
脱毛と言っても、どこまで脱毛できるのか、どんな施術をするのか、気になることは多いと思います。
ここではいろいろな部位の脱毛について、分かりやすくご案内します。
背中脱毛とは ~効果やメリットなど~
背中脱毛とはその名の通り、背中に生えたムダ毛を処理することです。
背中は、自分では見えづらく、ムダ毛に気付きにくい部位です。しかし背中が開いた服や水着を着ると、他の人からよく見えてしまう箇所でもあります。毛質自体は産毛に近い細い毛なのですが、密集して生えることが多いため、油断はできません。
また手が届かない、自分では見えないなどの理由で、自己処理がしづらいのも特徴です。無理に自己処理するとケガをする危険性も大きいので、脱毛サロンでお手入れするのがおすすめです。
背中は脱毛範囲が広いため、サロンによってはお手入れ箇所を分ける場合があります。
ミュゼプラチナムでは背中上部と背中下部に分けてお手入れしています。
背中脱毛2つのメリット
ドレスや水着をキレイに着こなせる

脱毛サロンでお手入れすることで、ムダ毛がなく、毛穴が引き締まったツルすべの背中になれます。背中が開いた服やパーティードレス、水着なども、より自信を持って着こなすことができます。

背中ニキビの改善が期待できる
背中は皮脂腺が多く、ニキビができやすい部位です。さらにムダ毛があると汚れをためやすくなってしまい、ニキビの悪化を招く恐れもあります。そのため、背中のニキビに悩んでいる人にも背中脱毛がおすすめです。ムダ毛を除くことで汚れの付着を防ぎ、毛穴を引き締めることができるため、ニキビの改善効果が期待できます。
背中脱毛の効果と回数
効果が期待できるのはどのくらい?
背中脱毛を検討している方が最も気になるのは、「何回通えば効果が期待できるのか?」という点ではないでしょうか。
基本的に、脱毛で効果が期待できる回数には個人差がありますが、一般的には4〜6回程度で脱毛の効果を実感でき、自己処理がとても楽になっていきます。そして、8〜12回程度でムダ毛の心配がほとんどいらない肌になっていきます。個人差があるため一概にはいえませんが、目安として参考にしてみてください。
満足する背中脱毛のために。キチンと通うのが大切
1回だけのお手入れでキレイな背中を手に入れることができるわけではありません。背中脱毛は、しっかりと効果が実感できるまで通い続けることが大切です。だからこそ、たとえ気に入ったサロンでも、通いにくい場所にある場合は、おすすめできません。
「サロンであればどこでも良いだろう」と考えるのではなく、「定期的に通い続けられる場所にあるか」という点もサロン選びのポイントとして重要視するようにしましょう。店舗数も多く、全国展開しているサロンであれば、結婚や就職などによる引っ越しなどがあっても、継続して通い続けることができるため、安心です。
また、「予約に手間がかからないかどうか」という点も重要になります。どんなに通いやすい場所にあっても、予約に手間がかかったり、なかなか予約が取れなかったりしたら意味がないからです。
ミュゼプラチナムは、全国各地に182店(2020年7月末時点)のサロンを持ち、オンラインで簡単に予約を行える「会員サイト」や公式アプリ「ミュゼパスポート」をご用意しています。通う店舗を変えたり、「この日に予約を入れたい!」と思ったその瞬間に、手間なく予約することができるなど、お客さまの立場に立った便利で通いやすいサービスを提供しています。
背中脱毛の効果を高めるポイント
せっかくサロンに通うのだから、脱毛の効果を最大限実感したいものです。ご自身でもできる、背中脱毛の効果を高めるポイントを確認しておきましょう。どれもすぐに習慣づけられそうな、簡単なことばかりです。
日焼け対策をする
背中脱毛の効果を上げるためには、日焼けを避けたほうが無難です。日焼けをしていると、程度がひどい場合には脱毛の施術ができなかったり、皮膚が乾燥してムダ毛が抜けにくくなったりするためです。
特に夏場は、オフショルダーの服や水着を着る機会も増えますので、背中の日焼け止めは忘れず塗るようにしましょう。背中に塗るのが難しい場合は、薄手のカーデガンを羽織るようにするだけでも効果はあります。
保湿をする
背中の保湿を行うと、背中脱毛の効果を高めることができます。皮膚が潤って柔らかく、健康な状態だと毛周期が正常に回るため、脱毛の効果が発揮されやすくなります。背中は普段から意識しない部分かもしれませんが、背中ニキビで悩むケースがあるように、乾燥しやすい部分です。お風呂上がりは、背中にクリームや化粧水を塗って、保湿しておくようにしましょう。
摩擦を感じる肌着は避ける
摩擦があるような肌着を避けることも、背中脱毛の効果を高めるには重要です。背中は面積が広いため、摩擦のある肌着を身につけているとこすれやすく、皮膚の乾燥につながります。
