ボディケア 秋冬は保湿してるのに身体がかゆい!乾燥する原因&正しい高保湿ボディケア方法をご紹介♩

Created date
Up date

コスメ開発 コスメ事業部部長。「サロン品質のスキンケア開発」を心がけ、ミュゼコスメの開発に携わる。一般社団法人日本コスメティック協会の協会認定指導員資格を所持。
目次
まずはチェックリストで自分の肌の乾燥状態を知ろう!
知らず知らずのうちになってしまっている乾燥肌。下記の症状が出ている&NG行動をしている人は要注意! まずは自分の肌状態をチェックしてみよう♩
乾燥肌の症状
かゆい
白く粉を吹いている
白っぽく見える
カサカサしている
ザラザラしている
くすんで見える
洗顔や入浴後につっぱり感がある
ひび割れている
乾燥肌につながるNG行動
夏に紫外線対策をしなかった
秋冬は紫外線対策をしていない
加湿器を使わずに暖房をつけている
秋冬も春夏と同じさっぱり系のスキンケアをしている
食生活が乱れている
運動をまったくしていない
ボディケアをしていない
1つでも当てはまる人は乾燥肌の恐れが!
乾燥肌を放置するとさらに悪化しちゃうし、秋冬は特に乾燥しがちな季節なので、しっかりとケアをすることが大切。まずは、身体が乾燥する原因を簡単に解説していきます!
秋冬になると身体が乾燥する原因って?
原因① 紫外線ダメージ
夏に受けた紫外線ダメージ
夏は紫外線量が多く肌の露出が増えるので、ダメージを受けやすい季節。外を出歩くことも多くなるので、紫外線に当たる機会も増えますよね。夏の紫外線ダメージにより乱れた肌のバリア機能は、回復に時間がかかるため、秋冬まで持ち越すことに。ダメージが残った状態の肌に秋冬の乾燥した空気や気温の低下による刺激が加わり、乾燥肌につながります。
秋冬に受ける紫外線ダメージ
「秋冬は紫外線対策をしなくても大丈夫!」と思っている人も多いはず。でも実は、紫外線は1年中降り注いでいます。秋冬は夏に比べると紫外線量は少なくなりますが、油断は禁物。夏に受けた紫外線ダメージが残った肌に追い打ちをかけることになり、より肌が乾燥する原因に。
原因② 空気の乾燥
気温や湿度が低くなり、空気が乾燥する秋冬。肌の水分を奪われてしまったり、皮膚の温度が下がると皮脂の分泌量が減るので、肌が乾燥しやすくなります。
比較的肌の露出が少ない季節ですが、手元はどうしても空気にさらされることが多い部位。もともと皮脂腺が少ないこともあり、より乾燥しがちになります。
さらに、季節の変わり目の温度や湿度の変化に身体の順応が追いつかず、肌のバリア機能が低下するのも原因の1つ。
原因③ 暖房を使用した室内環境
秋冬は暖房を使用する機会が多くなります。そうすると、空気が乾燥し肌の水分蒸発量が増えるため乾燥しやすくなります。
また、秋冬は水分の摂取量が少なくなり、肌だけでなく体内の水分も減るので、代謝が悪くなり乾燥肌につながってしまうことが。
原因④ 春夏と同じさっぱり系のスキンケア
秋冬も春夏と同じスキンケアをしていると、保湿が足りずに乾燥肌の原因になることもあります。
秋冬は皮脂の分泌量が少なく、気温や湿度が低くなる季節。春夏は皮脂の分泌量が多く、気温や湿度が高い環境にあるので問題なくても、秋冬になると春夏向けのさっぱりとしたアイテムでは、保湿力や油分が足りていない可能性があります。

乾燥肌は、バリア機能が乱れている状態なので、衣類による摩擦の刺激も感じやすくなります。
季節に合わせたスキンケアを行い、しっかりと肌のうるおいを保つことで、刺激を感じにくくなると思います!
日常の生活習慣も秋冬の乾燥肌を加速させる原因に!?
季節は関係ないけれど、日常生活で取っている行動が乾燥肌を悪化させていることも…。より乾燥肌を加速させる原因をご紹介!
日常生活における原因① 食生活の乱れ
乾燥肌は、実は食生活が原因となっていることもあるんです! 食生活により腸内環境が乱れると、身体にとって有害な物質を作り出す悪玉菌が増加。この悪玉菌が血液で全身に運ばれると、それを排除しようとして炎症反応が起こり、肌の乾燥やトラブルが引き起こりやすくなります。

