スキンケア

脱・赤ら顔! 冬の赤ほっぺは“温活”でカイケツ 【お肌レスキュー隊】

脱・赤ら顔! 冬の赤ほっぺは“温活”でカイケツ 【お肌レスキュー隊】

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誰しもが経験のあるお肌にまつわる大失敗。お肌レスキュー隊が、その被害を最小限に留めるためのレスキュー方法を伝授します!

美容に詳しい頼れるレスキュー隊・隊長。お肌をやさしく心配しつつ、時には厳しく指導してくれる。

隊長の有能な右腕的存在の隊員A。冷静な判断が持ち味。

入りたての新人隊員B。悲惨な現場だと弱音をこぼしがち。

今回の救助現場は…

今回の要救護者は、この寒さで赤ら顔になってしまったようです。

わーん! ファンデでも隠しきれないほど、真っ赤っ赤…!

頬の赤みだけじゃなく、身体の冷えも心配ね。今すぐレスキューするわよ!

レスキュー開始! 「赤ら顔」を緊急ケア

赤ら顔、どうしてなるの?

赤ら顔になるのって、冬場のすっごい寒い日が多いですよねー。

そうね。寒い日に長い時間外にいて、温かい屋内に入ると頬が赤くなるのは、急激な温度変化による血管の収縮と拡張が原因の一つよ。

冷たい風で肌の温度が下がると、それを防ぐために身体が血管を収縮させます。その状態で暖かい室内に入ると一気に血管が元に戻り、赤くほてって見えるようですね。

その通り。でも、次のケアをして赤みが引かない場合は、乾燥や肌荒れが原因かもしれないのでスキンケアを見直す必要もあるわよ!

赤みが続いて、気になるようなら皮膚科医に相談を!

赤ら顔のケア方法を教えて!

赤ら顔って顔がほてっているから、きっと冷やすといいんじゃないですか? 冷たい水で顔を洗うとか?

頬の赤みは頬を直接温めたり冷やすというより、手足などの末端の冷えを解消してあげることが大切なようですね。

徐々に体温を上げることで赤みが引いていくわ。顔を洗う必要がある場合は、ぬるま湯で徐々に温度を上げていくといいわよ!

持ち歩ける湯たんぽやカイロなどで手足を温めるのもオススメ。急激に体温を上げずに、緩やかに温めるところがポイントです!
赤ら顔になる人は冷え症の人も多いので、普段から身体を冷やさないようにする「温活」を取り入れてみては?

赤ら顔は『温活』で予防

赤ら顔にならないためには『温活』が大事なんですよね。それってどうすればいいんでしょう〜?

『温活』には、出かける時に温かい服装をするなどの外的なものと、運動や食事による内的なものがあるようですね。

そうね。日常で身体を温める工夫をしていたら、赤ら顔になることも少なくなるわよ。『温活』は赤ら顔対策だけじゃなく、代謝や免疫のアップ、生理痛や肩こりの緩和など、いいことずくめだからぜひ取り組んで欲しいわね!

冬の温活TIPS

□ 出かける時は、帽子、マフラー、マスクを着用して、身体を冷やさない。

□ 自宅でも身体を温めるインナーや腹巻き、ルームソックスを身につける。

□ 身体を冷やす冷たい食べ物・飲み物を摂りすぎない。

□ 根菜や生姜など、身体を温める食材を積極的に食べる。

□ カフェイン、アルコール、刺激物は控えめに。

□ ウォーキングやストレッチなど軽い運動を取り入れる。

□ できるだけ湯船に浸かって温まる。

□ 睡眠は十分に。

まとめ

赤ら顔は、室内外の温度差が激しい時に起こりがち。赤くなってしまった時は、徐々に身体を温めて解消してね。毎日の「温活」も赤ら顔に効果的。「冷えは万病の元」ともいうので、身体を温めるように心がけを!

赤ら顔は“急激な寒暖差”が原因のことが多いわよ。温かさをキープして、とにかく身体を冷やさないことね。本日は以上。撤収!

ラジャー!

ラジャー!

監修:神島輪医師
監修:神島輪医師

東京女子医科大学卒業後、同大学の皮膚科に入局。現在は一般診療だけでなく美容診療にも携わり、水道橋ひふ科クリニックの院長として勤務。

イラスト/えのきのこ
構成・文/本間香奈、vivace

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