特に化繊の肌着は要注意です。綿や絹などの自然の素材だと、乾燥肌の方でも安心して身につけられますし、皮脂を吸い過ぎないため乾燥もしにくいです。
代謝を上げる食事をする
皮膚の代謝が上がると、毛周期が正常に回るようになり、肌も潤うため脱毛の効果を高めることにつながります。添加物や、加工食品をなるべく避けて、体に良い食事を摂るようにしましょう。普段から気をつけることが難しい場合は、意識的に水分を摂るだけでも、代謝アップに効果的です。
背中にニキビがあっても脱毛可能?
背中ニキビがあっても、脱毛を受けることはできます。ただし、ニキビやニキビ痕がある部分を避けてライトを照射する必要があります。
背中にニキビがある場合は、その部分の肌や毛穴はダメージを受けやすくなっているためです。ライトを当てることによって、ニキビが悪化したり、毛穴が詰まってしまったりなど、周辺の皮膚にダメージを及ぼす可能性があります。
背中はニキビができやすく、ご自身ではなかなか気がつきにくい部分でもあります。しかし、保湿をしたり、摩擦を避けたりすることによって、ニキビを減らす工夫はできます。基本的には、ニキビを治してからの脱毛をした方が、効果を実感しやすいでしょう。
背中脱毛の効果を高めるポイント
背中脱毛の効果を高めるには、「硬毛化対策」がポイントです。「硬毛化」とは、色素の薄いムダ毛にライトが当たると、かえってムダ毛が濃くなってしまう現象です。この現象は、一時的ではありますが、脱毛サロンに通っていて不安を感じることもあるでしょう。
硬毛化対策には、ミュゼで採用されている、SSC方式が効果的です。SSC方式では、ライトを当てる前にジェルを塗布します。ジェルによって、肌にかかる負担が減るため、ムダ毛がかえって硬くなるのを抑えてくれる効果があります。
医療脱毛との違いは?
サロン脱毛ではライトを使った脱毛、医療脱毛では高出力のレーザーを使った脱毛が行われていることが大きな違いです。また、これら二つの違いを回数、料金に焦点を当てて解説します。
脱毛の効果と必要な回数は?
背中脱毛を医療脱毛で受ける場合、効果を実感するまでに必要な回数は5~6回と言われています。一方、サロンの脱毛では8~12回程度が一般的です。
医療脱毛では、より出力の高いレーザーを使った脱毛が行われるため、効果を実感するまでの回数は、サロン脱毛より短い傾向があります。しかし、出力が大きいため、サロンに比べてレーザー照射時に痛みを感じるというデメリットがあります。
医療脱毛もサロン脱毛も、決められた周期を守ってコンスタントに通うことができれば、施術と施術の間の自己処理はそれほど大変ではなくなります。時間がかかっても、痛くない脱毛をしたいという人には、サロン脱毛の方がおすすめです。
脱毛クリニックと脱毛サロンの料金の違い
背中脱毛を脱毛クリニックで行なった場合の料金は、おおむね10万円~と、脱毛サロンに比べて高い傾向があります。一方、脱毛サロンでは、背中脱毛にかかる料金はだいたい3~5万円程度と、クリニックの約半分になります。
なぜなら医療脱毛では、上でも紹介した通り、脱毛サロンに比べて出力の高いレーザー脱毛という方式を採用しているためです。
脱毛クリニックは脱毛サロンに比べて料金は高くなりますが、効果を実感できるまでの時間は短くなります。料金が高くても、早く効果を実感したい、という場合には脱毛クリニックもおすすめです。
お手入れの流れ
お手入れ前の準備
背中は、ご自身では手が届きにくいため剃り残しがある場合は、サロンスタッフがお手伝いをさせていただきますが、出来る限りの自己処理をお願いいたします。
- ※乾燥や肌荒れに注意してください。
- ※水着などを着た際に、日に焼けやすい部位なので、日焼けには特にご注意ください。
- ※ケガやあざ、タトゥーなどがある箇所はお手入れから除外されます。
お手入れ当日
1.専用のガウンに着替えてください。
2.スタッフがお手入れ箇所の肌をチェックいたします。小さなほくろやケガ、あざのある部分は専用のシールで保護し、大きい部分はペンで印を付けてお手入れ箇所からはずします。また、拭き取りは冷たいタオルで行います。
- ※サロンへお越しいただく際の服装は、どんなものでも構いません。
- ※以下のイメージはどのお手入れにも共通の流れですが、部位によっては一部変更することもあります。
お手入れ後のアフターケア
- ■お手入れ当日の激しい運動・飲酒は控えてください。
- ■お手入れ当日はシャワーのみで済ませ、湯船には浸からないでください。
- ■乾燥を防ぐために、翌日以降もこまめな保湿を心掛けていただくと、肌を健やかに保つことができます。
- ■日焼けしないようにご注意ください。
- ■お手入れ後の肌に赤みや違和感を感じた場合は、サロンへご相談ください。

- お手入れ前の準備やアフターケア、ご注意いただきたい事項についての詳細はQ&A-お手入れ前・当日・お手入れ後についてからもご確認頂けます。