スキンケア

【エイジングケア超入門】何歳から？何を？どうすれば？オススメスキンケアもご紹介！【皮膚科医監修】

Created date 2023.10.4

Up date 2024.10.1

「エイジングケア」って単語は知っているけれど、何歳から・何から・どうやって始めればいいかわからない人も多いはず。実は、エイジングケアって早く始めればはじめるほどいいものなんです！

そこで今回は、エイジングケアにまつわる知識を皮膚科医の泉先生に教えてもらいました。さらに編集部オススメのスキンケアアイテムもご紹介します。自分にはまだ早いと思っている人こそ必見ですよ。

監修：泉さくら先生

琉球大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院皮膚科に入局。現在は一般診療だけでなく美容診療にも携わり、ココメディカルクリニック院長として勤務。

みんなエイジングケアってしてる？気になる実態を調査！

ミュゼ会員のみんなに、現在エイジングケアをしているか聞いてみました。

出典：調査概要［対象：15～62歳ミュゼ会員女性／期間：2023年7月1日～7月31日／有効調査人数：312人／手法：インターネット調査／調査元：ミュゼプラチナム]　

すでにしている人もいる一方で、「していない」「何をすればいいかわからない」を合わせると6割を超える結果に。
アンケートに寄せられた意見を見てみると、「エイジングケア」がそもそもどういう意味か分かっていない人も多いみたいです。

聞いたことはあるけど、あまり具体的にはわからない。（21歳あかりさん）

そもそも「エイジングケア」とは？

エイジングケアと聞くと、年齢を重ねたマダムが少しでも老化を遅らせるために、特別な化粧品を使って行うもの…というイメージを持っている人も多いのでは？でもそれは、正しいエイジングケアの認識とはちょっと違うんです。

「エイジングケア」とは、自分の年齢に合ったケアのこと。
年齢とともに表れる肌や身体の変化に対して、スキンケアや生活習慣も含めてトータルで適切なケアを行い、美しさを保っていこう！という意味が込められている言葉なんです。

似た言葉の「アンチエイジング」は、年齢に「抗う」という意味なので実はまったく別物です。

でも、この言葉だけでは少しイメージがつきにくいですよね。エイジングケアをするために具体的に何をすればいいか、次の項目から見ていきましょう！

エイジングケアはいつから始めればいいの？ベストなタイミングは？

「エイジングケア」と聞くと年齢層の高い人が行っているイメージもあるけれど、「自分の年齢に合ったケア」なので、20代から始めてもまったく問題なしです。むしろ、早く意識するほど未来の自分のための美肌貯金になります。

今の肌は、5年前のお手入れによってできています。早く始めるに越したことはありませんが、しいていえば25歳ごろからエイジングケアを意識し始めるとよいでしょう。

加齢に伴う肌の見た目の変化＝エイジングサインが出始める前に、エイジングケアを意識するのがベストです。出始めてからは本気で取り組みましょう！

エイジングサインって何？どんなサインがどこに出る？

エイジングサインとは、年齢とともに表れる肌や体の変化のこと。遺伝的な要因もあるけれど、生活環境や毎日の生活習慣の積み重ねで徐々に表れることが多いです。

20代ではエイジングサインはまだ出にくいかもしれないけれど、30代以上になれば誰にでも表れはじめるものだから、しっかりチェックしておきましょう。

肌の乾燥、乾燥小ジワ

若い頃から悩まされる乾燥は、年齢を重ねると皮脂の分泌が減ってより顕著に。特に、目・口の周りなどの皮膚が薄いところに乾燥小ジワが出てきたら要注意！

深いシワ、表情ジワ

糖化や紫外線ダメージなどで肌のコラーゲンが破壊され、肌の弾力が低下することにより肌がたるんで、深いシワが発生します。

顔の表情による繰り返しの動きも表情シワの原因に。おでこ、眉間、口元のほうれい線、口角からあごにかけてのマリオネットラインなどに多く見られます。

たるみ毛穴

毛穴が縦長の楕円形や、しずく型に広がった状態。コラーゲンが減少して肌のハリが失われると、毛穴がたるんで広がって見えてしまうことがあるんです。

化粧ノリが悪くなり、ファンデーションの毛穴落ちの原因になることも。

シミ

長い年月をかけて肌に蓄積されていく紫外線のダメージ。それまで肌の奥にひそんでいたメラニンが、年齢を重ねるごとにシミとなって肌表面に表れはじめます。

体質もあるけれど、紫外線にさらされることが多いほどシミの数も増え、大きさも広がる傾向に。

くすみ

顔全体の肌がなんとなくどんよりと暗く見える「くすみ」。乾燥やメラニンの増加、糖化現象など、さまざまな原因が考えられます。乾燥小ジワと同様、目や口周りの皮膚が薄い部分は特に目立つことも。

