地黒（色黒）・日焼け肌でも脱毛できる？日焼け対策や色黒の人でもできる脱毛方法とは？

脱毛サロン・クリニックでは日焼けをしているとお手入れを受けられないのが一般的。日焼け肌だけでなく地黒肌の方も受けられないことがあるため、注意が必要です。

しかし、日焼け肌や肌の色に関係なく脱毛できる方法もあるので、どのような方法・特徴があるのか事前に押さえておきましょう。
この記事では、地黒・日焼けした肌と脱毛の関係について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

地黒・日焼け肌でも脱毛できる？

地黒肌の方や日焼けをした肌の場合は、脱毛のお手入れを受けられないことが多いです。実際に、日焼けをしているとお手入れを断られる可能性があります。もちろん、日焼けをしていても脇やデリケートゾーンなど、脱毛のお手入れをする場所の肌が日焼けをしていなければ受けられるサロンもあります。

ミュゼプラチナムは日焼けをされた箇所のお手入れはできませんが、他の脱毛サロンで採用している脱毛方法によっては、地黒肌・日焼けしている肌にもお手入れできる場合があります。地黒肌・日焼けしている方で脱毛を考えている場合は、まずはサロンなどに相談してみるのがオススメです。

どのくらい日焼けしたら脱毛できないの？

日焼けの程度によってお手入れができるかどうかが決まります。まず、元の肌の色と日焼けした部分の肌色の違いがハッキリわかる場合は、お手入れを受けることができないので注意が必要です。

また、日焼けの跡が薄れてほとんど目立たず熱が引いていても、肌の深部にメラニン色素が残っている場合があります。そのため、日焼けしてしまった場合は前もってサロンやクリニックに相談してみてくださいね。
どんな肌状態だと脱毛できないのか、詳しくはこちらの記事をご確認ください。

地黒（色黒）・日焼け肌だと脱毛できない仕組み

安全に脱毛のお手入れを受けるためにも、なぜ地黒・日焼けした肌だと脱毛できないのか理由を知っておきましょう。
ここからは、地黒・日焼けをした肌だとなぜ脱毛を受けられないのか、その仕組みを解説します。

ライトやレーザーは黒い色素に反応する

まず、一般的な脱毛はライトやレーザーを使用します。毛根にある毛を生やす組織には、黒色の色素（メラニン色素）があり、その黒色にライトが反応することで熱を帯びます。その熱で発毛組織がダメージを受けて毛が生えにくくなるのが、脱毛の大まかな仕組みです。

そのため、日焼けなどで肌が黒くなっている状態だと、毛根ではなく肌にライトが反応してしまいます。脱毛の効果が小さくなってしまうだけでなく、肌が熱を帯びることで肌トラブルになるリスクもあるため注意が必要です。

肌が乾燥・炎症していると痛みが強くなる

日焼けは肌が軽いヤケドをしている状態であり、普段よりも肌が刺激やダメージに対して敏感になっています。また、紫外線によるダメージを受けているため、日焼けした肌は乾燥しているということにも注意が必要です。
このように、弱っている肌の状態でお手入れを受けると、刺激に強く反応してしまうため通常よりも痛みが強くなってしまいます。日焼けをされた肌に更にダメージが重なるので脱毛は避ける必要があります。

脱毛期間中の日焼けもNG

お手入れは1回では終わらず、何度も通う必要があります。そのため、脱毛を受けはじめたときは日焼けをしていなくても、脱毛を受けている途中で日焼けをすると、予約をした日にお手入れを受けられなくなる可能性があるので注意してください。

また、脱毛後も肌はダメージを受けやすく乾燥しているため、十分なケアが必要です。このタイミングで日焼けによりさらにダメージを受けると、肌トラブルを招く恐れも…。

安全に脱毛するために必要なこと

このように、日焼けをすると安全に脱毛を受けられなくなってしまいます。脱毛をこれから受ける方・今もサロンなどに通っている方は、安全に脱毛するためのポイントを押さえておくことが大切です。
ここからは、安全に脱毛するために必要なポイントをご紹介します。

普段から日焼け対策をする

脱毛前や脱毛期間中は、普段から日焼け対策をすることが大切です。夏以外にも日差しが強い日に肌を露出していると、日焼けをしてしまう可能性があります。そのため、外出するときは顔や身体に日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘を使ったりするなどしっかりとUVケアするようにしてください。

腕や脚、顔の脱毛を受けている場合は、肌を露出していることが多く日焼けをしやすいため、より注意が必要です。
日焼け対策の方法についてはこちらの記事も参考にしてください。

保湿して肌を守る

日焼け対策以外にも、脱毛期間中は肌のコンディションを整えることが大切です。肌の表面には角質層があり、肌の潤いや外部からの刺激を守るバリア機能が働きます。しかし肌が乾燥するとバリア機能が低下してしまい、刺激に対して弱くなるため、こまめに保湿して肌を守るようにしてください。

強い紫外線は日焼けの原因になるだけでなく肌の乾燥も招くので、日焼け対策だけでなく保湿も重要なんです。
脱毛期間中の保湿の大切さについてはこちらの記事もチェック！

日焼けした場合はどうすれば良い？

もし脱毛期間中に日焼けをしてしまった場合、どのようにすれば良いのでしょうか。安全かつスムーズに脱毛を受けるためにも、対処法を押さえておきましょう。
ここからは、脱毛期間中に日焼けしてしまった場合の対処法をご紹介します。

