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脂性肌(オイリー肌)の悪化は日常生活が原因!?今すぐ見直すべきNG習慣&スキンケア10選【医師監修】

脂性肌(オイリー肌)の悪化は日常生活が原因!?今すぐ見直すべきNG習慣&スキンケア10選【医師監修】

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肌がベタつく脂性肌(オイリー肌)は、テカリやベタつきが気になったり、ニキビや毛穴の黒ずみが気になったりと悩みがつきないですよね…。でも肌質だから仕方ないとあきらめてしまっていませんか? 実は、何気なくしている行動が脂性肌(オイリー肌)の悪化の原因になっているかもしれないんです!

今回は、皮膚科医のコッツフォード先生に、脂性肌をより悪化させているNG習慣&対策法を詳しく教えてもらいました!さっそく参考にして、ベタつき知らずの肌を目指しましょう♡‬‬

コッツフォード良枝先生
コッツフォード良枝先生

麻酔科・一般皮膚科・美容皮膚科などの幅広い経験を経て、GINZA Zen禅クリニックの院長に就任。テレビなどのメディアでも活躍中。

そもそも、脂性肌(オイリー肌)って?

脂性肌(オイリー肌)とは、水分量も皮脂量も多い肌状態のこと。肌にうるおいや弾力があり、顔全体が常にベタつくのが特徴です。
起こりがちな肌トラブルには、もともと皮脂分泌量が多いTゾーンのニキビや毛穴開き&黒ずみがあります。

脂性肌は、皮脂腺を活性化させる男性ホルモンが増える思春期に多い傾向。通常、ホルモンバランスが安定している大人にはあまり見られません。なんだか顔がベタつく…なんて場合は、混合肌やインナードライも疑ってみましょう!

混合肌は、Tゾーンがベタつき、頬・目元・口周りはカサつきがち。インナードライは、顔全体がベタつきがち。どれもベタつきが気になるという状態なので、見分けが難しいですよね。
一番判断しやすいのは、お風呂上がりの肌。入浴後すぐにベタつく場合は脂性肌、つっぱり感があり少し経ってからベタつく場合は混合肌orインナードライの可能性があります。

下記に各肌質の特徴をまとめたので、参考にしてみてくださいね。

肌質別の特徴&目立つ肌トラブル
特徴 症状 目立つ肌トラブル
脂性肌(オイリー肌) 肌の水分・皮脂量が多い 顔全体が常にベタつく

・Tゾーンのニキビ

・Tゾーンや頬の毛穴開き&黒ずみ

混合肌 肌の水分量が少なく、皮脂量が多い

・Tゾーンがベタつきがち

・頬、目元、口周りがカサつきがち

・Tゾーンのニキビ

・鼻の毛穴開き&黒ずみ

インナードライ 肌の水分量が少なく、皮脂量が多い

顔全体がベタつきがち

・Tゾーンのニキビ

・鼻の毛穴開き&黒ずみ

乾燥肌 肌の水分・皮脂量が少ない

・顔全体がカサつく

・白い粉を吹いている

・乾燥によるニキビ

・乾燥による毛穴開き&黒ずみ

・乾燥小ジワ

肌質によって特徴や症状は違っても、起こるトラブルはほぼ同じ。原因や対策法も同じようなものになってきますが、大元の原因は少しずつ異なるんです。
混合肌やインナードライ、乾燥肌の人は下記の記事をチェック♩

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脂性肌の大きな原因は“ホルモンバランスの乱れ”

脂性肌は、ホルモンバランスの乱れが大きな原因。皮脂量が多い脂性肌ですが、皮脂分泌とホルモンバランスは密接な関係にあり、ホルモンバランスが乱れると皮脂分泌を過剰にさせる仕組みになっています。女性の場合、ホルモンバランスが乱れがちな生理前は皮脂分泌量が増えることも。

基本的に肌質は体質によるものですが、ホルモンバランスは日常生活の習慣の乱れでより悪化してしまうんです。これから紹介するNG習慣をしている人は、気づかぬうちにホルモンバランスを乱れさせ、脂性肌を悪化させているかもしれません…!

