気になる背中のブツブツの原因と対処法とは?脱毛が効果的な理由も紹介

背中にブツブツができると、かゆみや痛みを感じることがあったり、背中の開いた服を身につけても見た目が良くなく、悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。背中のブツブツには種類があり、原因もいくつか考えられます。

症状に合ったケアをしないと悪化する可能性があり、重症化すると病院での治療が必要になるケースもあります。背中のブツブツへの対処法を知り、状況によっては背中脱毛も検討してみてください。背中脱毛におけるメリットもご紹介します。

気になる背中のブツブツは何?

気になる背中のブツブツは何?

さまざまな原因が引き金となり、背中にブツブツができることがあります。かゆみや痛みを伴うこともある背中のブツブツの正体は、いったい何なのでしょうか。種類や特徴について解説します。

ニキビ

ニキビは「尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)」とも呼ばれるものです。毛穴に皮脂が詰まって毛穴がふさがり、皮膚の内部にアクネ菌が増殖することによって炎症を起こすとブツブツになります。

顔に発生することが多いですが、背中にも起こりやすい症状です。はじめは「コメド」と呼ばれる白いブツブツ(白ニキビ)ですが、炎症が進むと赤くなり(赤ニキビ)、中に膿が溜まってしまうこともあります。

数は少なく、サイズは大小さまざまです。

マラセチア菌

マラセチア菌は全身に常在する真菌(カビ)の一種で、皮脂をエサにして増殖し、炎症を引き起こしてブツブツを生じさせます。背中は皮脂分泌が多い場所なので、マラセチア菌によるブツブツが発生しやすいのです。

皮膚の浅い部分で起きた場合はシミのような斑点ができますが、毛穴の中の深い部分(毛根周辺)で炎症を起こすと毛包炎(毛のう炎)になります。ニキビとは原因が異なるため、抗生物質や抗真菌成分の入った薬を使うと改善が見込めます。

背中のブツブツの原因とは

背中のブツブツの原因とは

背中のブツブツは、ニキビもしくはマラセチア菌によるものであることがわかりましたが、菌を誘発する原因は何なのでしょうか。3つの原因についてご説明します。

皮脂や汗

背中は皮脂腺が多く汗をかきやすい場所です。そのため、毛穴に汚れや皮脂が溜まりやすい環境で、顔などとは異なりこまめに洗うのは難しいものです。

しかし、何もケアせずそのままにしていると、ふさがった皮膚の内部でアクネ菌やマラセチア菌が増えてしまい、気づかないうちにブツブツが発生して悪化する恐れもあります。

乾燥

皮膚が乾燥すると、うるおいを閉じ込めようとする力が働いて皮脂の分泌が増えます。

さらに、乾燥することによってターンオーバー(肌の生まれ変わり)のサイクルが乱れ、はがれ落ちるはずの古い角質が皮膚内にとどまって毛穴をふさいでしまうため、詰まりやすくなります。

アクネ菌もマラセチア菌も毛穴に詰まった汚れをエサにして増えるものなので、格好の温床となってブツブツを引き起こしてしまいます。

ホルモンバランス

偏った食事や睡眠不足などの不規則な生活、月経などの要因によってホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンが増えて皮脂の分泌が増加しやすくなります。また、ホルモンバランスが崩れるとターンオーバーも乱れがちです。

皮脂が過剰分泌されたり、ターンオーバーが上手くいかなかったりすると、毛穴に皮脂などが溜まりやすくなるため、溜まった汚れをエサにして菌の活動が盛んになり、ブツブツができてしまいます。

背中のブツブツの対処法

背中のブツブツの対処法

背中にブツブツができた場合はどうすればいいのでしょうか。対策方法をご紹介します。

肌を清潔にする

入浴時はブツブツを刺激しないようにやさしく丁寧に洗い、汗や皮脂、石けんなどをキレイに流して清潔な状態にしてください。ボディーソープや石けんをたっぷり泡立て、ガーゼや肌触りのよいタオルなど、肌に負担の少ない素材のもので洗うのがおすすめです。

頭を洗うときにはシャンプーやコンディショナーなどが背中に残りやすいので、残らないように気をつけてください。また、ブツブツができているときは、髪の毛が背中の皮膚に当たらないようにまとめたり、結い上げたりしておくとよいです。

保湿ケアをする

乾燥もブツブツの原因になることを前述しました。肌を乾燥から守るには、お風呂上がりなどに化粧水やボディクリームを使って保湿をすることが重要です。

顔のスキンケアをしている人は多くても、背中などの見えづらい部位は怠りがちです。しかし、ブツブツを繰り返さないためにも、顔と同じような保湿ケアをおこなうのがおすすめです。

背中は自分ではケアしづらい場所ですが、鏡でチェックしながら保湿してみてください。

ひどい場合や長引く場合は皮膚科を受診しよう

自分でケアしたり市販薬を使ったりしても、背中のブツブツが治らないこともあります。その場合、ケア方法が原因と合っていない可能性が考えられます。

もしもブツブツの症状が長引いたり、ひどかったりする場合は、我慢せず皮膚科を受診して適切な治療を受けることも大切です。

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背中脱毛のメリットを紹介

背中脱毛のメリットを紹介

背中のケア方法の1つに、背中脱毛があります。背中にニキビなどのブツブツがあってもお手入れを受けることが可能ですが、ニキビの状態やサロンによっては避けてお手入れとなる場合もあります。では、具体的な背中脱毛のメリットについてご紹介します。

背中ニキビなどのトラブルを防げる

毛が生えているときは、毛穴は開いた状態になっています。しかし、脱毛のお手入れをして毛を取り除くことにより、毛穴が引き締まる効果が期待できます。

すると、汚れが毛穴に詰まりづらくなるため、背中ニキビやマラセチア菌による炎症などのトラブルの防止につながります。さらに、ムダ毛がなくなると汗をかいてもムレにくくなり、雑菌の繁殖も抑えられます

清潔に保ちやすくなる

背中は汗をかきやすいため、不衛生になったりニオイが発生したりしがちです。ムダ毛をお手入れするとムレにくくなり、皮脂や老廃物などの汚れも溜まりづらくなるため、清潔な状態を保ちやすくなります

背中のムダ毛はカミソリなどを使って自分で処理することもできますが、処理しづらい場所のため傷つけてしまうことがあります。できた傷口から雑菌が入って炎症を起こす可能性もあるため、逆効果になりかねません。

ミュゼならサロン品質の保湿ケアも受けられる

ミュゼプラチナムでは、お手入れ後にプラセンタエキスを配合したオリジナルのミルクローションを使用してケアをおこなっています。つまり、脱毛のお手入れに行くたびにサロン品質の保湿ケアを受けることができるのです。

脱毛期間中は自宅での保湿ケアをお願いしているので、無料カウンセリングやお手入れのときに相談していただければ、スタッフがケアのアドバイスをさせていただきます

脱毛で背中のブツブツを防いでキレイになろう

脱毛で背中のブツブツを防いでキレイになろう

背中のブツブツは、皮脂の多量分泌や乾燥、ホルモンバランスなどの影響で、菌が増殖しやすくなって起こることがわかりました。清潔にしたり保湿をしたりしてケアする対処法のほか、背中脱毛もおすすめです。

ブツブツを防ぎつつキレイな背中を手に入れ、背中の開いた服やドレス、水着などを堂々と着こなしてください。

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