冬場の乾燥肌に悩まされていたことがあるのですが、遺伝子検査をしてみたところ、乾燥に強い肌タイプという結果だったんです。そのため、原因は腸内環境の乱れによるものと気付きました。私の場合は、コーヒーがアレルギー反応を起こし、腸内環境を乱していたんです…。
特定の食べ物や飲み物が腸内環境を乱す原因となることもあるので、バランスの良い食生活を心がけても改善しない場合は、一度検査をしてみるのも手段だと思います。
日常生活における原因② 運動不足
日頃運動をする習慣がない人は、血行不良になりがち。代謝が悪くなり全身に栄養が行きわたらなかったり、老廃物が溜まる原因になるので、肌の乾燥やトラブルを引き起こしやすくなります。
この季節に取り入れるべき! 秋冬の乾燥を防ぐ日常生活での対策方法
対策方法① 高保湿のボディケアアイテムを使う
高保湿タイプのボディクリームやミルクで、朝晩2回ケアするのがベスト! 足りていない水分や油分を補うために、グリセリンやヒアルロン酸などの水溶性の保湿成分や、シア脂やスクワランなどの油溶性の保湿成分がしっかり含まれているアイテムがおススメ♩
美肌に導くために独自開発されたサロン仕様のミルクローションの高保湿タイプ

ミルクローション モイストプラス 300mL
3,850円
ミュゼ独自の美肌成分「mufla(ミュフラ)」、3種のヒアルロン酸などこだわりの美容成分を配合。さらにスクワラン、シア脂、セラミドを配合。よりリッチなうるおいとハリ・ツヤを与え、全身をうるおい美肌へ導きます。
対策方法② 秋冬も紫外線対策を徹底する
秋冬は、春夏に比べて紫外線量や肌の露出が少なくなりますが、紫外線は1年中降り注いでいます。肌の露出部分には必ず日焼け止めを塗るなどの対策を心がけて♩
また、紫外線(UV-A)はガラスを通り抜けて肌に到達することもあるため、屋内でもしっかりと対策しよう!
[関連記事]

【ミュゼの美肌講座】UVケア編

秋になっても消えない日焼け跡…早く元に戻した〜い!【お肌レスキュー隊】
対策方法③ 入浴で身体を温めて血流を良くする
40度ほどのぬるめのお湯で、15分くらいを目安に入浴。血行を促進し、代謝を良くするのが大切です! このとき、高い温度や長時間の入浴は要注意。刺激になったり、肌にもともと備わる保湿因子が流れ出てしまい、乾燥肌を悪化させる原因に。
[関連記事]

美容にオススメの入浴剤10選!肌悩み別の選び方&入浴法でお風呂に入るだけで美肌に♡
対策方法④ 暖房と加湿器を併用する
暖房を使用し続けていると、どんどん空気が乾燥し肌の水分が空気中に蒸発してしまいます。加湿器を活用し、適度な湿度を保ちましょう!
対策方法⑤ バランスの良い食事&こまめな水分補給を心がける
バランスの良い食事を心がけて、腸内環境を整えよう! また、血液をサラサラにできると血流が良くなるので、こまめに水分補給をするように心がけて。
[関連記事]

甘いもの・揚げ物・パンが無性に食べたくなるのは栄養不足のせい!? 本当に食べるべきものはコレだ!【食べ過ぎ防止】

高い化粧品使っても意味ナシ!? ニキビや肌荒れに悩むあなたが変えるべきは「食生活」
対策方法⑥ 定期的に運動やマッサージをする
毎日、ストレッチのような軽い運動ができるのが理想。最低でも週2〜3回は、運動をすると◎
また、ふくらはぎをマッサージするのもオススメ。ふくらはぎは心臓から離れた位置にあるため、血液が戻りにくく、むくみやすい部位。しっかりもみほぐすと血流が良くなるので、血液や栄養素が身体のすみずみまで行きわたり、肌や健康にすごく良いんです♩
[関連記事]

脚のむくみを即解消!簡単マッサージ&むくみを明日に持ち越さないコツ【医師監修】

【簡単5分】ダイエットに効く骨盤矯正エクササイズ!骨盤の歪みセルフチェックも
症状がひどい場合は病院を受診しよう
炎症を起こしている、かゆみがひどく掻きむしってしまう、などの症状が出ている場合は、病院を受診して!
生活習慣を整えたり適切なケアをしても乾燥肌が改善しない場合も、一度病院を受診してみるのがオススメです。
[関連記事]

