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クレンジングバームの効果的な使い方&選び方を徹底解説!【角質・毛穴ケアに◎】

クレンジングバームの効果的な使い方&選び方を徹底解説!【角質・毛穴ケアに◎】

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毛穴汚れに良さそうだからクレンジングバームを使っているけど、しっかりメイクを落とせていなかったりきちんと毛穴ケアができていない気がする…。それ、もしかしたらクレンジングバームを正しく使えていないのかもしれません!?

そこで今回は、ミュゼコスメ開発者の野瀬さんに、クレンジングバームのメリットや効果的な使い方&選び方を徹底解説してもらいました! 正しく使えば、さらに効果UPするので要チェックです♡

ミュゼプラチナム 野瀬寛彦さん
ミュゼプラチナム 野瀬寛彦さん

コスメ開発 コスメ事業部部長。「サロン品質のスキンケア開発」を心がけ、ミュゼコスメの開発に携わる。一般社団法人日本コスメティック協会の協会認定指導員資格を所持。

そもそも「クレンジングバーム」って?

クレンジングバームとは、オイルを半固形状にしたクレンジング料のこと。バターのようなテクスチャー肌への摩擦を減らし、肌の上にとどまるので液だれせず使いやすいのが特徴です。メイクや皮脂汚れとなじみがよく、しっかり落とせることも人気のポイント。

クレンジングバームといえば、体温で溶けるイメージを持っている人が多いと思います。でも実は、肌になじませるときに指の圧がかかることで、半固形状を保っている構造が変化してとろとろになるんですよ。

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クレンジングバームを使うことのメリットって?

“とろみ”のおかげでオイルより摩擦が少ない

クレンジングバームは、手のひらに取りくるくるなじませたとき、完全にオイル状(液状)にはならず、少し“とろみが残ります。肌に塗布したときに、そのとろみが手と肌の間のクッションのような役割を果たすので、摩擦刺激を極力減らして汚れを落とすことができるんです。

うるおいを守りながら洗える

”とろみ”の効果は他にも。肌にオイル成分が浸透しすぎず表面に留まるため、必要な油分まで落としすぎるのを防ぎ、うるおいを保つ効果があります。

汚れ落ちパワーはしっかり! 毛穴ケアに◎

クレンジングオイルと同じく油分を多く含むので、メイクや皮脂へのなじみやすさ汚れの落としやすさは申し分なし。毛穴の角栓やざらつきのもとになるメイク汚れや余分な皮脂も、必要最低限の力でスルッと落とすことができます。

さらに、各アイテムごとに保湿成分や使い心地にこだわっていて、洗いあがりがしっとり感じられるなどいいことだらけのクレンジングバーム。
それなのにあまり効果を感じられていない…という人は、もしかしたらクレンジングバームを正しく使えていないのかもしれません!? 野瀬さんに正しい使い方を解説してもらいました♩
※角質層まで

正しく使って目指せ毛穴レス肌♡ クレンジングバームの正しい使い方

クレンジングバームの正しい使い方チェックリスト

まずは、自分が正しくクレンジングバームを使えているのか、チェックリストで確認してみましょう!

クレンジングバームの正しい使い方

  • スパチュラを使って取り出す

  • 清潔&乾いた手に取り出す

  • とろとろな状態にしてから乾いた顔に塗布する

  • メイク汚れが多い部分からなじませる

  • ゴシゴシ擦らずやさしくなじませる

  • 洗い流す前に乳化させる

  • 32度くらいのぬるま湯で洗い流す

できてなかったことはありましたか? 今からチェックリストの内容を理由と一緒に1つずつ詳しく解説していきます。正しく使えている人もそうでなかった人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①スパチュラを使って取り出す

素手で取り出すと、容器の中に雑菌や水分が入り、品質が悪くなってしまう恐れが。必ずスパチュラを使って取り出すようにしましょう。
また、手に取り出したときにスパチュラが肌に触れ、そのまま出し入れを続けることで、雑菌が入り込んでしまうことも。なるべく少ない回数で使う分を取り出せると◎

使ったスパチュラは都度水洗いしてティッシュで拭き、清潔にして保管するのが理想です。最低でも、前回使ったバームがスパチュラに付いたままの状態で再度使わないようにしましょう。

②清潔&乾いた手に取り出す

汚い手に取り出して顔に塗布すると、雑菌が付着し肌トラブルの原因に。清潔な手に取り出すようにしましょう。
また、清潔にするために手を洗った後、濡れたままでクレンジングバームを使うのはNG。水と混ざるとクレンジング力が低下してしまうので、水気のない乾いた手に取り出すのも大切なポイント。

