VIO脱毛は痛みを感じやすい?メリットや注意点も解説

VIOとは、デリケートゾーンにあるVライン、Iライン、Oラインの総称です。VIO脱毛はこのデリケートゾーンに生えているアンダーヘアを脱毛することで、形を整えたり量を調整したりするほか、すべて脱毛する「ハイジニーナ脱毛」という方法もあります。

このページでは、VIO脱毛で痛みを感じやすいというのは本当なのか、その理由やVIO脱毛におけるメリット・注意点などを解説していきます。

VIO脱毛は痛みを感じやすい?

VIO脱毛は痛みを感じやすい?

VIOの脱毛で痛みを感じやすいというのは事実です。しかし、一体なぜなのでしょうか。VIO脱毛で痛みを感じやすい理由を解説します。

デリケートゾーンの毛は色が濃い

アンダーヘアは他の部位の毛よりも太さがあり、色が濃いのが特徴です。

脱毛機のライトの多くは、毛や肌の色づけをする「メラニン」という色素に反応するため、濃い毛が密集しているVIOラインはライトが強く反応し、痛みの度合いも高まります。

皮膚が薄く熱・痛みを感じやすい

VラインとIラインの部分は、皮膚が薄いうえに太く濃い毛が集中しているため、お手入れのときにライトが強く反応し、激しい痛みを感じる方もいます。

Iラインでは、内側に進むにつれて痛みを強く感じやすくなります。Oラインは、VラインやIラインに比べれば毛の量が少なく、比較的痛みを感じにくいです。なお、皮膚の厚さや毛質、毛の量だけでなく、デリケートゾーンの黒ずみも痛みの原因になります。

とはいえ、お手入れを重ねるにつれて毛が細く薄くなっていくので、毎回強い痛みを感じるわけではなく、徐々に落ち着いていきます。痛みの感じ方にも個人差があり、全然痛くなかったという方もいます。

痛みを強く感じやすくなる要因

痛みを強く感じやすくなる要因

VIO脱毛で痛みを強く感じる要因は何なのでしょうか。激しい痛みの引き金となるものについて解説します。

初回の脱毛時

はじめてVIOのお手入れを受けるときは、痛みを感じやすくなります。

理由は、デリケートゾーンは毛が多い分、ライトのメラニンに反応しやすいこと、アンダーヘアだけでなく周囲の皮膚の黒ずみなどにも反応するほか、はじめてで緊張しているという心理的な影響があり敏感になっているからです。

また、お手入れの前に自己処理が必要なため、慣れない自己処理によって肌トラブルが起きている場合などは、より痛みを感じやすくなります。

生理によるホルモンバランスの変化

生理前や生理中は、ホルモンバランスが乱れやすくなっています。ホルモンバランスが乱れることにより、肌が過敏になり、痛みを感じやすくなるのです。

さらに、生理前後は肌も荒れやすいため、その時期にお手入れを受けることで肌トラブルを引き起こす可能性もあります。

なお、生理の最中は、衛生面の理由からVIOのお手入れは受けられません。万が一お手入れの日が生理と重なった場合は、サロンに連絡して予約の日にちをずらしてください。

敏感肌の人や毛が濃く太い人

敏感肌の方や毛が濃く太い方は、ライトの刺激がダメージになり痛みを強く感じやすいです。

また、お手入れをする部位に乾燥肌やカミソリ負けなどの肌トラブルを抱えている場合も、弱っている場所に脱毛機のライトが当たることで激しい痛みを引き起こしやすくなります。

ミュゼプラチナムでは自己処理などで炎症を起こしている部分はカバーをしてお手入れが可能ですが、炎症範囲が広い場合はお手入れをお休みしていただくよう案内をすることもあります。

ニードル脱毛などの脱毛方式

医療機関で行われる「医療脱毛」のなかに、「ニードル脱毛」という方法があります。一つ一つの毛穴に針を刺し、針に電流を流してダイレクトに毛根にダメージを与える脱毛方式です。