ポロポロ…乾燥で“粉吹き肌”に!原因と改善方法を教えて!【お肌レスキュー隊】

乾燥肌さん必見♡秋冬のボディソープの選び方&正しい身体の洗い方を解説!【編集部オススメボディソープ9選】
乾燥する秋冬でもうるおいキープ! ボディの保湿ケア方法

保湿するベストタイミングは?
お風呂から上がった後、10分以内に保湿するのがベスト。お風呂上がりは、肌の皮脂が不足している状態。放置していると水分がどんどん失われてしまうので、1秒でも早く保湿するよう心がけて♩
皮脂の分泌量が少ない部分から保湿しよう!
まずは皮脂の分泌量が少ない、身体の中心部から離れた腕や脚を保湿。皮脂が足りていない部分のうるおいを補い、水分の蒸発を防いで! その後、皮脂の分泌量が多い身体の中心部である背中や胸、お腹を保湿。
保湿するときのポイント
両手を使ってアイテムをたっぷり塗布する
乾燥がひどい部分は重ね塗りをする

小さめサイズの保湿クリームを持ち歩き、乾燥しやすいところはこまめに塗布するのもオススメです!
[関連記事]

持ち歩きの保湿ケアアイテムおすすめ12選!メイクの上から“追い保湿”で1日中ぷるうる肌に♡

韓国発“アンプルスティック”って何者!?︎ コスメオタク激推しのオススメアイテム5選♡
ちなみに、身体を洗うときは、アミノ酸系のボディソープで皮脂の分泌量が多い身体の中心部からやさしく洗おう!
腕や脚は汚れにくい上に皮脂の分泌量が少ないので、ボディソープを使いすぎると乾燥肌を悪化させてしまうことが…。まずは身体の中心部、余った泡でそのほかの部位を洗えると、肌に必要な皮脂まで取れてしまうのを防げるよ◎
詳しくは下の関連記事をチェック!
[関連記事]

乾燥肌さん必見♡秋冬のボディソープの選び方&正しい身体の洗い方を解説!【編集部オススメボディソープ9選】
【首・デコルテ】保湿ケア方法
- 適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…1〜2プッシュ、目安はパール3〜6粒ほど。
- 保湿方法
保湿アイテムを取り、温めるように両手になじませます。
首はリンパの流れに沿って、あご下あたりからデコルテにかけて塗布。デコルテは、鎖骨のくぼみに沿って横に滑らせるように塗布。上に引き上げながら行うとバストケアもできて◎
【バスト】保湿ケア方法
- ︎適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…1〜2プッシュ、目安はパール3〜6粒ほど。
- 保湿方法
背中や脇の肉をバストの中心に集めるイメージで、やさしく塗布して。
【背中】保湿ケア方法
- 適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…2〜3プッシュ、目安はサクランボ1〜2粒ほど。
- 保湿方法
保湿アイテムをたっぷりと両手に取り、まんべんなく塗布できると◎ 手が届きにくく、自分からは見えない部位なので塗りにくい! という場合は、スプレータイプの保湿アイテムがオススメ。
肩から肩甲骨にかけては、軽くマッサージするように塗布。
腰周りは、両手を使って片側ずつ行って。くびれのラインに沿って、背中からお腹側にかけてマッサージするように塗布。くびれケアも合わせてできるので一石二鳥♩
【おしり】保湿ケア方法
- ︎適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…1〜2プッシュ、目安はパール3〜6粒ほど。
- 保湿方法
保湿アイテムをたっぷりと両手に取り、下から上におしりを引き上げるイメージで塗布を。
【腕】保湿ケア方法
- 適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…1〜2プッシュ、目安はパール3〜6粒ほど。
- 保湿方法
指先から二の腕にかけて、手のひらで滑らせるように塗布。二の腕まで塗ったら、その流れで脇の下を通り、バストの方へ流すように塗布して!
【脚】保湿ケア方法
- 適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…2〜4プッシュ、目安はマスカット大1〜2粒ほど。
- 保湿方法
足首からふくらはぎにかけて、次に膝からそけい部(脚の付け根のくぼみ部分)にかけて、マッサージするように塗布。しっかりもみほぐしながら行うと、むくみに効果的◎
【肘・膝・かかと】保湿ケア方法
- 適量
ミュゼコスメ ミルクローションを使用した場合…1プッシュ、目安はパール3粒ほど。
- 保湿方法
円を描くようにしっかりとなじませて。乾燥しがちな部位なので、重ね塗りするのがオススメ♩
美肌に導くために独自開発されたサロン仕様のボディミルク