加齢によって皮膚が薄くなるとバリア機能も弱まるので、エイジングサインだけでなく吹き出物や肌荒れなどのトラブルも起きやすくなります。

エイジングケアって今までと何を変えるべき？どんなスキンケアアイテムがオススメ？

エイジングケアは早めに始めたほうがいいとはいえ、実際に何をすればいいのかわからない人も多いようです。
でもはじめに触れたとおり、エイジングケアとは「年齢に合ったお手入れ」。まずは十分な保湿ができているかを軸に、現在のスキンケアを正しく行えているか振り返ってみてください。
基本の化粧水・乳液以外に、クリームや美容液などの保湿力の高いアイテムを使うのがオススメです。場合によってはシートマスク（フェイスパック）や、アイクリームなどを取り入れるのも〇

すでにきちんと丁寧にスキンケアできているなら、普段のお手入れがそのまま「エイジングケア」になっていることもあります。自分の肌質に合った方法で、十分な保湿ケアに取り組んでみてください♩

ニキビができやすい場合も、保湿しながらニキビケアをすることが大切です。エイジングケア系のスキンケアには油分が多いイメージを抱いてしまいがちですが、自分の肌状態に合ったもので無理なく保湿するようにしましょう。

エイジングケア用のスキンケアって、高くないと効果がないの？

エイジングケアの化粧品を集めようと検討しているのですが、値段が高いのでためらってしまいます。（20歳ゆかりさん）

確かに高いものはあるけど、必ずしも金額にこだわらなくてもOKです！ 肌に合うものをコツコツ使うこと、肌質や肌悩みに合わせて調整しながらしっかり保湿することが大切です。自分にとって無理なく続けられるアイテムを見つけましょう♩

目的別！エイジングケアアイテムの使い方と選び方のコツ

保湿ケア

乾いた肌は硬くなっているので、化粧水で水分を与えてやわらかくほぐし、その後に保湿成分がなじみやすい状態にもっていきましょう。

保湿ケアにオススメの成分

: ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、エラスチン　など

乾燥しやすい目元や口元などには、重ねづけがオススメです。

シワ・たるみケア

保湿を強化したうえで、シワ・たるみケアに適した美容成分が豊富に含まれている美容液を取り入れるのがオススメです。いつものケアに1アイテムプラスしてみましょう！

シワ・たるみケアにオススメの成分

: コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、ナイアシンアミド、レチノール　など

目元や口元のシワを改善し、美白※1ケアするクリーム

モイストディフェンシングクリーム【医薬部外品】 30g

7,480 円

有効成分「ナイアシンアミド」配合でシワ改善&美白※1ケアを叶えるクリーム。こっくりとした濃密なテクスチャー。3種の植物由来オイルをバランスよく配合し、うるおいを逃さずしっかり閉じ込めることで、なめらかで輝くような素肌へ導きます。気になるくすみ※2悩みやハリ不足にアプローチします。※1.メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐこと。※2.乾燥によりキメの乱れた肌印象

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美容成分が角質層の深くまで浸透することで、肌にもともと備わっているバリア機能が健やかに保たれ、加齢速度を遅らせる効果が期待できます。

美白ケア

メラニンの生成を抑えたり、メラニンの還元を促したりする成分が含まれた美白化粧品を使いましょう。すぐにシミが薄くなるわけではないけれど、美白化粧品でのケアを習慣づけることで、シミやくすみの悩みがやわらぐ可能性が。

代表的な美白有効成分

: ビタミンC誘導体・アルブチン・プラセンタエキス・コウジ酸・ルシノール・カモミラET・エナジーシグナルAMP・リノール酸S・トラネキサム酸・4MSK・エラグ酸

ゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗い流したりすると肌が乾燥して敏感になり、メラニンの生成も促されてしまいます。肌をこすらないように、正しく洗顔することも大切です。

UVケア

日焼け止めも立派なエイジングケア！紫外線は一年中降り注いでいるため、夏場だけでなく一年を通して日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めは毎日使うことが大切なので、継続しやすい使用感や金額で選べばOKです♩

日差しが強い日や汗をかいてしまったときは、こまめな塗り直しもお忘れなく。メイクをしているときは、日焼け止め効果のあるファンデーションやフェイスミストなどを活用してみてください。

紫外線対策と美肌ケアが1本でできる美容液タイプの日焼け止め

UVブロック SPF30 PA+++ 80g

3,300円

みずみずしく軽いテクスチャーで、UVケアをしながら美肌を叶える美容液タイプの日焼け止め。脱毛期間中のデリケートな肌との相性も良く、敏感肌の方にもオススメです。

詳細はこちら

編集部厳選！エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

これからエイジングケアを始めたいと思っている人のために、編集部がオススメアイテムをピックアップしました！
※掲載している商品は、監修者が選定・推奨しているものではありません
※ここでの「エイジングケア」とは、年齢に応じたお手入れのことを指します

