陰毛は自己処理したほうが良い?自己処理のポイントや脱毛する場合のメリットもあわせて解説
身体のムダ毛の中でも陰毛(アンダーヘア)は気にしている方が多いです。定期的にお手入れをしないとデリケートゾーンが不衛生になりやすく、不快感が増してしまうので注意しなければなりません。また、デリケートゾーンは名前の通り肌が繊細で刺激に弱いため、間違った方法で自己処理をすると肌荒れの原因にもなります。
そこでこのページでは、陰毛の自己処理方法についてご紹介します。陰毛を脱毛するメリットについても触れるので参考にしてみてください。
陰毛は適切に自己処理する必要がある
陰毛を放置することには、さまざまなデメリットがあります。例えば、毛のボリュームが多いとデリケートゾーンが蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいです。その結果、嫌なニオイやかゆみが発生することが多いです。
また、自己処理をしていないと着替えるときに下着や水着などからはみ出してしまい、恥ずかしい思いをしてしまうことも。そのため、陰毛は適切に自己処理する必要があります。
また、間違った方法で自己処理をすると、肌を傷つけたり肌トラブルに繋がったりするため注意が必要です。デリケートゾーンを清潔に保ち、キレイな肌を維持するためにも、適切な自己処理方法を押さえておくのがおすすめです。
陰毛を自己処理する主な方法
陰毛を自己処理する方法はいくつかありますが、いずれも特徴が異なります。自分に合った自己処理方法を実践するためにも、メリットとデメリットを押さえておくのがおすすめです。
ここからは、陰毛を自己処理する主な方法をご紹介します。
カミソリ
カミソリは代表的な自己処理方法の1つです。お風呂のついでなど、手軽に自己処理できるだけでなく、値段も安くお手頃なのがメリットです。また、毛抜きなどと違い、ある程度広い範囲を一度にケアできます。
しかし、デリケートゾーンは繊細なためカミソリを使うと傷つけてしまったり、肌の表面を削ってダメージを与えやすいです。剃った後に生えてきた毛によってチクチクしたり、剃る刺激によって黒ずみができたりします。手軽な方法ですが、適切に扱わないと肌トラブルが起きやすいため注意してください。
電気シェーバー
電気シェーバーはカミソリと同じように刃によって毛を短くするアイテムですが、電気の振動によって刃が細かく動き、肌に直接触れないためカミソリよりも肌に優しい自己処理ができます。
肌の表面を傷つけることが少なく、乾燥もしにくいため脱毛サロンなどでも推奨されています。ただし、カミソリほど深剃りはできないため、こまめに自己処理が必要になるのがデメリットです。
ヒートカッター
カミソリや電気シェーバーを使うと、毛先が尖ってしまうためチクチクする原因になります。このような刺激が気になる方は、ヒートカッターを使うのがおすすめです。ヒートカッターは電気の熱でムダ毛を焼き切る方法で、熱により毛先が丸くなるのが特徴です。
ただし、ヒートカッターは広い範囲のムダ毛を処理するときに時間がかかってしまいます。急いで自己処理したいときには向かず、丁寧に仕上げたいときにおすすめです。なお、熱によって毛が焦げる独特なニオイがする点がデメリットといえます。
陰毛を自己処理するデメリット
陰毛は定期的に自己処理する必要がありますが、頻繁におこなうと肌がダメージを受けてしまうので注意しなければなりません。ここからは、陰毛を自己処理する際に起こり得るデメリットをご紹介します。
カミソリ負けしやすい
陰毛をカミソリで自己処理すると、カミソリ負けが起こりやすいです。シェービング剤を使ったとしても、カミソリの刃が直接肌に触れるため、肌の表面まで削ってしまうことが多いです。デリケートゾーンは敏感で刺激に弱いため、カミソリ負けが起こりやすい部位でもあります。
カミソリ負けが起きると肌がヒリヒリするだけでなく、毛嚢炎などの肌荒れが起こるリスクも高くなります。肌を保護するためにも、カミソリ用のシェービング剤を使い保湿するようにしてください。
色素沈着が起きやすい
デリケートゾーンは、カミソリなどでの自己処理によって色素沈着が起きて肌が黒ずみやすいです。肌に自己処理の刺激を頻繁に与えていると、肌を守ろうとする防御反応でメラニン色素が生成されて肌が黒っぽくなります。
デリケートゾーンは身体の部位の中でも刺激に弱く、反応が起こりやすいため黒ずみやすいです。通常であれば、肌が生まれ変わるターンオーバーにより黒くなった古い皮膚は排出されていきます。しかし、繊細なデリケートゾーンに自己処理の刺激が蓄積されると、ターンオーバーは乱れ、ますますデリケートゾーンが黒ずんでしまいます。
