スキンケア メイクを落とさずに寝ちゃった……なかったことにできませんか?【お肌レスキュー隊】

メイクを落とさずに寝ちゃった……なかったことにできませんか?【お肌レスキュー隊】

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誰しもが経験のあるお肌にまつわる大失敗。お肌レスキュー隊が、その被害を最小限に留めるためのレスキュー方法を伝授します!

美容に詳しい頼れるレスキュー隊・隊長。お肌をやさしく心配しつつ、時には厳しく指導してくれる。

隊長の有能な右腕的存在の隊員A。冷静な判断が持ち味。

入りたての新人隊員B。悲惨な現場だと弱音をこぼしがち。

今回の救助現場は・・・

今回の要救護者は、メイクも落とさず疲れきってそのまま寝てしまった模様ね!

ヒィィ……! 雑菌だらけのドロドロ肌が悲鳴をあげています……(汗)

落ち着いて。今すぐ応急処置を行い被害を最小限にしていきましょう。

レスキュー開始! メイクをしたまま寝た次の日のリカバリーケア

STEP①やさしく丁寧にクレンジング&洗顔をして毛穴に溜まった汚れを落とす

何よりもまず、肌に残ったメイク汚れ・皮脂をしっかり落とすことが大事よ!

いつもより少し多めのクレンジング剤を肌に素早くなじませます。汚れが溜まりやすい小鼻や落としにくいアイメイクなどは、念入りにクレンジングを!

洗顔料はしっかりと泡立てて、肌をやさしく洗ったら、ぬるま湯で洗い流しましょう。

肌への負担になるから、手で直接肌をこすったり、熱すぎるお湯で洗うのはNGよ!

顔に手が触れないよう泡でやさしく肌を洗い、36度くらいのぬるま湯で洗い流しましょう。時間をかけすぎず、クレンジング・洗顔それぞれ1分程で終わらせるのがポイントです。

 

STEP②血行促進で肌のやわらかさを取り戻す!

保湿せずに寝たせいで、肌はガビガビ状態。潤いを与えるためにもまずはお風呂で血流を促して、その後のスキンケアの浸透をよくしましょう。

熱すぎるお風呂は肌に必要な油分まで落としてしまうので、38度くらいのお湯につかるのが理想的です。湯船につかれない時は、蒸しタオルも効果的!

厚手のフェイスタオルを濡らして、500~600Wの電子レンジで30~40秒チンすると丁度いい温度になるわよ♪

顔の上に2〜3分乗せるだけでいいから、これなら慌ただしい朝でもできますね!

 

STEP③いつもよりも入念にうるおい補給を!

血行促進させ後には、とにかく保湿をすること。体だけじゃなく、乾いた肌にも水分補給が必要です。シートマスクやコットンパックを活用して、顔全体に潤いを与えてあげましょう。

コットンパックは、半分に割いたコットンに化粧水をひたひたに付けて顔全体に貼りつけます。

コットンパックの場合は、化粧水を惜しまずひたひたに含ませること。1枚のコットンを半分に割いて、毛羽立っていない方を顔に貼りましょう。

鼻やおでこ、フェイスラインまで、しっかり保湿することがポイントなんですよね!

その通り。顔全体が潤うまで、10〜15分間は貼っておいた方がいいわね!

 

STEP④いつものスキンケアで保湿したら完了!

ここまでやったら応急処置は完了よ! あとはいつも通りの乳液・クリームなどのスキンケアで肌を仕上げましょう。

その後のメイクはどうすればいいのでしょうか? 肌を休める為にはノーメイクが1番だとは思うけど、外出する場合はそうもいかないですよねぇ……。

そんなときは、少しでも肌への負担を減らす為に、ウォータープルーフのメイクなどは避けて、できるだけ低刺激のアイテムを選んだり、薄めのメイクを意識しましょう。下地とパウダーだけでベースメイクを整えるのも手ですね。

まとめ

寝る前の洗顔は確かに手間ではあるけれど、肌へのダメージを考えれば、メイク落としをせずに寝ることは絶対に避けるべき!

メイクをした日は、どんなに疲れて帰ってきても、必ずクレンジングと保湿を忘れずに。寝る前のルーティンを少しでも簡潔に済ませたい人は、お湯でオフできるタイプのメイクを取り入れたり、W洗顔不要のクレンジングを使うなどの工夫をしてみましょう。

今回の救助作業は以上で完了よ。撤収!

ラジャー!

ラジャー!

監修:神島輪医師
監修:神島輪医師

東京女子医科大学卒業後、同大学の皮膚科に入局。現在は一般診療だけでなく美容診療にも携わり、水道橋ひふ科皮膚科クリニックの院長として勤務。

イラスト/えのきのこ、構成・文/mismos編集部

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