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脂性肌(オイリー肌)を悪化させているNG習慣 -食生活編-

【脂性肌NG習慣①】脂質や糖質の多いものばかり食べていて栄養バランスが偏っている

ついつい手が伸びてしまう脂質や糖質の多い食べ物、毎日のように食べていませんか?
脂質や糖質は、身体の中で脂肪となり蓄えられます。適切な量であれば問題ありませんが、摂りすぎてしまうと蓄えがいっぱいになり、皮脂として外に排出されてしまうんです。
かといって極端に避けるのはNG。身体に必要な油分が足りなくなり、乾燥肌に傾いてしまうことも。

脂性肌の場合、少しくらい乾燥肌に傾いた方がいいのでは? と思う人もきっといますよね。肌は乾燥するとそれを補おうとして皮脂を分泌する仕組みなので、乾燥肌に傾くとより皮脂が出てしまい脂性肌は悪化するばかりなんです…。

【脂性肌改善が期待できる♡対策法】

栄養バランスのいい食事を心がけよう

特定の栄養素ばかりに偏らないよう、バランスのいい食事を心がけましょう。
皮脂分泌を抑制させるのに効果的なビタミンA、ターンオーバーを整えるのに効果的なビタミンB、コラーゲンの元となるタンパク質やビタミンCがオススメ。
お菓子で摂ってしまいがちな糖質や脂質も、下の表を参考にして日々の食事に摂り入れられるとGOOD!

脂性肌にオススメの食べ物
多く含む食べ物

脂質

アボカド、ナッツ、魚(サーモン、サバなど)、植物油(オリーブオイルなど)

糖質

玄米、そば、いも類、フルーツなど

タンパク質

肉、魚、チーズ、豆腐、納豆、ナッツなど

ビタミンA

緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、かぼちゃなど)

ビタミンB

豚肉、鶏肉、アーモンドなど

ビタミンC

フルーツ、野菜(赤パプリカ、アセロラ、パセリなど)

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【脂性肌NG習慣②】暴飲暴食をすることが多い

暴飲暴食を続けていると、腸内環境が悪くなりターンオーバーが乱れやすくなります。ターンオーバーの乱れは肌のバリア機能を低下させ、乾燥を引き起こすことに…。それを補おうとして皮脂分泌が過剰になるので、脂性肌が悪化してしまうことがあります。

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【脂性肌改善が期待できる♡対策法】

暴飲暴食をした翌日は食事を調整しよう

脂っこい&甘い食べ物、お酒や甘い炭酸ジュースなど、身体にとって刺激となるようなものを食べすぎてしまった! なんてときは、次の日の食事を調整し胃を休ませてあげましょう。

野菜を使った温かいスープなど、消化にいいものを食べるのがオススメです♩

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ビタミンを多く摂ろう

脂質や糖質は、ビタミンB1を使ってエネルギーに変わります。摂取量に合わせてビタミンB1を摂るのも効果的です。

脂性肌(オイリー肌)を悪化させているNG習慣 -生活習慣編-

【脂性肌NG習慣③】短時間の外出や室内にいるとき、夏以外は紫外線対策をしていない

ゴミ出しのような短時間の外出や1日中室内で過ごす日、ジリジリ焼ける感覚のない夏以外は紫外線対策をしていない人もいるのでは?
紫外線のなかでもシワ・たるみの原因となるUV-Aは、雲や窓を通り抜けて肌に到達します。ほんの数秒当たるだけでもダメージを受ける可能性は大いにあり。さらに、紫外線は年中無休で降り注いでいるので、どんなときでも油断は禁物です。
紫外線ダメージを受けると、肌のバリア機能が低下し脂性肌の悪化につながってしまいますよ。

【脂性肌改善が期待できる♡対策法】

室内外にかかわらず1年中紫外線対策を徹底しよう

毎朝のルーティーンに紫外線対策を取り入れ、室内外にかかわらず1年中しっかりと紫外線対策するようにしましょう!
特に春から夏にかけては、どんどん紫外線量が増えてきます。日中は、紫外線予防効果をキープするために2〜3時間おきに日焼け止めを塗り直すのがオススメです。

紫外線対策や日焼け止めについては下記の記事もチェックしてみてください!

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【脂性肌NG習慣④】ストレスが溜まっていたり睡眠時間が短いことが多い

脂性肌は、ホルモンバランスの乱れが大きな原因。過度なストレスを溜めていたり睡眠時間が短いと、ホルモンバランスが崩れて皮脂分泌が過剰になる可能性があります。

ストレスや睡眠不足の悪影響はこちらの記事もチェックしてみてください!