ミュゼコスメ ミルクローション 300mL
3,300円
ミュゼ独自の美肌成分「mufla(ミュフラ)」、3種のヒアルロン酸などこだわりの美容成分を配合。贅沢な美容保湿成分が肌に溶け込むようになじみ、キメの整ったなめらかな肌へ導きます。
美肌に導くために独自開発されたサロン仕様のミルクローションの高保湿タイプ

ミルクローション モイストプラス 300mL
3,850円
ミュゼ独自の美肌成分「mufla(ミュフラ)」、3種のヒアルロン酸などこだわりの美容成分を配合。さらにスクワラン、シア脂、セラミドを配合。よりリッチなうるおいとハリ・ツヤを与え、全身をうるおい美肌へ導きます。
高保湿アイテムを選ぶときのポイントって?
ローション<ミルク<クリームの順で保湿力が高い傾向に。そのため、乾燥肌に悩んでいる人はクリームやミルクがオススメです! 肌をうるおし水分を保ってくれるグリセリンやヒアルロン酸やBG、DPGなどの水溶性の成分と、水分蒸散を防ぎ肌を柔らかくしてくれるシア脂やスクワランやホホバオイルなどの油溶性成分が配合されていると、高い保湿効果が期待できるよ。
[関連記事]

大人気ミュゼコスメ ミルクローション“通常タイプ”と“モイストタイプ”何が違う?徹底比較してみた!
保湿力抜群♡ 編集部オススメボディクリーム3選
美肌に導くために独自開発されたサロン仕様のミルクローションの高保湿タイプ

ミルクローション モイストプラス 300mL
3,850円
ミュゼ独自の美肌成分「mufla(ミュフラ)」、3種のヒアルロン酸などこだわりの美容成分を配合。さらにスクワラン、シア脂、セラミドを配合。よりリッチなうるおいとハリ・ツヤを与え、全身をうるおい美肌へ導きます。

スクワランやシア脂、セラミドなどの保湿成分がたっぷり含まれているので、秋冬の乾燥を招きやすい季節にオススメです。通常タイプよりも油分や保湿成分を多く配合しているので、より高保湿になっています!
さらに、低刺激処方※で、脱毛前後や敏感肌の方も使えるよう肌へのやさしさにもこだわって開発しました。
※すべての方に皮膚刺激やアレルギーが起こらないわけではありません
美肌に導くために独自開発されたサロン仕様のボディミルク

ミュゼコスメ ミルクローション 300mL
3,300円
ミュゼ独自の美肌成分「mufla(ミュフラ)」、3種のヒアルロン酸などこだわりの美容成分を配合。贅沢な美容保湿成分が肌に溶け込むようになじみ、キメの整ったなめらかな肌へ導きます。

ベタつかずさらっと保湿できるので、春夏の皮脂分泌が多い季節やベタつきが苦手な方にオススメ。独自成分のミュフラ※1を配合し気になる毛穴ケア※2にも◎ 脱毛前後や敏感肌の人もお使いいただけますよ。
※1 保湿成分 ※2 うるおいを与え毛穴を引き締めること

- ︎meshimase ボディミルク<ボディ用保湿乳液> 300g/1,980円/ロゼット
お風呂上がりの濡れた肌に使えるボディ用乳液。濡れた肌に浸透※1し、みずみずしさを保ちます。肌なじみのいいヒアルロン酸Na※2やスクワラン※2、マカデミア種子油※2を配合しているので、乾燥を防ぐのに効果的! さらに、美容成分であるモモ果汁※2やアラントイン※3、ビタミンC誘導体※4を配合。まるで桃のようなすべすべ肌に♡
※1角層まで ※2 保湿成分 ※3 皮フコンディショニング成分 ※4 アスコルビルグルコシド(製品の抗酸化剤)
高保湿ボディケアを徹底して秋冬の乾燥に負けない肌を作ろう♩
乾燥が気になるこの季節は、日頃の習慣を見直しつつ「保湿」にこだわったボディケアを行うことがとっても大切! 正しいタイミングや方法でパーツ別にボディケアをして、秋冬の乾燥に負けない“うるおい肌”を作ろう♡
<問い合わせ>
ロゼット
イラスト/るーな
構成・文/vivace