脱毛ジェルとは?ジェルあり・なしのサロンの違いも解説
脱毛サロンが提供している光脱毛は、お手入れ工程に「ジェル塗付」があるサロンがほとんどです。このページでは、脱毛の際に使うジェルの役割や使い方について詳しくご紹介していきます。
また、最近はジェルを塗らずにお手入れするサロンもあります。ジェルありとジェルなしではどう違うのか、メリットやデメリットも解説します。
脱毛ジェルとは
脱毛ジェルとは、光脱毛や医療レーザー脱毛の際、脱毛機を照射する前に脱毛部位に塗るジェルのことです。肌にジェルを塗り、その上から脱毛機をあてていくのが一般的なお手入れの工程で、照射後、ジェルは拭き取ってもらえます。
冷たいジェルを使用しているサロンや、人肌程度に温めたホットジェルを使用しているサロンもあり、成分などもどんなジェルを使用しているかによって変わってきます。ジェルを使うメリットは多いですが、ジェルを使わないサロンもあるので脱毛サロンを選ぶ1つの判断基準になります。肌が弱い方は、ジェルの成分にも気を使って脱毛サロンを選んでください。
また、ジェルを利用するデメリットもあるので、注意点も押さえておくことが大切です。
脱毛ジェルの役割
脱毛ジェルには、肌の保護、脱毛効果アップ、脱毛機潤滑剤、美肌効果といった大きな役割が4つあります。なぜ脱毛ジェルを塗ることで、肌の保護や脱毛効果アップなどに繋がるのか、詳しく解説します。
脱毛ジェルの役割①肌の保護
脱毛ジェルを塗ると、脱毛機のライトやレーザーから肌を守ってくれます。脱毛はライトやレーザーを皮膚に照射して毛根に熱ダメージを与えるので、表面の皮膚に少なからず負担をかけてしまいます。
実際に、この熱による刺激が痛みに繋がっています。肌が弱い方であれば、痛みを強く感じるだけでなく、肌が赤くなったり軽い火傷が起きたりします。
そこで、ジェルを塗っておけば肌をバリアしてくれるため、負担を和らげることが可能です。先に冷却ジェルで肌を冷やしておけば、火傷のリスクも抑えることができます。また、乾燥している肌にライトやレーザーを当てると、痛みが強く出ることがあります。
ジェルで肌の水分を補えば、痛みの軽減も期待できます。脱毛サロンで使われるジェルには保湿成分が含まれているものが多いので、肌が潤いやすいです。
脱毛ジェルの役割②脱毛効果アップ
肌の水分は脱毛機から照射されるライトやレーザーの通りをよくします。ジェルで肌を潤せば、ライトやレーザーが毛根まで届きやすくなるので、脱毛効果が得られやすい状態となります。
逆に肌が乾燥してかたくなっているときは、ライトやレーザーが肌の奥まで届かず、脱毛効果が得られにくくなります。肌が乾燥しやすい季節であれば、より脱毛効果を実感しにくくなってしまいます。ジェルを使うことで肌の状態を潤った状態をキープしやすくなります。
脱毛効果を効率よく得るために肌の水分はとても重要なので、お手入れ前のジェル以外でも日常的に保湿クリームなどで肌をケアすることが大切です。
脱毛ジェルの役割③潤滑剤
脱毛機のなかには、脱毛機の照射面を肌の上で滑らせながら照射していくマシンがあります。そういった脱毛機の場合、ジェルが潤滑剤の役割を果たしてくれるので、お手入れがスムーズです。このようにお手入れがスムーズになることで、同じ時間でも照射面積が増えたり、照射漏れを防げます。
ジェルが塗られていない状態で脱毛機の照射面を滑らせると、肌をこする状態になるので摩擦で肌を傷めてしまいます。肌が乾燥している状態だと脱毛機の滑りが悪くなってしまうため、より摩擦が増してしまいます。また、滑りが悪いと肌がよれて照射できない部分が出たり、痛くなったりする可能性もあります。
脱毛ジェルの役割④美肌効果
美肌成分が配合された脱毛ジェルを使用する脱毛サロンはたくさんあります。そのため、脱毛しながら肌をワンランク上の美しさにすることも可能です。
ミュゼのS.S.C. iPS care 方式の脱毛では、ジェルではなく美容液を使用します。この美容液の保湿成分により、肌への負担を抑えてスムーズにお手入れを行えます。さらに、仕上げには潤い美肌成分(プラセンタエキス)入りのトリートメントが含まれています。
高い美肌効果が期待できるので、脱毛と美肌効果を両立させたい方におすすめです。
脱毛ジェルにデメリットはある?