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【脂性肌改善が期待できる♡対策法】

適度な運動や好きなことをしてリフレッシュしよう

ストレスを発散するためには、適度な運動や自分の好きなことに没頭する時間を設けて、リフレッシュできるとGOOD。運動は、1駅分だけ歩くようにしたり、なるべく階段を使うだけでも効果的です。

普段運動をする習慣がなかったり苦手な人は、運動をすることがストレスになることもあります。無理矢理にでも運動する必要はないですが、運動不足が原因でターンオーバーが乱れてしまうこともあるんです。
自分が無理せずできる範囲の運動を続けていくのが大切ですよ♩

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寝る30分前にはスマホを触るのをやめよう

寝る直前までスマホを触っていて、なかなか寝つけない人も多いはず。実は、スマホの明るい画面が、睡眠を促す作用を持つメラトニンの分泌を抑制させてしまうんです。
少なくとも寝る30分前にはスマホを触るのをやめて、寝る体制を整えましょう。睡眠時間の目安は毎日7時間以上、22〜2時の間に取るのがベスト。

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【脂性肌NG習慣⑤】メイク崩れを防ぐためにベースメイクを厚塗りしている

脂性肌の人は、肌のキメが粗いので化粧ノリが悪かったり、皮脂量が多くて崩れやすかったりします。それらを防ぐためにベースメイクを厚塗りしてしまいがちですが、毛穴がふさがって皮脂や汚れがさらに詰まってしまうことが。すると、ターンオーバーが乱れて肌のバリア機能が低下し、脂性肌が悪化する可能性があります。

【脂性肌改善が期待できる♡対策法】

なるべくベースメイクは薄づきになるように仕上げよう

肌は、正しくターンオーバーが行われることで正常に保たれます。ベースメイクはなるべく薄づきになるように仕上げて、毛穴に皮脂や汚れが詰まるのを防ぎましょう。
顔のベタつきが気になる脂性肌の人は、さらっと仕上がるパウダータイプを使うのがオススメです。

脂性肌さんは、ニキビや毛穴などのトラブルが多いので、できるだけカバー力の高いアイテムを使って隠したいですよね。
普段は軽く仕上がるパウダータイプ、特別な日はカバー力のあるリキッドタイプにするなど、使い分けるのがいいかもしれません。

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【脂性肌NG習慣⑥】メイクを落とさずに寝てしまうことが多い

最近、メイクを落とさず寝落ちしちゃう日が増えてる…なんて人は要注意です!
毛穴にメイク汚れや皮脂が詰まり、ターンオーバーが乱れ肌のバリア機能が低下する可能性が。さらに、肌が清潔ではない状態が続いてしまうので、ニキビなどの肌トラブルも悪化しかねません。

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【脂性肌改善が期待できる♡対策法】

家に帰ったら速やかにメイクを落とそう

帰宅したら手を洗う流れでメイクを落とせるとベストです! 難しい場合でも、寝る前には必ずメイクを落とすように心がけましょう。

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脂性肌(オイリー肌)を悪化させているNG習慣 -スキンケア編-

【脂性肌NG習慣⑦】洗浄力が弱いor強すぎるクレンジングや洗顔料を使用している

洗浄力が弱いクレンジングや洗顔料は、余分な皮脂や汚れが肌に残ってしまう可能性があります。さらに、洗浄力が弱い分、力を入れてゴシゴシ洗ってしまいがちなので、摩擦刺激になり肌のバリア機能が壊れてしまうことも。
また、ベタつきをしっかりと落とすために、洗浄力が強すぎるアイテムを使っている人も気をつけて。肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を招いてより皮脂分泌が増えてしまうこともあります。

どんなクレンジングや洗顔料を選べばいいかは最後の項目で解説しているのでチェックしてくださいね!

【脂性肌NG習慣⑧】さっぱりしすぎているor油分の多いスキンケアアイテムを使用している

脂性肌の人はベタつきが気になるので、さっぱりとしたスキンケアアイテムを使っている人、化粧水のみでスキンケアをして乳液などを使わない人も多いですよね。毎日のように保湿が足りない状況が続くと、肌に必要な油分が足りなくなり、乾燥による皮脂の過剰分泌が起こることがあります。
また逆に、油分の多いアイテムを使っている人も注意が必要です。もともと皮脂が多い肌に油分の多いアイテムを重ねると、毛穴詰まりや過剰保湿の原因となり、ターンオーバーや肌のバリア機能の乱れを引き起こします。

