保ったりすることが可能です。安全が保障されている範囲ならば、好きなタイミングで、気になる部位を好きなだけケアできるので、コスパの観点からもメリットがあります。

ただし、上でも解説した通り、家庭用の光脱毛器には、完全な永久脱毛の効果はありません。脱毛器のメーカーや値段によっても期待できる効果は様々ですので、光脱毛器は納得できるものを選びましょう。

デリケートゾーンや顔の脱毛もできる?

デリケートゾーンや顔の脱毛も、自宅でできます。しかしこれらはかなり繊細な部位ですので、カミソリを当てたり、ワックスで剥がしたりするのは肌への負担が大きいと言うリスクがあります。

実は、これらの部位の脱毛は、家庭用の光脱毛器でもできます。デリケートゾーンの脱毛をサロンでお願いするのが恥ずかしい、顔の脱毛は自宅でもこまめに行いたいと言うケースに、家庭用の光脱毛器がおすすめです。これらの部位でも使える光脱毛器には、痛みを感じにくい、ヘッド部分が小型で、ケアがしやすいなどの特徴があります。

商品の説明をよく読んだり、以下で紹介する光脱毛器を参考にしたりして、デリケートゾーンや顔もケアできる光脱毛器を選ぶようにしましょう。

自宅で脱毛するメリット・デメリット

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自宅で光脱毛器を使って脱毛を行う際の、メリットとデメリットについて解説します。これから光脱毛器を使ってみたい、と考えている方は必読です。

メリット

光脱毛器を使って自宅で脱毛するメリットについて、3つ、解説します。

まず一つ目は、自分が納得のいくペースで、脱毛をできることです。サロンに通って脱毛を受けると、どの部位も通う回数分の料金がかかるのが一般的です。これでは、例えばワキなどの毛質が強い部位では、満足できないと感じることがあるかもしれません。家庭用の光脱毛器なら、安全が保証されている範囲であれば、自分でしたいと思った時に何度も照射できるので一回ごとの料金を気にせずに済みます。好きな箇所を好きなだけできる、というのが一つ目のメリットです。

続いてのメリットは、サロンに通う手間が省ける点です。脱毛サロンが家から遠い場合や、サロンに通うために身だしなみを整えなければ、など、何らかのハードルがある方には、自宅でできる光脱毛器をおすすめできます。脱毛サロンのコースを契約しても、予約が取りにくいなどのトラブルがあった場合に、その月だけ光脱毛器で自宅ケアをしておくこともできます。

最後に、光脱毛器の出力を自分で調節できるというのもメリットです。最近ではずいぶん改善されましたが、光脱毛器を使っている時の痛みやひりつき、眩しいなどの違和感を感じた時に対処しやすいです。

デメリット

光脱毛器を使う場合のデメリットについても、2つ、知っておきましょう。

まず誰もが考えるのは、背中などの手が届きにくい部位のケアができない、と言う点です。脱毛サロンに通っている場合なら、エステティシャンにしてもらえますが、一人で光脱毛器を使ってケアする場合にはよほど体が柔らかくない限り難しくなります。よほどサロンに通うのが難しくなければ、背中はプロに任せるのがおすすめです。

次に、自宅でできる光脱毛器を使って起こったトラブルは、何があっても自己責任であることがデメリットです。脱毛サロンの多くは、医療機関とも提携をとっており、火傷などのトラブルがあった場合に素早く対応してくれますし、トラブルに関しての責任問題も込みで契約を結んで、脱毛のサービスを提供しています。家庭用脱毛器のほとんどは出力も弱く、皮膚トラブルを起こす可能性は低いと考えられますが、海外製の規格が違うものだとトラブルの可能性も考えた方が良さそうです。自宅でできる光脱毛器を選ぶ場合には慎重に、そして、安全が保証されている範囲を守って扱うようにしましょう。

自宅で脱毛する場合とサロンで行う場合の違いは?

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自宅でできる光脱毛器を使って脱毛する場合と、サロンで行う場合の違いは、最も大きなもので出力の違いがあります。サロンで使われている脱毛機のライトは、家庭用に比べて出力が大きいため、効果を実感するまでに必要な施術回数が少なくなります。また、背中やお尻などの手が届きにくい、見えにくい部位の施術もしてもらえるのは、サロンならではのメリットです。

自宅でもサロンでも一緒なのは、脱毛でライトを当てる前に、ムダ毛はシェービングで処理しておくという点です。しかし、サロンによってはシェービング代が別料金としてかかる場所もありますので、カウンセリングなどで毛質を見せる場合を除き、自宅でできる限り処理しておくのが主流です。

自宅で簡単にできる脱毛方法は?

