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夏の肌ダメージ、秋に持ち越さない!クリアな素肌を取り戻す肌くすみ解決Tips

夏の肌ダメージ、秋に持ち越さない!クリアな素肌を取り戻す肌くすみ解決Tips

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ようやく真夏を過ぎ、秋に差しかかったと思ったら…なんだか肌がどんよりして見える!? その「くすみ」、早めのケアが吉! 皮膚科医の笠井先生に、秋の肌くすみを解決する方法をたっぷり教えてもらいます。1日も早くケアして、夏の肌疲れを残さず、クリアな素肌を取り戻して。

監修:笠井美貴子
監修:笠井美貴子

東京女子医科大学卒業後皮膚科医に。2014年より美容診療にも携わり、現在はシロノクリニック 銀座副院長として活躍中。

夏が過ぎて気になり始めた肌の「くすみ」。その原因は?

どうして秋になると肌がくすんでしまうのか、理由を考えたことはありますか?
そもそも「くすみ」って何? という疑問とともに、笠井先生に聞いてみました。

「くすみ」は、皮膚の赤みが減って黄色みが増えたり、ツヤや透明感がなくなったりする状態。原因は紫外線や血流のうっ滞、老化や糖化、ストレスや睡眠不足などの生活習慣など多岐に及びます。

老化や糖化は長い年月をかけてゆっくり進行しますが、夏から秋にかけて急激にくすんだと感じたなら紫外線の影響が考えられます。

今日から試して! 秋の肌くすみケア方法

秋になってからの肌くすみは、夏の紫外線のしわざ! でも時間は巻き戻せない…となれば、今からケアを頑張るしかありません。
すでにくすんでしまった肌のためにできることを、笠井先生に教えてもらいます。

まずは美白化粧品を試して

まずは医薬部外品として販売されている、薬用の美白化粧品を試してみましょう。美白有効成分としては、トラネキサム酸・ビタミンC(ビタミンC誘導体)・コウジ酸・アルブチン、プラセンタエキスなどがあります。また、紫外線のケアもしっかり継続することが重要です。

ー美白化粧品といっても化粧水や乳液、美容液などいろいろありますが、オススメのアイテムはありますか?

絶対これ! というものはありませんが、普段のケアにプラスして使うのであれば美容液がいいと思います。

編集部オススメ美白化粧品

リニューアルした純度100%(※1)、高品質サラブレッドプラセンタ原液

高濃度プラセンタ原液EX100 30mL

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13,200 円

肌の基盤※2を整え、さまざまな肌悩みにアプローチ。うるおい、ハリ、透明感3のある肌へ導きます。※1.化粧品原料として ※2.角質層 ※3.角質層の保湿による

皮脂のバランスを整え肌をふっくら保湿する美白※乳液

ホワイトミルク【医薬部外品】117mL

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3,740円

さらっとした質感で伸びがよく、うるおいのヴェールでやさしく包み込み、透き通るような明るい肌へ導きます。
※メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐこと。

洗顔は絶対にこすらないで! ピーリング作用があるものも◎

洗顔するときは絶対にこすらないこと! 摩擦によって微細な炎症が繰り返されると、皮膚はさらにくすんでいきます

ーさらにくすんでしまうなんて、絶対避けたい! でも夏のダメージのせいか肌がざらついている気がして、つい力を入れてしまいがち…。

皮膚のゴワゴワや、角質が厚くなっていると感じたら、ピーリング作用のある洗顔料を使うのがオススメです。力を入れなくても古い角質や汚れが取り除けて、肌のターンオーバーが整いますよ。

夜はぐっすり眠って肌のリズムを整えよう

睡眠不足はターンオーバーを乱すので、肌のくすみにつながります。睡眠をしっかりとるようにしましょう。

ー睡眠を「しっかりとる」って、具体的にどういうことですか?

睡眠は量と質が重要です。適切な睡眠時間は人それぞれ異なりますが、日中に眠気で困ることがなければ大丈夫。ぐっすり眠れた感覚があるのがベストです。

睡眠の質を高めるためには、体内リズム・生活リズムを整えることが大切。とくにmismos世代の皆さんは、寝る前にスマホを見る習慣が多いのでは?

スマホやPCの光を夜に浴びると、体内リズムが狂いやすくなります。昼夜逆転なんてこともあり得るので、「寝る前スマホ」はほどほどに!

インナーケアも忘れずに! たんぱく質、ビタミンなどは特に大切

健康な皮膚を保つうえで必要な栄養素をとりましょう。ダイエットで避けがちな栄養素があると、肌くすみの原因になります。

とくに意識してとったほうがいい栄養素や食材の一例は以下の通り。バランスのよい食事から毎日とることが理想ですが、足りないときはサプリなどの栄養補助食品もうまく活用しましょう♪

・動物性たんぱく質(魚介類・肉類・卵など)
肌や髪、体の土台をつくる栄養素で、不足するとうるおい・ハリ・ツヤも減少。毎日適切な量をとることを心がけて

・ビタミンA・C・E(緑黄色野菜・ナッツ類など)
保湿成分の生成に関わり、皮膚の老化防止に重要な抗酸化作用も

・亜鉛・鉄などのミネラル(牡蠣・豚レバー・ひじきなど)
皮膚の増殖や維持に欠かせない栄養成分。女性に不足しやすいので積極的な摂取がオススメ

医療機関でのケアも手段のひとつ

セルフケアに限界を感じたら、医療機関に相談してみるのも一手です。肌くすみに対しては、ケミカルピーリングやレーザー・光治療器などの治療を行うことが多いですが、カウンセリングでしっかり相談してみてください。

内側と外側からの美白ケアで、くすみ知らずの素肌に

夏の紫外線による秋の肌くすみは、毎日の習慣にちょっとだけ工夫をプラスして解決! 早めにケアして、クリアな素肌を取り戻しましょう♡

イラスト/ayaka illustrator
構成・文/新井美由紀、vivace

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