③手のひらでなじませてとろとろな状態にしてから顔に塗布する

固形状のまま塗布すると、なじみにくいうえに摩擦刺激になる可能性が。まずは手のひらに取って指でくるくるなじませ、クレンジングバームがとろとろな状態になってから、乾いた顔に塗布するようにしましょう。

④メイク汚れが多い部分からなじませる

メイク汚れが多い目元や唇などからなじませましょう。ただ、顔の中心部は皮脂汚れがたまりやすい傾向があるので、メイク汚れが多い部分を重点的に行った後は、小鼻やTゾーンなど顔の中心部から外側に向けてなじませていくのがオススメです。

⑤ゴシゴシ擦らずやさしくなじませる

肌をゴシゴシ擦るようになじませると摩擦が起こり、くすみやたるみの原因に。クレンジングバームのとろみが指と肌とのクッションになってくれていることを感じつつ、やさしく撫でるようになじませましょう。

くるくると円を描くようにマッサージしながらなじませるのがオススメです。すると、皮膚の細かいところにもクレンジングバームが行きわたりやすくなるので、より効果的に使えますよ。

⑥洗い流す前にしっかり乳化させる

乳化とは?

クレンジングに含まれる油分と水分が混ざりあい、白っぽくなること。
本来なじむことのない油分と水分が混ざり合うことで乳化をし、メイク汚れや皮脂(=油分)を水で洗い流しやすくすることができます。

肌になじませたクレンジングバームを洗い流す前に、ぬるま湯で濡らした手のひらでくるくるとなじませましょう。すると、バームに少量の水が加わるので、乳化させることができますよ。

乳化は、メイクや毛穴汚れをしっかり落とせる&オイル成分が浸透しすぎて肌に残ってしまうのを防ぐ効果が。
肌にメイクや毛穴汚れが残っているとトラブルの元になるし、油分が残ったままだとクレンジング料に含まれる界面活性剤などで刺激になってしまうこともあるので注意。

クレンジングバームを使っていて、メイクや汚れ落ちがよくない、洗いあがりがべたべたするという人は、この乳化の工程がしっかりできていないのかもしれません。
しっかり乳化させてから洗い流す」を徹底してみましょう!
※角質層まで

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【毛穴・角栓ケアに効果的な使い方♡】①スチーマーや入浴をして毛穴を開かせてからクレンジングをする

先にスチーマーや入浴をすることで、毛穴が開いたり皮脂がやわらかくなるので、奥深くにある汚れまでしっかりと落とす効果が期待できます。

【毛穴・角栓ケアに効果的な使い方♡】②毛穴が気になる部分は指の腹でくるくるとなじませる

特に毛穴が気になる部分は、指の腹でくるくるとなじませるのが◎ このときも擦らずやさしく撫でるように行うのがポイントです。やりすぎは摩擦や刺激につながることがあるので気をつけましょう。

クレンジングバームの選び方って?

正しい使い方は分かったけど、クレンジングバームは種類が多くて何を使ったらいいのか迷ってしまいますよね…。そこで野瀬さんに、オススメの選び方も聞いてみました♩

①とろけやすくダマになりにくいものを選ぶ

顔になじませるとき、バームが固形のままだったりダマが残った状態だったりするとメイクなじみも悪く、摩擦や刺激になることがあります。とろけやすくてダマになりにくいものを選ぶようにしましょう。
お店のテスターがあったら実際に手のひらに載せてくるくるさせてみましょう。違いが分かりやすいですよ。

②保湿成分配合や低刺激処方のものを選ぶ

洗い上がりにつっぱり感が出る場合は、使っているクレンジングアイテムが肌に合っておらず、肌に必要な油分まで落としてしまっているのかもしれません。そんな人は、保湿成分が配合されているものや低刺激処方のバームを使うのがオススメです!

ただし、アイテムによって肌に合う合わないは人ぞれぞれ。まずは使ってみて、自分に合うものを見極めていく必要があります。特に肌が敏感な人や乾燥しがちな人は、アレルギーテスト済みや低刺激処方のものを選ぶようにしましょう。
また、シア油のような植物油脂が配合されているものも◎ 肌に浸透しすぎないので、油分も残りにくく肌にやさしい傾向が。

メイクも毛穴汚れもやさしくオフ♩ ミュゼコスメのクレンジングバームがオススメ

ミュゼコスメのクレンジングバームはとろけやすく、低刺激処方だからとってもオススメ。気になる特徴や効果、使い方など詳しくご紹介します!

