スキンケア

皮膚科医が教える“秋冬スキンケア” 完全保湿ガイド

皮膚科医が教える“秋冬スキンケア” 完全保湿ガイド

Created date

Up date

美容や健康、ビジネスなどありとあらゆるジャンルの“気になる”について学べる、ミュゼプラチナムが手掛けるYouTubeチャンネル「ジブン向上委員会」(毎週木曜・金曜 21時配信)。

今回のテーマは、秋冬のスキンケア。

秋冬になるとお肌がカサカサして乾燥を感じがちって人は必見!「ジブン向上委員会」のMC2人と一緒に、秋冬の正しいスキンケアを学んじゃおう♡

監修:泉 さくら先生
監修:泉 さくら先生

皮膚科・美容皮膚科・女性外来・アレルギー科などを常設。総合診療として漢方薬を用いた治療や西洋薬を組み合わせた治療など幅広い治療提案を行っている。

【ジブン向上委員会のYouTubeも要CHECK!】

【1限目】10代、20代、30代 年齢別の肌状態とスキンケアのポイント

Q 10代、20代、30代それぞれが重視すべきスキンケアのポイントは?

A 10代は皮脂ケア、20代はうるおい、30代はエイジングケア

MC:中村麻里子
10代、20代、30代でそれぞれどういったスキンケアが適切なんでしょうか?

泉 さくら先生 :

10代、20代はしっかり皮脂を落として肌を清潔に保つといった基本的なことが重要です。肌の保湿力を保つセラミドは20代から徐々に減ると言われていて、30代くらいから自覚される方が多いので、保湿ケアが大切になってきます。

年齢別スキンケアのポイント

10代のスキンケアポイント

皮脂の分泌が豊富で毛穴詰まりを起こしやすい

皮脂を落として肌を清潔に保ち、ニキビ、毛穴の詰まり、角栓、テカリなどをケアするスキンケアが大切。

20代のスキンケアポイント

皮脂や水分が減少してくることで乾燥が気になってくる

うるおいをたっぷり与えるケアを心がけて。

30代のスキンケアポイント

ハリ不足、水分量の減少による毛穴の目立ちやキメの乱れが起きてくる

肌の保湿力や皮脂腺の働きも弱まってくるので、乾燥による肌トラブル対策としてエイジングケアも大事。

【2限目】季節の変わり目で気をつけるべきスキンケア

Q 乾燥してくる秋…季節の変わり目のスキンケアアイテム選びはどうしたらいい?

A まずクリームを高保湿のものに変えてみよう

秋、季節の変わり目にはお肌が冷たい空気にさらされて、乾燥・かゆみ・肌荒れが気になりがち。高保湿のクリームを取り入れて化粧水・乳液・美容液にしっかりと蓋をしよう。                                                            洗顔後の肌は乾燥が進みやすくデリケートになりやすいので、洗顔料は保湿力の高いもの、低刺激のものを選ぶと安心。

MC:ももち(牛江桃子)

前アイテムをすべて高保湿にしたらかえって肌が荒れてしまったことがあるのですが、もし1つだけ高保湿タイプに切り替えるとしたらどれがいいですか?

1個だけ高保湿タイプにするとすればやはりクリームかなと思います。

クリームは化粧水や乳液の水分が逃げないよう蓋をする役割があるので、そこを優先的に高保湿にするのがおすすめです。10代、20代の方でしたらそれで十分な気がしますね。

Q お手入れの時に気をつけるべきことは?

A より摩擦が起きないよう丁寧に

肌はデリケートなため、摩擦を加えないように優しくお手入れするのが◎。化粧水を付けたときにたたいたりするようなことはしないで。

化粧水を手で付けるのとコットンでつけるので違いはありますか?

摩擦を加えないように気をつければどちらを使っても大丈夫です。

コットンを使うときはたっぷりと化粧水を浸み込ませて使うのがポイントです。

【3限目】秋冬おすすめスキンケア成分

Q 秋冬に取り入れるといいスキンケア成分は?

A 細胞間脂質「セラミド」と天然保湿因子「アミノ酸」

秋冬のような乾燥した季節では、肌はバリア機能が低下している状態。バリア機能を担うものとして細胞間脂質「セラミド」や、天然保湿因子を補う「アミノ酸」が有名だよ。

やっぱり秋冬スキンケアは成分をしっかり見て選んだほうがいいんですか?

そうですね、その成分がどれくらい入っているのかも確認したほうがいいと思います。

製品の後ろを見ると、成分が多いものから順に書かれているので、後ろの方に書いてある成分はちょっとしか入っていないということかも…。

秋冬はスキンケアも衣替えしてうるおいキープしなきゃ!

秋冬スキンケアの授業はどうだったかな?季節の変わり目の今こそスキンケアアイテムや方法を見直して、さらに肌の保湿を心がけてね。

構成・文/mismos編集部

あわせて読みたい

関連記事