スキンケア

洗顔は『泡命』! もちもち泡はどうやってつくるの?

洗顔は『泡命』! もちもち泡はどうやってつくるの?

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摩擦が肌の大敵ということは、もはや常識! 洗顔でも摩擦レスを意識することが大事だけど、そのためには洗顔料の「泡」がポイント。そこで今回は、洗顔で重要な「泡」のあれこれをたっぷり特集。どれくらい泡立てればいいの? うまく泡立てる方法は? など、意外と正解がわからないことも、この記事で解決しちゃお♪

“もち泡洗顔”はメリットだらけ♡

洗顔で大事なのは、不要な汚れだけを、肌に刺激を与えずにやさしくきちんと落とすこと。

そのために実践したいのが“もち泡洗顔”♡ どんなに泡をつくってもキメが粗いと、結局ゴシゴシ洗うことに…。泡の密度が高いほど皮脂を吸着できて、摩擦なしでやさしく、かつきちんと洗えるんです。

バリア機能が守られ、乾燥などの肌トラブルを防ぐことにもつながる“もち泡洗顔”を、ぜひ今日から試してみて♪

Q. 洗顔料はどれくらいの量を使えばいいの?

A. チューブから出す量は、1~2cmが目安!

一般的なフォームタイプ(チューブ)の場合は、1~2cmが目安。商品ごとに異なるので、パッケージの説明などを参考にしてね。

洗顔ネットを使う場合は、濡らしたネットに直接出しましょう♪

Q. 泡立てるのって意外と大変…。コツはある?

A. 水を少しずつ足しながら、空気を含ませるようにするのがコツ!

けっこう大変なイメージがある泡立て。キメ細かい泡をつくるコツは、水を少しずつ足しながら、空気を含ませるようにすること!

水を少し足してペースト状にしたら、さらに水を少量ずつ足して泡立て開始。手をお椀のようにして、空気を含ませながら泡を揉み込んでみて。

水を一気に足すと泡が消えてしまうので、「少しずつ」がポイントです。蛇口からだと必要以上に水を取ってしまいがちなので、洗面器などから指先にちょっと取って足すのがオススメ♪

水を足して、泡立てて…のSTEPを繰り返していくと、キメ細かな泡が徐々に出来上がってきます。泡の量が増えるごとにこぼれ落ちやすくなるので、手のひらでしっかり受け止めるように注意して。

推奨されている量を使ってもしっかり泡立たないときは、ネットを使ってもOK。手で泡立てるときと同じように、空気を含ませながらネットを揉み込み、水を少しずつ足します。

Q. 結局、どれくらいの泡を作ればいいの?

A. 大きさはレモン1個分が目安。きめ細かい泡を作って!

泡の量は、レモン大が目安♪ 片手にこんもりのるくらいのイメージです。

とはいえ顔の大きさは人によって違うもの。レモンくらいのサイズを目安にしつつ、ちょうどいい量を見つけましょう。

泡の見た目は、へたらずに自立する、キメ細かく弾力のある状態が理想的。泡がゆるいと感じたら、もう少しがんばって泡立てて。

Q. 洗い方のポイントは?

A. まずTゾーンからのせて。30秒~1分で手早く!

まず皮脂が出やすいTゾーンからのせて、次にフェイスラインや頬へ、最後に皮膚が薄い目元・口元へと泡を広げていきます。「摩擦レス」が大事とはいえ、まったく洗わないと落ちないので注意。肌に触れるか触れないかくらいの力で、やさしくマッサージするようになじませましょう♪

泡をのせている時間は30秒~1分が目安。長くのせすぎないように注意してね。

Q. どれくらいすすげばいいの?

ぬるつきがなくなればOK♪ 洗い残しに注意しよう

回数はそこまで意識しなくて大丈夫だけれど、「白い泡がなくなったからOK!」というわけではないので要注意。ぬるつきがなくなるまで、きちんとすすぐのがポイントです。特に、髪の生え際を含むフェイスラインの洗い残しには気を付けて。水ではなくぬるま湯を使ってね。

ちなみに、蛇口からすくうと毎回清潔なお湯で洗える反面、一度にたくさんのお湯をすくいにくいことも。洗面器で洗うときは落とした泡が再び顔についてしまうこともある一方で、両手でしっかりお湯をすくいやすいのがメリットです。どちらにもメリット・デメリットがあるので、試しながら自分に合う方法を模索してみて!

Q.「擦らずにタオルで拭く」って、どうやるの?

A. タオルに「水気を吸わせる」イメージで!

水気を吸わせるように、擦らないようにタオルドライ。そーっとやさしく、清潔なタオルをポンポンと顔に当ててね。
ニキビなど肌荒れしやすい人は、ティッシュを使うのもオススメ!ティッシュを2枚重ねて顔を包み込むように水分オフすればより衛生的だよ。
 
終わったらすぐに保湿することもお忘れなく♪

もち泡洗顔でツルツルのすっぴん肌に♡

ちゅるんとしたすっぴん肌になるためには、“もち泡洗顔”がカギ! 最初はちょっと難しく感じるかもしれないけれど、慣れればコツがつかめるはず。もちもちの泡を“育てる”イメージで、楽しみながらキレイになっちゃおう♡

撮影/オノデラカズオ
ヘアメイク/野口由佳(ROI)
モデル/伏屋璃乃(arガール)
構成・文/新井美由紀、vivace

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