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自宅で簡単にできる脱毛方法として、剃る、抜く、溶かす、光脱毛器の4つを紹介します。ケアする場合の注意点と、正しい方法を合わせて確認しておきましょう。

ムダ毛を剃る

まずはムダ毛を剃る場合の正しいケア方法と、注意点を紹介します。

ムダ毛を剃るというのは手軽にできますが、お手入れしたい箇所に、いきなりカミソリを当てるのはNGです。

まずはお手入れする場所にホットタオルを当てるか、入浴することで温めましょう。温めることで毛が柔らかくなったり、毛穴が開きやすくなったりと、処理がしやすくなります。温めた皮膚にシェービングローションを塗って、毛流れに沿って剃ったあと、毛流れと逆方向に皮膚を引っ張り、毛流れと逆方向にもう一度剃ります。

何もつけずに剃ってしまうと、毛や角質が引っかかりやすく、皮膚への摩擦が生じてしまいます。カミソリ負けや、摩擦による色素沈着の原因にもなりますので、必ずシェービングローションや石鹸を活用しましょう。

ムダ毛を抜く

ムダ毛を抜く場合の、正しいケア方法と注意点を紹介します。

ムダ毛を抜くには毛抜きで一本一本、というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、ワックスシートやテープで一気に広範囲を抜く方法が効果的です。ただし、ワックスシートもいきなり貼って良いというものではありません。処理する部分の毛が長いと、抜くときに引っ張られるので痛みが強くなったり、皮膚に赤いポツポツができたり、などのトラブルに繋がります。処理したい部分の毛は、あらかじめ3~5mm程度にカットしておきましょう。

あとはワックスシートを貼り、毛流れと逆方向に一気に剥がすだけです。ワックスのみの場合は、ワックスをヘラで均等に塗り、乾き次第、剥がす方式になります。剥がした後に肌にワックスが残ってしまった場合は、剥がしたワックスで吸着するか、濡れたタオルで少しずつはがすようにしましょう。爪で無理に剥がすのは、皮膚を傷つけるので避けてください。

ムダ毛を溶かす

ムダ毛を処理する方法として、毛を溶かしてしまうという方法もあります。その場合、除毛クリームと専用のスポンジ、ヘラなどを活用します。

使い方は簡単です。まず湿らせてから水分を拭き取った肌に、除毛クリームを専用のヘラでまんべんなく塗ります。そして5〜10分そのまま放置し、最後にスポンジやヘラで、クリームを塗った場所を撫でると、柔らかくなった毛が巻き取られてきます。クリームを取り去ったら、処理した部分はぬるま湯できちんと洗い流しましょう。

除毛クリームは、ムダ毛を溶かしているので、肌もある程度のダメージを受けている可能性があります。除毛クリームを使った後の肌は、きちんとクリームを洗い流し、保湿をするようにしましょう。洗い流すときにゴシゴシと刺激を与えたり、熱めのお湯を使ったりするのは避けてください。

光脱毛器を使う

最後に紹介するのは、家庭用光脱毛器を使う方法です。家庭用光脱毛器は、サロンや医療機関で使われている脱毛機に比べて出力が弱くなっていますが、使用上の注意点がいくつかあります。

まず、光脱毛器を使うペースは商品によって異なりますがワキなどの濃い部分は1週間に1回、腕や脚などの通常の毛の部分は2週間に一回程度が理想的です。当てすぎは毛根、皮膚への負担が大きくなるので避けてください。

また、ライトを当てたあとはクールダウンを徹底するようにしましょう。処理した部分に濡れタオルを当てることはもちろんですが、当てた当日のスポーツや入浴など、血行を促進する行為は皮膚トラブルに繋がりやすく、危険です。ライトを当てることで一時的に毛穴がふさがるなど、わずかながら皮膚がダメージを受けていますので、感染症のリスクが高まります。

これらの注意点を守って、家庭用光脱毛器を活用しましょう。

家庭用脱毛器選びのポイントは?

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家庭用脱毛器を選ぶポイントを3つ、紹介します。

「レーザー式」か「フラッシュ式」か

家庭用脱毛器に使われている脱毛方式として医療機関で使われている「レーザー式」か、もしくはサロンで使われている「フラッシュ式」という2種類があります。

まず、レーザー式の特徴について解説します。レーザー式の脱毛器は、毛の黒い色に反応して毛根に作用することで脱毛の効果を狙うものです。フラッシュ式に比べて脱毛効果は高く、ピンポイントの施術に向いています。しかし、レーザーを当てる際にいわゆる「輪ゴムで弾かれたような」痛みを伴います。また、黒に反応することからも分かる通り、ホクロや肌が黒ずんでいる部分にも使うことができません。

フラッシュ式の脱毛器は、毛のメラニン色素に作用することで毛根の機能を落としていくというものです。一度に照射できる範囲が広く、痛みも感じにくいというのがメリットです。しかし、毛のメラニン色素に反応することから、産毛などの色素薄めの毛には効果を期待できません。

レーザー式、フラッシュ式、どちらも一長一短あることがわかります。これらは、医療機関やサロンで使われているものに比べて、家庭でも安全に使えるように出力が弱めに作られています。