【洗顔料編】エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

DEW 　スイートシャンティウォッシュ／2,750円（編集部調べ）／カネボウ化粧品: ヒアロトリートメントS※配合のとろみペーストが、生クリームのようなふわとろ濃密泡へ変化。至福の洗い心地で汚れを吸着し、しっとりなめらかな肌へと導きます。
※ ヒアルロン酸Na、アセチルグルコサミン、メチルセリン、マルチトール、グリセリン（保湿）

泡立て超簡単♩濃密なキメ細かい泡で毛穴汚れとサヨナラ！

ディープクリアウォッシュ　120g

3,300円

濃密できめ細やかなもっちり泡で毛穴の汚れや古い角質汚れを取り除きます。しっとりとした洗いあがりで、洗顔後のスキンケアの効果を引き出します。

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【化粧水編】エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

フーミーモイストエイジングケアローション 200ml／2,530円／ナズル: プラセンタエキス・6種のセラミド※などの保湿美容成分をギュッと詰め込んだ濃密化粧水。しっとりもっちりとしたテクスチャーで、肌にたっぷりのうるおいをチャージ。
※ セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、セレブロシド

うるおい成分を余すことなく肌に届け維持する化粧水

シープインモイスチャライジングローション

4,400円

ディープモイスチャー成分※1がすみずみまで浸透※2。うるおい成分を余すことなく肌に届け維持します。濃密なうるおいで満たし、キメの整ったみずみずしい肌へ導きます。※1 シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(保湿成分)

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【美容液編】エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

サナリンクルターン薬用コンセントレートセラムホワイト（医薬部外品）／1,760円／常盤薬品工業: シワ改善と美白※の効果を持つ、ナイアシンアミドを有効成分として配合。とろ密テクスチャーでみずみずしくなじみ、ハリとうるおいあふれるクリアな肌をキープします。
※ メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

リニューアルした純度100%(※1）、高品質サラブレッドプラセンタ原液

高濃度プラセンタ原液EX100　30mL

13,200 円

肌の基盤※2を整え、さまざまな肌悩みにアプローチ。うるおい、ハリ、透明感※3のある肌へ導きます。※1.化粧品原料として ※2.角質層　※3.角質層の保湿による

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【クリーム・乳液編】エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

乾燥さん薬用しっとりクリーム（医薬部外品）／1,760円／BCL: シミ※1、シワ※2、肌荒れ・ニキビを防ぐ3in1高保湿クリーム。肌にとろんとのび、バームのようにピタッと密着してうるおいを密封します。有効成分ナイアシンアミドとグリチルリチン酸ジカリウムのほか、ヒト型セラミド※3、アミノ酸※4、ワセリンなどの保湿成分もIN。
※1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ　※2 シワを改善する　※3 ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、N-ステアロイルフィトスフィンゴシン、ステアロイルオキシヘプタコサノイルフィトスフィンゴシン　※4 DL-アラニン、L-アルギニン、L-セリン、L-プロリン、L-グルタミン酸、L-ロイシン、グリシン

うるおいを角質層のすみずみへ巡らせ閉じ込める乳液

キープインモイスチャライジングミルク　100mL

4,950円

ナチュラルアクティブ成分※1が肌にうるおいを与え、しっかり閉じ込める乳液。
うるおいヴェールで肌をやさしく包み込み、ふっくらハリのある肌へ導きます。※1イワベンケイ根エキス、ケーパー果実エキス、クロミグワ葉エキス

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【日焼け止め編】エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

キュレル潤浸保湿ＵＶエッセンス（医薬部外品）／1,760円（編集部調べ）／花王: 肌のうるおいを守るために欠かせない、セラミドの働きを補いうるおいを与える処方。保湿成分を配合し、紫外線・乾燥から肌を保護。ちり・ほこり・花粉といった汚れの付着も防ぎます。

【アイクリーム編】エイジングケアにオススメのスキンケアアイテム

エリクシールレチノパワーリンクルクリーム S 15g（医薬部外品）／6,490円／資生堂: シワ改善の薬用有効成分、純粋レチノールを配合。肌みずからがヒアルロン酸を生み出し、水分量を増やすことで柔軟な肌へ。真皮のコラーゲン密度を高め、シワを改善します。

目元や口元のシワを改善し、美白※1ケアするクリーム

モイストディフェンシングクリーム【医薬部外品】 30g

7,480 円

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生活習慣の改善も重要なエイジングケア！インナーケアも意識しよう

エイジングケアのためには、外側からだけでなく内側からのケアを見直すことも大切！バランスのとれた食事や質の良い睡眠、適度な運動などの基本的な生活習慣を整えられるよう、少しずつ意識してみてください。

内側からキレイをサポートするスーパーフルーツ青汁

スーパーフルーツ青汁D&B　30袋入

6,264円

安心と安全にこだわり、農薬不使用栽培の国産大麦若葉を100%使用。さらに、スーパーフルーツ11種類と、プラセンタ、コラーゲン、ヒアルロン酸、ビタミンC、ビフィズス菌、ケラチンの美容サポート成分6種類を配合。
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