ミュゼコスメで販売している「エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム」は、超微細なナノシリカ※1と酵素※2を配合しているので、メイクや毛穴汚れをすばやく浮かせてオフできるんです。さらに、ミュゼ独自開発のオリジナル原料mufla(ミュフラ)※3やヒアルロン酸、アカツメクサ花エキスなども配合しているので、美容や保湿効果も期待できるのがうれしいポイント。低刺激処方なので敏感肌さんにもオススメです♩
ミュゼコスメのクレンジングバームなら、メイク落とし、毛穴ケア、角質ケア、エイジングケア※4、トリートメント効果※5、マッサージ効果があり、1つで6役も叶います♡

※1 ジメチルシリル化シリカ(吸着成分) ※2 プロテアーゼ(整肌成分) ※3 ダマスクバラ花エキス、乳酸菌/ハイビスカス花発酵液 ※4 年齢に応じたお手入れのこと ※5 メイク汚れなどを落としキメを整えること

とろけやすい&ダマになりにくいのも大きな特徴です。低刺激処方なうえに、保湿成分や植物油脂を配合しているので、洗い上がりもつっぱりにくいですよ!
毛穴汚れが気になるけど、肌のうるおいもキープしたいという方にぴったりなアイテムです。

しっかりメイクも角栓などの毛穴汚れも、やさしく溶かしてしっかり落とすクレンジングバーム

エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム 120g

エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム 120g

ナノシリカ※1と酵素※2配合のクレンジングバーム。
肌の上でスッととろけて汚れに密着。毛穴のすみずみまで行きわたり、メイクだけでなく溜まった毛穴汚れや古い角質までしっかりオフし、クリアな素肌に導きます。
肌サイクルをサポートしエイジングケア※3も。
ナチュラルアロマ(精油)の香り。
※1.ジメチルシリル化シリカ(吸着成分)
※2.プロテアーゼ(整肌成分)
※3.年齢に応じたお手入れのこと

「エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム」の使用感や汚れ落ちについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

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「エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム」の使い方

使用量

目安は、付属のスパチュラに山盛り1杯ほど。乾いた手に取り出すのがポイント。

  1. 手のひらに取ったバームを指先でやわらかくし、乾いた状態の肌(額・鼻・両ほほ・あご)にのせます。

  2. 顔の内側から外側へ、クルクルと円を描きながらやさしくマッサージするようになじませます。

  3. バームがオイル状に溶けメイクとなじんだら、洗い流しのサイン。しっかり乳化させてから、ぬるま湯で洗い流しましょう。

マッサージバームとして使うのも◎

中心から外側に向かってクルクルと円を描くようにすべらせましょう。最後にこめかみを押さえるのが◎

目もと

眉頭の下から目を囲むようにして目頭の下へ、さらに外側へ向かって指をすべらせましょう。こちらも、最後にこめかみを押さえるのがポイント。

鼻まわり

鼻筋は上から下へ、側面と小鼻はそれぞれ上下に往復させましょう。

ほお

あごから目尻へと、手のひら全体でクルクルと円を描きましょう。最後はこめかみを押さえます。

口もと

口角の外側を半円を描くように往復させましょう。

ミュゼコスメのクレンジングバームは、ただメイクや毛穴汚れを落とすだけじゃなく、肌を労わることもできる超優れモノ♡ マッサージバームとしても使えるので、上記で紹介した使い方も参考にしてみてくださいね!

自分に合うクレンジングバームを正しく効果的に使って毛穴レス肌を目指そう♩

肌のうるおいを保ちつつ、メイクや毛穴汚れをしっかり落とせるクレンジングバーム。今回ご紹介した正しい使い方、選び方を参考にして、まるでたまごのようなちゅるん肌を目指しましょう♡

しっかりメイクも角栓などの毛穴汚れも、やさしく溶かしてしっかり落とすクレンジングバーム

エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム 120g

エンラディアンス ナノスキンクリアクレンジングバーム 120g

ナノシリカ※1と酵素※2配合のクレンジングバーム。
肌の上でスッととろけて汚れに密着。毛穴のすみずみまで行きわたり、メイクだけでなく溜まった毛穴汚れや古い角質までしっかりオフし、クリアな素肌に導きます。
肌サイクルをサポートしエイジングケア※3も。
ナチュラルアロマ(精油)の香り。
※1.ジメチルシリル化シリカ(吸着成分)
※2.プロテアーゼ(整肌成分)
※3.年齢に応じたお手入れのこと

撮影/オノデラカズオ(モデル)
ヘアメイク/山田マキ(Lila)
モデル/佐藤茜
構成・文/vivace

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