毛穴に電気を通すことから、痛みの程度は、サロンで行うライトを照射する脱毛方法の比ではありません。ただでさえVIOという痛みを感じやすい部位であるため、ニードル脱毛では、あまりの激痛に耐えきれず脱毛を続けられない方も一定数います。

このように、脱毛方式による痛みの違いもあります。

VIO脱毛のメリット

vio-pain_3.jpg

VIOは顔や手のような人目に触れやすい部位ではないことに加え、脱毛すると痛いのに、なぜするのか必要性がわからないという方もいるかもしれません。実は、VIO脱毛にはさまざまなメリットがあります。ここからは、VIO脱毛の具体的なメリットをご紹介します。

デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなる

女性には生理があり、生理中はデリケートゾーンのにおいが気になったり、ムレによるかぶれやかゆみが出たりすることがあります。さらに、アンダーヘアは経血や排泄物が絡みやすく、雑菌が発生しやすいです。

VIO脱毛をすれば通気性が良くなり、ムレも起こりにくくなるため、清潔な状態を保ちやすく衛生的です。アンダーヘアがあることによる生理中の不快感が気になる方には、VIO脱毛はおすすめです。

水着・下着を着やすくなる

大胆なビキニやTバックを着けても、ムダ毛が見えると台無しになってしまいます。VIOを脱毛すれば、面積の狭い水着や下着を着たときにもアンダーヘアのはみ出しを気にしなくてよくなり、美しく着こなせるようになります。

また、友人や恋人などから突然海やプールに誘われても、慌てて自己処理をする必要がありません。準備に手間をかけることなく、ムダ毛を気にせずアクティビティを満喫できるようになります。

自己処理によるデメリットが少なくなる

VIOの毛を自己処理している方も多いかもしれません。しかし、カミソリを使って自己処理する場合、アンダーヘアと一緒に皮膚が削れて傷ついてしまうことがあります。

また、除毛クリームでは皮膚に負担がかかって肌荒れを起こす可能性があり、毛抜きでは毛穴に負担がかかって黒ずみや色素沈着を起こす可能性があります。

その点、VIO脱毛をすれば、頻繁に自己処理する手間が省けることに加え、自己処理によって起こりうる肌トラブルも回避できるようになります。

空席確認・予約する

VIO脱毛を受ける前の注意点

VIO脱毛を受ける前の注意点

VIO脱毛を受けるときは、事前準備や事後のケアが必要です。VIO脱毛を検討している方は、以下の内容をよくチェックしてください。

事前に自己処理をしておく

お手入れをする前日、または当日に、ムダ毛を自己処理しておく必要があります。脱毛機のライトは毛のメラニン色素に反応しやすいため、長い毛があるとライトが毛全体に当たってしまい、肌に当たって痛みを起こす場合があります。

さらに、ライトが毛根のみに当たるのではなく分散されてしまうため、十分な脱毛効果を得られない可能性もあります。

なお、自己処理をする際は、カミソリや毛抜きに比べて肌を傷つけにくく負担の少ない電気シェーバーで行うのがおすすめです。Oラインは自己処理するのが難しい部位なので、できる範囲を自分で行っておけば、剃り残しはサロンで行ってくれる場合もあります。

脱毛後は保湿ケアをする

VIOのお手入れを受けた後は、肌が熱をもちやすく敏感かつ乾燥しやすい状態になっています。そのため、入念に保湿して、水分と油分をしっかり補ってください。

肌トラブルを避けるため、当日のアフターケアはもちろんのこと、お手入れに通っている間は常に保湿ケアを意識して行うことが大切です。

VIO脱毛の特徴を押さえてデリケートゾーンをスッキリさせよう

VIO脱毛の特徴を押さえてデリケートゾーンをスッキリさせよう

VIO脱毛は痛みを感じやすいものですが、デリケートゾーンを清潔に保てて快適に過ごせるようになったり、自己処理で起こりやすいマイナス面をカバーできるなど、メリットもたくさんあることがわかりました。

アンダーヘアにお困りの方は、サロンやクリニックでVIO脱毛を受け、お悩みからの解放を目指してみませんか。

空席確認・予約する