肌の色が戻るまで待つ

脱毛期間中に日焼けしてしまった場合は、肌の色が戻るまで待つのが基本です。ただし、肌の色が戻ったように思えても、肝心のメラニン色素が肌の内部に残っている場合があるため、日焼け跡が落ち着いてから1～2カ月ほどの期間を空ける必要があります。

日焼けに対する対応はサロンによって異なるので、脱毛期間中に日焼けをしてしまった場合は、通っているサロンなどに連絡して対処法を相談してみてください。

日焼けしてしまったらしっかりケアしよう

日焼けしたときには、何もせず放置しておくのではなく、ケアすることも大切。日焼けは肌がヤケドを負ったような状態なので、ほてりを鎮める必要があります。

そのためにまず、水分を含ませて冷蔵庫などで冷やしたタオルをあててお肌を落ち着かせます。
おおむね熱が引いたら、敏感肌向けのローションや美容液でしっかり保湿します。このように、やさしくクールダウン＆保湿のケアをし、日焼けの改善につなげましょう。

日焼けした肌のリカバリーケアについて、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

日焼け肌に対応している方法で脱毛する

日焼けをしていても「どうしても脱毛をしたい」という方や、もともと地黒肌の方は、日焼け肌に対応している方法を採用しているサロン・クリニックを利用することも検討してみてください。脱毛方法によってはライトやレーザーを使わないものもあるため、日焼けしていても脱毛ができます。

その分、脱毛を受けられるサロン・クリニックが限られたり、費用が高くなったりすることがあるので事前にしっかり確認しておきましょう。

脱毛後も日焼けに注意

脱毛前はもちろんのこと、お手入れ後の日焼けにも注意しなければなりません。脱毛の直後は肌がデリケートになっており、紫外線の影響を受けやすいため、日焼けするとシミ・そばかすなどの色素沈着やヤケドなど、肌トラブルのもとになりやすいんです。

万が一日焼けをしたときは、とにかくしっかり冷やして熱を取ることが大切。また、脱毛のお手入れ後だけでなく、脱毛に通っている期間はなるべく日焼けをしないように気を付けましょう。

地黒（色黒）の人でもできる脱毛方法とは？

ミュゼプラチナム以外の脱毛サロンで採用しているところがある脱毛方法「SHR方式」は、蓄熱式脱毛と呼ばれ、日焼け肌・地黒肌でも脱毛可能です。このSHR方式は毛根にある毛を生やす指令を出す「バルジ領域」にダメージを与えて脱毛する方法なので、メラニン色素に左右されません。

医療脱毛であれば、ライトやレーザーを使わない「ニードル脱毛」も肌の色に関係なく脱毛できます。それぞれの脱毛方法にはメリットだけでなくデメリットもあるので、事前に特徴を確認しましょう。

SHR方式のメリット

SHR方式はメラニン色素に反応させるものではないため、色黒の方や日焼けした方はもちろん、色の薄いうぶ毛や白髪、金髪などでも脱毛できるというメリットがあります。

さらに、お手入れ中の痛みがほとんどなく、ほんのりと少し温かく感じる程度なので、肌トラブルの心配も少ないんです。1回のお手入れにかかる時間も10～30分程度と短く、手軽にお手入れを済ませられる点も魅力です。

SHR方式のデメリット

SHR方式を導入しているサロンは多くなく、近くにない場合は通いづらいというデメリットがあります。
また、今生えているムダ毛にアプローチする脱毛方法とは異なり、発毛組織を刺激して発毛しにくくする脱毛方法のため、一般的に、効果を感じられるようになるまでに時間がかかるといわれています。

また、SHR方式は他の脱毛方法より料金が高い場合があるので、経済的な負担が気になる方も注意が必要です。

ニードル脱毛のメリット

ニードル脱毛とは、毛穴に金属製の針を刺して電流を流し、毛根の組織を刺激するという脱毛方法です。日焼け肌や地黒、白髪、金髪の方でも受けられます。

狭い範囲の脱毛をするのに適しているため、細かくデザインを整えたい場所や脱毛後の残ったムダ毛をお手入れするのに向いているといえます。
その場で毛が落ち効果をすぐに感じられ、永久脱毛ができます。ただし、永久脱毛とは永久に毛が生えないことを保証するものではないため、また毛が生えてくる可能性があることは頭に入れておきましょう。

ニードル脱毛のデメリット

ニードル脱毛は電流を流して脱毛する方法のため、皮膚の中のほうからヒリヒリとした強い痛みを感じます。そのため、麻酔が必要になることもあります。クリニックによっては、試しに行ってみて、大丈夫そうであればお手入れを進めるというやり方も可能です。

また、毛穴ひとつずつに針を刺してお手入れをするため時間がかかり、広範囲の脱毛には向いていません。他の脱毛方法に比べて料金が高いこともマイナス点といえます。

地黒（色黒）、日焼け肌の人が脱毛できるかどうか、サロンに相談してみよう

脱毛はライトやレーザーを使うことが多く、そのライトなどが肌の色素に反応してしまうことで、肌トラブルを招いてしまうリスクがあります。そのため、多くのサロンやクリニックでは、日焼け肌・地黒肌ではお手入れを受けられないことがあります。

脱毛が受けられるかどうか、実際に肌を見てみないと判断できないので、まずは無料カウンセリングで相談してみてください。
また、脱毛方法の中には、肌の色に関係なく脱毛できる方法を採用しているサロンやクリニックもあるため、検討するのも手です。
安全に脱毛を受けるためには日頃のケアも大切ですので、ご紹介した日焼け対策や保湿ケアも取り入れてみてくださいね。