脂性肌さん向けのスキンケアアイテムの選び方は最後の項目で紹介しています。チェックしてみてくださいね。

【脂性肌NG習慣⑨】ベタつきが気になり1日に何度も洗顔をしている

ベタつきが気になってしまい、1日に何度も洗顔をしている人はいませんか?
何度も洗顔をすると、肌に必要な皮脂が不足してしまい乾燥につながることがあります。乾燥は、皮脂分泌をより過剰にしてしまいます。
洗顔後、皮脂は徐々に分泌され、2〜3時間ほどで元の量に戻る仕組みです。必要以上に洗顔をすると、その分悪化してしまう恐れがあるんです。

【脂性肌NG習慣⑩】ベタつきをしっかりと落とすためにゴシゴシと顔を洗っている

ベタつきをしっかり落とすためにゴシゴシと力を入れて顔を洗っている人は、今すぐ洗顔方法を見直して。ゴシゴシ洗いは摩擦刺激になるので、肌のバリア機能が低下してしまうことが。

ベタつきを落とそうと思ってした行動が、まさか逆効果になっているなんて思いもよらないですよね…。
今から、脂性肌さんにオススメのスキンケア方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

脂性肌(オイリー肌)さん必見! オススメのスキンケア方法をご紹介

【脂性肌向けスキンケア①】クレンジングや洗顔料は自分の肌に合う洗浄力のアイテムを使おう

クレンジングや洗顔料は、自分の肌に合う洗浄力のアイテムを使うのが一番。どのくらいの洗浄力が自分に合うかは、病院に行って聞いてみるのがオススメです。

メイクの濃さや汚れに合わせて、洗浄力の異なるクレンジングアイテムを使い分けるようにすると、汚れは残さず落とせるし、肌の負担も減らせますよ。

【脂性肌向けスキンケア②】さっぱりしすぎているスキンケアアイテムは週2〜3回までにしよう

ベタつくのでさっぱりさせたい気持ちも分かりますが、保湿が足りない状況が続くことで肌状態の悪化につながっては本末転倒です。収れん化粧水などアルコールが含まれていたり、ピーリング成分が入っていたりするアイテムは特に週2〜3回ほどにとどめて、頻繁に使用しすぎないことが大切です。

脂性肌さんには水分油分のバランスのとれたアイテムや、ニキビのもとになりにくい処方のノンコメドジェニックのスキンケアアイテムがオススメです。また、ジェル乳液などさっぱりしたテクスチャのものでもいいので、乳液も必ず使いましょう。

【脂性肌向けスキンケア③】レチノールを配合したスキンケアアイテムを使おう

脂性肌には、レチノールが配合されたアイテムがオススメ。レチノールには、皮脂分泌を抑えたりターンオーバーを正常化させる効果がありますよ♩

【脂性肌向けスキンケア④】朝晩2回洗浄料を使って洗顔をしよう

脂性肌さんは、朝晩2回、洗浄料を使って洗顔するのがベストです。どうしてもベタつきが気になる場合は、フェイスパウダーで抑えてあげましょう。

あぶらとり紙は皮脂を取りすぎる可能性があるので、使いすぎはNG。軽くティッシュオフした後に、ほどよく皮脂を吸着してくれるフェイスパウダーをのせましょう!

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【脂性肌向けスキンケア⑤】もこもこの泡でやさしく洗顔をしよう

しっかり泡立てた洗顔料で、やさしく擦らないように洗顔しましょう。撫でるように洗うのがポイントです。
詳しい洗顔方法は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

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脂性肌の人は一度病院を受診するのもオススメ

入浴後肌がすぐにベタつくかどうかを判断基準とし、脂性肌の可能性がある人は早めに皮膚科を受診するのを推奨します。脂性肌の大きな原因はホルモンバランスの乱れなので、肌トラブルだけでなく健康面などにも問題が出てくる恐れがあるからです。内科でホルモンバランスを検査し、内面から正しく治療をするのも良いかもしれません。

そもそも、肌質を自分で判断するのは難しいし、思い込みでスキンケアなどの対策をしてしまうのは危険。まずは、皮膚科で自分の正しい肌質を診断してもらうのがオススメですよ。

脂性肌は正しい対策法で改善できるはず!

脂性肌を改善するには、日常生活の習慣を見直したり病院を受診して内面から治療していくのが大切です。
ベタつきだけでなくニキビや毛穴の黒ずみなどの肌トラブルにも悩まされ続けるのはつらいので、今回ご紹介した正しい対策法を実践しできるだけ脂性肌を改善して、ベタつき知らず&トラブルに負けない肌を目指しましょう♡

 

構成・文/vivace

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