チクチクしたりかゆみが出たりする
前述の通り、カミソリなどで自己処理をすると毛の断面が尖ってしまいます。その状態の毛が伸びると肌に触れたときにチクチクと感じたり、かゆみが出たりしてしまいます。
毛の流れとは反対側から剃ると深剃りできますが、尖った毛が皮膚の下に埋まってしまいやすいです。この尖った毛が成長して表面に出ようとするときにもチクチクと感じてしまうことがあります。場合によっては、肌の表面に出てこられない埋没毛になる可能性もあるので注意してください。
陰毛を自己処理するときのポイント
ここまで、陰毛を自己処理する際の主な方法やデメリットについて解説しました。つづいては、実際に自己処理するときにどんな点に気をつければいいのか、ポイントをご説明します。
自己処理の前に温めよう
はじめに、デリケートゾーンを温めます。皮膚と毛をあらかじめ温めておくことで、やわらかくなって剃りやすく、肌への負担を抑えることができるためです。ただし、皮膚がふやけていると傷つける恐れがあるため注意が必要です。
お湯で濡らした(もしくは水で濡らして電子レンジで加熱した)ホットタオルを使うか、お風呂上がりに行うことをおすすめします。ただし、お風呂場は湿気が多く雑菌が繁殖しやすいため、風通しのいい部屋に移動しましょう。
肌に負担のかかりにくい電気シェーバーを使おう
自己処理で使う道具には種類がありますが、おすすめなのは、刃が直接肌に触れず肌を傷つけにくい電気シェーバーです。
まず、温めた陰毛をハサミやヒートカッターでカットし、毛のボリュームを減らして剃りやすくしてから、シェービング剤を塗ります。繊細な部位のため、デリケートゾーン専用や低刺激のシェービング剤を使うのがおすすめです。
ここまで準備が整ったら、いよいよ剃りたい場所に電気シェーバーを当て、毛の流れに沿って優しく剃っていきます。
ミュゼ 3inスムースシェーバー
ここで、自己処理時に使用する電気シェーバーのおすすめ商品として、「ミュゼ 3inスムースシェーバー」をご紹介します。
剃りたい場所に合わせてつけ替えられるアタッチメントを付属しており、陰毛だけでなくボディや顔のムダ毛もシェービングできる電気シェーバーです。USB充電タイプなので使いやすく便利。肌当たりが優しく、これ1台で全身のケアができます。
防水仕様のためお風呂で使えて水洗いもでき、使用後のお手入れも簡単です。
しっかり保湿ケアをしよう
どのような方法にしても、自己処理をした後のデリケートゾーンの肌はダメージを受けています。乾燥しやすくなっており、肌荒れや黒ずみ・色素沈着などの肌トラブルを引き起こす可能性があるため、処理後は美容液やクリームでしっかりと保湿をすることが大切です。
デリケートゾーン専用の保湿クリームなども市販されています。VIOのうるおいをキープして、無用な肌トラブルを防ぎましょう。
ミュゼ ミルクローション モイストプラス
自己処理後の保湿アイテムのおすすめとして、ミュゼプラチナムのミルクローション モイストプラスをご紹介します。
ミルクローション モイストプラスには、肌の力をサポートする成分として、ダマスクバラ花エキスとハイビスカス花発酵液をかけ合わせた独自の美肌成分「mufla(ミュフラ)」を配合。さらに、3種のヒアルロン酸、スクワラン、シア脂、セラミドも含まれており、肌をやわらかくさせてうるおいを与え、整える効果が期待できます。
陰毛は脱毛するのもおすすめ
陰毛の自己処理にはさまざまなデメリットがあるため、かゆみなどの肌トラブルに悩む方は少なくありません。そのようなお悩みを解消するためには脱毛するのもおすすめです。
ここからは、陰毛を脱毛するメリットをご紹介します。
ムダ毛を気にせずに過ごせる
陰毛を脱毛すれば、長く伸びたムダ毛を気にする必要がなくなります。デリケートゾーンの中でもIラインは目が届きにくく確認しづらいだけでなく、手が届きにくいため自己処理が難しい部位です。
そのため、下着や水着からはみ出してしまうリスクが高いです。普段から着替える機会が多い方であれば、ムダ毛の処理忘れを気にして自己処理の回数が増えてしまうこともあります。脱毛すればキレイに仕上がるだけでなく、日常生活の中でもムダ毛を気にせずに過ごせるようになります。
デリケートゾーンを清潔に保てる
陰毛が長く伸びていると、デリケートゾーンが不衛生になりやすいです。毛のボリュームが多いと蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすくなるため嫌なニオイが発生しやすくなります。他にも、かゆみや肌荒れの原因にもなります。