一回の照射にかかるコスト

一回の照射にかかるコストも、考慮しておきたいポイントです。というのも、家庭用脱毛器は消耗品としてカートリッジ交換が必要になる場合があるので、照射できる回数から一回の照射にかかる大まかなコストを割り出せます。

照射回数が多ければ多いほど、カートリッジ交換の必要回数が少なくなるので、コストパフォーマンスが良いと言えます。

使用できる部位

使用できる部位も、脱毛器の種類によって異なります。特に、顔やVIOは神経が集中しており、他の部位と違って非常にデリケートです。そのため、光脱毛器の出力が強すぎると痛みを感じます。専用のアタッチメントをつけることによって、顔やVIOの脱毛が可能になる脱毛器もありますので、事前に確認しましょう。

おすすめの家庭用脱毛器は?人気のメーカーは?

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家庭用脱毛器を作っている日本のメーカーで、特に人気なのはどこでしょうか。有名どころでは以下でも紹介する「光エステ」を作ったパナソニック、そして美容機器や健康器具を海外でも展開した実績のあるヤーマンです。これのメーカーが作ったおすすめの家庭用脱毛器と、その特徴を以下で詳しく見ていきましょう。

ヤーマン「レイボーテSAKURA」

「レインボーエステSAKURA」は、口コミで評価が高い光脱毛器です。持ち手が銃の形になっており使いやすく、10分の連続使用が可能なため、広範囲の脱毛も一気に済ませられます。口コミでは、数回の施術で効果を実感できた、肌がワントーン明るくなったなど、ポジティブなものが多いです。ただし、ヘッドの交換が少し面倒とも言われています。

気になる価格は店舗によりますが最大でも4万円程度、ヤーマンに登録すると、保証期間が1年から2年延長になるので安心して購入できます。

パナソニック「光エステ」

パナソニックの「光エステ」は、家庭用脱毛器で最も有名なものかもしれません。家庭用脱毛器の中でもかなり出力が強い方ですが、刺激も抑えられる構造になっています。もちろん、出力も調節可能です。アタッチメントは3種類あり、顔やVIOにも適用できるので、全身ケアできるようになっています。

口コミからは、使い始めて数回で、毛が弱くなってきた、美肌になってきて化粧ノリが良くなったなどの効果が確認できます。

トリア

トリアは、現在販売されている家庭用脱毛器の中では数少ないレーザーを使用しているものです。価格は5万円前後とお手軽で、30日以内の返金保障がついているので、安心して購入できます。

照射面積が1×1cmと小さめですが、定期的に使用することで、3ヶ月で毛の70%が目立たなくなるという効果が報告されています。これは、レーザー脱毛器ならではのハイパワーでしょう。

しかしながら、ある程度の痛みも感じる、一度に施術できる面積が小さいというデメリットがあります。ワキなどの毛が濃くて、痛みもある程度なら大丈夫という部位に狙って使用するのがおすすめです。

自宅で脱毛する際の注意点

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自宅で脱毛をする際の注意点を、3つ紹介します。

生理中や日焼けをしている日は避ける

生理中など体調がすぐれない日、日焼けをしてしまった後などの脱毛は避けたほうが無難です。というのも、脱毛というのは肌に多少なりとも刺激を加える行為で、皮膚の抵抗力が下がっているときに行うと、細菌感染やかぶれなどのリスクが高くなります。自宅で脱毛をするときは、体調が良く、なおかつ日焼けをしていないときに行うと良いでしょう。特に冬場のうちは、日焼けのリスクもなく、汗でかぶれる心配もないので自宅での脱毛がおすすめです。

脱毛後の保湿とクールダウンを徹底する

脱毛後は、保湿と、クールダウンを徹底するようにしましょう。毛穴が広がってしまったり、毛穴の奥で出血したりというケースがありますが、冷やすことでそれらをケアできます。皮膚から水分を飛ばさないためにも、保湿と濡れタオルなどを使ってのアフターケアは必須です。また、脱毛をした日には入浴やサウナ、スポーツなどの、体が温まるような行為は控えてください。

脱毛のペースを守る

カミソリやワックスを使う場合も、光脱毛機を使う場合でも、メーカーが示している脱毛のペースは守ってください。自宅でできるように安全に作られているとはいえ、週に何度も行うことは、その分皮膚への負担を蓄積することになります。

また、万が一皮膚の異常を感じた場合には、医療機関で使っている脱毛アイテムについて相談してください。

まとめ

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数年前までは、自宅で簡単にできる脱毛方法と言えば、剃る、抜くなどが主流でした。最近では、国内のメーカーが作った家庭用脱毛器を使うという選択肢も普通になってきています。家庭用脱毛器もかなり進歩しており、クチコミからもその高い効果が伺い知れます。自宅での脱毛を考えている方、もっと快適な自己処理をしたい方は、今回紹介したおすすめの家庭用脱毛器や、選び方のポイントを参考にしてみてください。