脱毛のお手入れの際に脱毛ジェルを使うメリットは多くありますが、デメリットもあるので事前に把握しておくことが大切です。
ここからは、脱毛ジェルのデメリットをご紹介します。
ジェルが冷たく感じる
脱毛で使われるジェルの多くは肌よりも温度が低いため、肌に塗ったときに冷たさを感じてしまいやすいです。例えば、背中など見えない部位に冷たいジェルを塗られると、いきなりひんやりして驚いてしまうことがあります。
また、ジェル特有の感触が不快に感じる方も少なくありません。スタッフもそのことを理解しているので、ほとんどの場合はジェルを塗るときはその都度声をかけながらお手入れを行います。
お手入れの時間が伸びる
脱毛ジェルを使ってお手入れをする場合、「ジェルを身体に塗る時間」だけでなく、お手入れ後に「ジェルを拭き取る時間」も必要です。ジェルを塗ることで効率良く脱毛を進められますが、このジェルの準備と後片付けの時間がかかるので注意が必要です。
慣れているスタッフであれば、そこまで時間がかからないこともありますが、担当者によって時間がかかるケースもあります。他にも全身脱毛などお手入れ範囲が広くなるにつれてかかる時間も長くなります。
脱毛ジェルの成分は安全?
脱毛ジェルは、どのジェルを使用するかによって成分が変わってきます。共通して言えるのは、主な成分は水と保湿剤であるということ。ジェルのプルプルした質感は、ゲル化剤などを加えて作り出されています。
水や保湿成分の他、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸などの収れん成分を含んでいるジェルもあります。
安全性の高いジェルを使用している脱毛サロンが多いですが、なかにはアルコールや防腐剤が入っているジェルを使用しているところもあります。敏感肌の方はそういった成分が肌への刺激となってしまうことがあるので、心配な場合はサロンに確認してください。
ミュゼでは、ジェルではなく美容液を使用します。この美容液には保湿成分が配合されており、肌にハリやツヤを与える効果が期待できます。ミュゼならアフターケアにプラセンタ配合のミルクローションを使用するため、さらなる美肌へと導いてくれるはずです。
ジェルを塗るサロンのメリットとデメリット
ここまでのご説明の通り、ジェルを塗るサロンにはメリットだけでなくデメリットもあります。脱毛サロンを選ぶときは、このメリットとデメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。
ここからは、ジェルを塗るサロンのメリットとデメリットをご紹介します。
メリット:肌に優しいお手入れができる
ジェルを塗るサロンの最大のメリットは肌に優しいお手入れができることです。ジェルによって肌に潤いを与えつつ、肌と脱毛機との摩擦や熱による負担を軽減することで肌を守ることができます。
肌への負担を軽減したい方や肌が弱く荒れやすい方であれば、肌に優しいジェルを使ったお手入れがおすすめです。また、ミュゼで行っているお手入れでは、美肌成分が含まれるジェルを使っているため、美肌効果も期待できます。
デメリット:不快感を感じたり時間がかかる
脱毛のお手入れで脱毛ジェルを使うデメリットは、冷たいジェルの感触が不快に感じたり、お手入れの時間がかかってしまうことです。脱毛で使われるジェルの多くは冷たいため、肌に触れると冷たいと感じてしまいます。また、室温が低いと身体が冷えて寒いと感じるケースもあります。
中には温かいジェルを使い不快感を和らげるサロンもありますが、ジェルの感触が苦手という方もいます。他にも、脱毛ジェルを塗る時間と拭き取る時間がかかるのもデメリットです。
ジェルを塗らないサロンのメリットとデメリット
メリット:お手入れの時間が短い
脱毛ジェルを使わないサロンの最大のメリットは、お手入れの総時間が短いことです。ジェルを使ったお手入れの場合、ジェルを塗る時間やジェルを拭き取る時間は必要ありません。そのため、お手入れがスムーズに進みます。
ジェルを使うお手入れの場合は、この準備や後片付けで時間が伸びてしまう可能性があります。時間通りにお手入れを終わらせたい場合は、ジェルを塗らないサロンの方が適しています。
デメリット:肌トラブルになる可能性がある
ジェルを使わないサロンの場合、脱毛機自体に冷却装置がついていたり、痛みを感じにくくするため冷却材を当てながらお手入れを進めます。この場合、ジェルによる保湿効果はないため、肌によるダメージはジェルを使うときよりも大きくなってしまいます。
そのため、比較的肌トラブルに繋がる可能性は高いといえます。肌が弱い方などトラブルのリスクを低くしたい場合はジェルを使うサロンの方がおすすめです。
セルフで脱毛ジェルを使うよりもサロンが安全
脱毛ジェルは、ひやっとした感触やジェルを塗る時間がかかることがデメリットですが、肌の保護や美肌効果など、それ以上のメリットが大きいアイテムです。自宅で家庭用脱毛器を使っている方は、脱毛ジェルを使って照射しようと考えるかもしれません。
しかし、脱毛ジェルは1種類ではなく複数販売されているので、個人で安全かどうか判断するのは難しい可能性があります。ジェルと脱毛機の相性もあるため、自己判断でジェルを使うのはあまり推奨されることではありません。
脱毛サロンで使われているジェルは、厳選されたもので実績もあるので、脱毛ジェルの良さを実感したいときは脱毛サロンで脱毛するのが一番です。
脱毛ジェルの役割やメリットを知って有効活用しよう
脱毛ジェルは肌の保護や脱毛効果の向上、美肌効果など、いろんなメリットがあります。冷たい感触が不快だったり、お手入れ時間が長くなったりといったデメリットもありますが、脱毛するうえで優れた役割を発揮してくれます。
ジェルの成分は安全性の高いものが多いですが、アルコールやハラペンが使用されていることもまれにあるので、敏感肌の方が脱毛する際はジェルの成分を確認することをおすすめします。
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