また、Iライン・Oラインは排泄物や経血などが付着しやすいです。そのため、ムダ毛を脱毛することでデリケートゾーンを清潔に保ちやすくなります。
自己処理の手間がなくなる
陰毛を脱毛すると、自己処理の手間が減ります。キレイにムダ毛を処理するには時間がかかるため、こまめにケアしようと思うと、自己処理にかかる時間は膨大になってしまいます。
デリケートゾーンの自己処理は面倒に感じやすく、忘れてしまうことも多いです。脱毛をすれば、自己処理の手間から解放され、ムダ毛の処理忘れに悩むこともなくなります。
肌トラブルが少なくなる
デリケートゾーンの肌トラブルの主な原因は、間違った自己処理です。肌トラブルが起こらないように自己処理をするためには、しっかり準備し処理後は保湿するなどアフターケアが欠かせません。
そこで、陰毛を脱毛すれば、自己処理によるダメージが軽減され、かゆみ・乾燥・色素沈着・埋没毛といった肌トラブルが少なくなります。
VIO脱毛のよくある質問
デリケートゾーンはVライン・Iライン・Oラインに分けられ、まとめて「VIO」と呼ばれることも多いため、陰毛を脱毛することを「VIO脱毛」と呼びます。ここでは、VIO脱毛におけるよくある質問をご紹介します。
VIO脱毛の効果はどれくらいで感じられるようになるのでしょうか。脱毛サロンで脱毛する場合、個人差はありますが、おおよそ4~6回で効果が感じられはじめて自己処理の手間が減り、お手入れが完了するまでの回数は18~24回程度です。
毛の生え変わるサイクルである「毛周期」に合わせる必要がある脱毛方法の場合は、1回1回のお手入れに適切な間隔(1~3カ月程度)をあけることになるため、お手入れ終了までに3年ほどかかる場合もあります。
ミュゼプラチナムの脱毛方法は毛周期に左右されないので、2週間ほど間隔をあければ通っていただくことが可能です。
脱毛と聞くと、痛みの面で不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。たしかに、デリケートゾーンは身体のなかでも皮膚が薄く、太いムダ毛が密集しているため痛みを感じやすい部位です。
そこで、痛みが気になる場合、クリニックであれば麻酔を使ってもらうことができます。また、サロンではお手入れ中に痛みを感じるときは脱毛機の出力を調整するなどの対応ができるため、相談することをおすすめします。
なお、ミュゼプラチナムで行っている「S.S.C. iPS care方式」というオリジナルの脱毛方法は、専用の「iPトリートメントエッセンス」という美容液を使用しており、肌へのダメージが少なく、痛みの心配もほとんどありません。
生理中はお手入れができるのかという質問もよくお受けします。しかし、生理の際は経血が脱毛機やベッドに付着するなどの衛生面で懸念があるため、デリケートゾーンのお手入れは受けられません。
他の部位であればお手入れを受けることが可能です。ただし、生理中はホルモンの状態が安定しておらず、肌がダメージを受けやすくなっています。そのため、肌トラブルが起こりやすいというリスクがあり、積極的にはおすすめしていません。
ご予約日と生理が重なってしまった場合は、日にちの調整などの対応をしてもらえるので、できるだけ早めにサロンにご連絡ください。
デリケートゾーンは心情的にも身体的にも繊細な部分です。そのため、人に見られることに抵抗感や羞恥心がある方も少なくありません。そこで、サロンによってはお手入れのときに専用の紙ショーツを用意しています。
お客さまにショーツを履いていただき、少しずつずらしながらお手入れを進めていくことにより、露出を最低限に抑えることが可能です。さらに、経験を積んだプロのスタッフがお手入れをするため、思っていたよりも恥ずかしくなかったという声も聞かれます。
陰毛を適切にケアして快適に過ごそう
陰毛はお手入れするのが手間に感じやすいですが、定期的にお手入れしないと蒸れの原因になり、嫌なニオイやかゆみが出てしまいます。水着や下着姿になったときにも気になりやすい場所です。
自己処理が手間だと感じている方や、カミソリなどによるダメージで肌荒れにお悩みの方は脱毛を検討してみてください。自己処理の手間が省けるだけでなく、肌トラブルの予防にも繋がります。
なお、ミュゼプラチナムのデリケートゾーンの脱毛箇所については、以下の記事でも詳しくご紹介しております。ぜひ参考にしてみてください。
>Vライン脱毛について
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